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akiraaniの日記: 第4回MMD杯について4(受賞作以外の特集) 1

日記 by akiraani

 さて、いつになく語ってしまいましたが、第4回MMD杯関連のエントリもこれで最後です。前回、受賞作すべてについて語るという暴挙に出てしまいえらいボリュームになってしまいましたが、今回は純粋に個人の趣味で選外になってしまった作品について取り上げていこうかと思います。

 MMDもこの第4回で2周年です。初めてMMDを見たときも神ツールだと思いましたが、MMDの進化はとどまるところを知らず、今回も可能性の片鱗を見せてくれました。本当は第3回以降に積み重ねられた進化が形になっただけなんだと思いますが、MMD杯くらいの規模のイベントだとこういうのがはっきりしていいですね。
 個人的に今回感じた可能性をキーワード化すると「表情」「世界」「メカ」の3つ。

 まず一つ目の「表情」ですが、まずはイロモノ2連発。

霊夢がシフトチェンジでRED ZONE
 これは表情は表情でも「顔芸」というジャンルですな。MMDでこれが出来るというのは実はめちゃめちゃすごいことなんですが、ネタのインパクトがひどすぎて完全にかすんでますが。特に最後のドヤ顔が実にいい。

律っちゃん目立ちすぎww
 比較版見てもらえばわかりますが、ネタ動画をMMDでトレスした動画です。動きもすばらしいですが、後ろでひたすら暴れてる律っちゃんの表情が実にいい。このおもろ顔はきっといろいろ応用が利くと思う。

 さて、ネタばかりでもあれなので、1つ正当派を。

ボーカロイドイメージシリーズ【Pure Smile - 初音ミク】
 Lat式ミクと呼ばれるユーザーモデルを使った作品です。実はこのモデルは総合優勝作品のChaining Intention【PV】でも使われています。受賞作の表情表現もすばらしいですが、こちらもかなり魅力的です。

 ダンスPVが今回増えたのは、実はバストアップ以上にズームして表情をはっきり見せても大丈夫なモデルが登場したのが大きいのではないかと思います。ズームが使えるとカメラワークの自由度がずいぶん変わりますからね。
 この多彩な表情はドラマ系の作品にも応用が利く技術なので、今後力作が期待できるんじゃないかと思います。

 さて、お次は「世界」ですね。

千早×咲夜で、Be MYSELF☆【アイマス×東方】
 まずはこちら、東方とアイマスのキャラが衣装をとりかえて踊っている作品です。タイトルの通りアイマス世界と東方世界が融合した作品と言えるんじゃないでしょうか。

ミュージック・ヒロ場
 こちらはアイマス、東方、VOCALOID……御三家と言うよりニコニコオールスターといった感じでなかなかにカオスな顔ぶれです。背景に使われているのが静止画を立体背景として取り込むという第3回以降に出てきた技術で、現実世界をMMDに取り込んでいるという点にも注目です。

『世界、一新。』MikuMikuDanceで行こう。
 元ネタはA列車9のデモムービーですが、それをMMDの舞台背景だけで再現した作品。まだまだ電車や車なんかのオブジェクトが寂しいですが、MMDで背景世界を作っていく様子が垣間見えてなんかわくわくします。

CrossOver 混在する世界
 まさかの攻殻機動隊とメタルギアソリッドのクロスオーバー……というか中の人ネタ。まあパロディものと言ってしまえばそれまでですが、MMDでこれが出来るというのはものすごい進歩です。

 VOCALOIDにはキャラクターはあっても、東方シリーズやアイマスのようなキャラクターの背景設定はまったくありません。ところが、オリジナルにはないハクやネルと言ったキャラなど仲間も増え、ゲキド街やら銀匙町なんかの舞台設定も登場して一種のシェアワールドが作られつつあります。
 それだけじゃなく、複数の世界が交わったり、まったく新たなキャラ、新たなワールドが作られたり、広がり方が半端ないです。

 あとは「メカ」ですね。

頭文字M
 見ての通り、峠レースです。レースシーンが早回しすぎなのがちょっと残念ですが、それでもハンドルからタイヤまできちんとメカニカルに動いてます。ドリフトなんかもかなり迫力がありますし、使い方次第でいろんな可能性が見えてきます。

たいやき
 レース系と言えば、これも面白いです。まあ、ひとことで言ってしまえばクレイジータクシーをMMDで再現したわけですが、さらっと再現できてしまうところがすごい。無表情のSDデフォ子が自転車が車をぽんぽんはねていく様子はクレイジータクシー以上にクレイジーです。

