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125048 journal

Tatenonの日記: この物語はフィクションであり以下省略 1

日記 by Tatenon
『先日のジャンボジェット機墜落の原因は何だったんですか?』

「事故当時、100年に一度あるかないかという激しい乱気流に機体の不調が重なり、とても難しい状況でした。
 機長もなんとか機体の安定を保とうとしていたのですが、燃料は十分あるにも関わらず、ジェットエンジンの推力は徐々に落ちていく一方でした。
 乗客が不安がっていたので、機内放送で、大丈夫なので冷静に行動するよう機長がお願いしたのですが、
 この時に機長が言い間違えた言葉に気が付いた乗客の一人が『機長は錯乱している』と騒ぎ始め、
 次第に収集がつかなくなりました。しまいにはCAまで一緒になって騒ぎ出し、機長を変えろと言い出したのです。
 機長はその間も操縦を続けました。副操縦士がミスを繰り返しても墜落だけは避けなければならないと
 必死だったようです。副操縦士が交代を申し出ましたが、今は危険だからと譲らなかったようです。
 そして、もうすぐ空港に到着するというところまで来たときに、ついにファーストクラスにいた客数名が操縦室になだれ込み
 ました。機長はじめパイロットたちは必死に危険を訴えましたが、乗客は『やってみなけりゃわからん』
 『いっぺんやらせてみたらいい』『パイロットを換えることが重要』と無責任なことを言って機長たちを操縦室から追い出しました。
 その中にはパイロット経験者も居たらしいのですが、結局親も兄弟も空港勤務という男が操縦桿を握りました。その客はジャンボの操縦経験がありませんでしたが
 自分も操縦できると思っていたようです。
 その男はまずエンジンに送る燃料をカットしました。燃料の供給が止まったジェットエンジンは止まってしまい、機体は徐々に速度と高度が落ち始めました。
 乗客には着陸態勢に入ったとアナウンスしたようです。乗客たちは男が操縦できると信じてしまい、大人しく席に戻りました。
 機長は何が起きているのか想像できたので、顛末を書き残し、これが原因究明の鍵となりました。
 空港を前にして速度が落ちすぎた機体は失速し、コントロールができなくなりました。
 男はここでジェット燃料のコックを全開にして立て直そうとしたようです。
 実は墜落してると乗客が気づいた直後に機体は滑走路に激突。右翼が根元から折れました。
 左翼だけになった機体はエンジンから火を噴きながら回転し、砕けながら滑走路を滑っていき、空港ターミナルに激突。爆発四散しました。
 乗客乗員は全員死亡。現場周辺にも甚大な被害が出ました。」

『なるほど。つまり機長の言い間違いが事故の原因ですね。』
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • (事実上の)新しいパイロットになる悪党面のオッさんは、まぁ、アレですから。

    #だから、今度の選挙は、「自民党が日本をダメにした」と思ってる人間には悪夢なんですよ。
    #選択肢が、自民党と自民党小沢派しか無いんだから。

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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー

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