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aitoの日記: 2010年7月22日(木)SP&SLP研究会まとめ 午後後半

日記 by aito

○異なる収録機器に対応した肉伝導音声変換のための音響特性自動補正
奈良先端.NAM音声を補正して通常音声に戻す一連の研究.マイクが変わったときの特性の違いを適応により補正する.変換方法はGMMで,補正方法はCMLLR.8発話ぐらいでクローズド条件と同じ性能.応用的には意味があるが,よく使われている手法をつかったら思った通りよくなりました,という感じ.

○1対多固有声変換に基づく無喉頭音声の音質及び話者性の改善
同じく奈良先端.声帯を失った人のさまざまな方法による発声(無喉頭音声)を通常音声に変換する.対象は食道発声と電気式人工喉頭による音声(電気音声)および微弱電気音声,手法はGMM声質変換.単に通常音声に変換するだけでなく,話者性を自由にコントロールする方法(1対多固有声変換)を入れることで,出力を本人の昔の声に近づけることができる(かもしれない).声質をいじらなくても,提案法では固有値展開によってパラメータを低減するので,少ない学習音声で高品質な変換音声が得られる.実際に聞いた音声は,それなりによい品質になっていた.

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クラックを法規制強化で止められると思ってる奴は頭がおかしい -- あるアレゲ人

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