「ハク姉の記念日」
 トラック、装甲車、船、グライダー、屋台?などなど、まあたくさんの乗り物や建物が登場します。そして、それらを使って映画のワンシーンに匹敵するような映像が出てきます。こういうことが出来れば、作品の幅がずっと広がりますよね。

とある宇宙の無反動砲(ボールキャノン)
 ネタキャラにがちでええ話を演じさせるというギャップの塊みたいな作品ですが、おどろいたことにSFですよ。ボールにほめはちょいと反則臭いですがはやぶさの造型は良くできてますし、ネタ方向が強いとは言えギミックも凝ってます。

 MMDは人間のキャラクターを動かすのが主眼のツールですが、ユーザーモデルの広がりは人間じゃないものにまで広がっています。電車、飛行機のような実在のものから、モビルスーツ、バルキリー、ゾイドといった架空のメカまで……。ありとあらゆる3DオブジェクトをMMDで動かせてしまう、汎用性の高いツールに進化しているということです。いやー、ほんと良くできたツールです。

 はい、というわけで、MMDが垣間見せてくれた未来をテーマに作品を挙げてきましたが、最後に個人的な趣味、お気に入りを簡単にご紹介。

オー!ミクキー【MikuMikuDance】
 動かせるはずのMMDであえてオー!マイキー。ある意味逆転の発想です。

ボカロ達でナデシコのOPっぽいもの
 OPパロ系はいくつかありましたが、個人的にはこれが一番お気に入り。比較動画もあります。

東方で「ルノワールVSセザンヌ」
 ギャグマンガ日和ネタはニコニコでは結構ありますが、それをMMDで、しかも東方でやってしまった……いや、できてしまったと言うべきか。

ミク軍曹の訓練学校
 嘘字幕シリーズもニコニコでは人気のあるMADですが、これは作者のMMD愛がかなりほとばしってますなぁ。ネタの折り込み方が大変うまい。

つなわたリフティング 【原点回帰】
 綱渡りをしながらリフティングをするという映像はトレス元が事実上存在しないわけですが、モーションがものすごく良くできてる。受賞作に名を連ねてても全く不思議ではない作品です。

It happens!【MMDサッカー】
 あまりに動きがリアルなので、おそらく元ネタがあってトレスしてるんだと思いますが、それにしたってこの人数をいっぺんに動かすのはすごい。

世界の破滅と存亡を賭けて朝飯を食う動画
 不条理ギャグ作品ですが、格闘アクションが良くできてます。ジョン・ウーばりのスローモーション演出に、覚悟のススメのあの一騎打ちシーンの再現、これは見事です。

METSU☆ミクさん
 いやなんというか、これは見てくださいというほかない。スト4の昇竜拳の演出も迫力ですが、不意打ちで来るのと笑顔が実にいい。

Martialarts motion 【Kill you】
 さて、こちらはおなじ格闘でもサブミッションがメイン。ぬるぬるといやらしい攻防してます。しかしなんでトラックの上なんだこれw

東方幻想鏡
 これMMDを抜きにしても面白いので、東方ファンになら誰にでもお勧めできます。がちの東方二次創作ですが、普通に続きがみたいです。

Bad Apple!!【鏡音リン・レン】
 東方系でもう一つお気に入りなのがこれ。影絵でニコニコ上で大ブレイクしたBad Apple!!のダンスPVですが、それぞれ白と黒の衣装を着せて、踊るステージは紅魔館に博霊神社。

Dear Friends
 ドラマ系の中では、これかなり好きです。ヨーロッパ風の街並みといい、外人キャラといい、他のMMDドラマ作品にはない要素が完成度が高く織り込まれてる。

Return to THE Moon
 はやぶさを題材にした作品がありましたが、こちらはかぐやです。天体ファンとしてはこれは外せないです。そして泣けます。

ノンブル
 街の本屋さんと、想い出の絵本にまつわるミニドラマ。クラシックBGMといい、街並みにといい、雰囲気作りがとてもうまい。そして素直に泣けます。これはええ話です。

とある小さな戦い【MikuMikuDance】
 もやしもんの菌戦争をMMDで再現。まさかMMDにこんな使い方あろうとは。


 ひらがなの「ぴ」のフォント1つを動かして、数学的というかフラクタル的というか、なんとも不思議な図を作っている作品。

モーションライブラリインデックス 【MikuMikuDance】
 MMDのツールを、MMD杯で公開しちゃったという前代未聞の作品。しかしこれは大変便利そうなツールですな。

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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家

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