フラッシュファイルシステム

2010年5月18日　Linuxカーネル2.6.34リリース，新ファイルシステムが2つ追加

もうひとつのLogFSは，USBやSSDなどのフラッシュデバイスを扱うファイルシステム。同じくフラッシュデバイスを扱うJFFS2に比べメモリ消費量も少なく，高速アクセスが可能な点が特徴だ。

ダウト。
USBやSSDは内部にフラッシュを使っているものの、内部チップで様々な変換をして普通のブロックデバイスに見せている。

組み込み等のむき出しのフラッシュがここでいうフラッシュデバイスであり、内部チップが行っているような制御を自前で行うのがフラッシュファイルシステムである。

JFFS2やこのLogFSなどのフラッシュファイルシステムをUSBやSSDに使ってもむしろ非効率なので注意。

LogFS：新方式のフラッシュファイルシステム

「USBスティックをフラッシュファイルシステムで使うために、こうしたブロックデバイスインタフェースは、Linuxでフラッシュを扱うMTD（Memory Technology Device）に変換し直す必要がある。この二重の変換は、きわめて非効率的だ。メーカー側が、デバイス内のフラッシュチップそのものに対するアクセスを一切の変換なしに可能にしてくれれば、フラッシュファイルシステムはもっと役に立つものになるのだが」（Engel氏）

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とここまで書いて

Linuxカーネル 2.6.34リリース、新ファイルシステム対応や電源管理機構の強化など改善点多数

LogFSはSSDやUSBメモリといったフラッシュメモリ系ストレージ向けのファイルシステムで、高速なマウントやメモリ（RAM）の利用効率の高さなどが特徴。

これにも「SSDやUSBメモリといったフラッシュメモリ系ストレージ向け」とあるのを見つけた。
本当に生フラッシュじゃなくUSBやSSD向けなのか？

changelogとしてあちこちからリンクされてる
http://kernelnewbies.org/Linux_2_6_34

LogFS is a filesystem designed for storage devices based on flash memory (SDD hard disks, USB sticks, etc). It is aimed to scale efficiently to large devices. In comparison to JFFS2, it offers significantly faster mount times and potentially less RAM usage. In its current state it is still experimental.

たぶんコレが元じゃないかと思うがソース不明

ChangeLog-2.6.34

[LogFS] add new flash file system

        This is a new flash file system. See
        Documentation/filesystems/logfs.txt

Documentation/filesystems/logfs.txt は技術詳細しか書いてない

http://logfs.org/logfs/FAQ

Q: Does FogFS work on both NAND and NOR?

A: Yes, it does. It works on block devices (USB stick, hard disk, etc.) as well.

ブロックデバイス(USBスティック、HDD等)でも(訳注：NANDやNORフラッシュと)同じように動くよ

ここでUSBスティックが出てくるが、USBスティックとHDDを同列に書いてるので、特にフラッシュベースのストレージ向けではないように読める。
(ブロックデバイスだとMTDレイヤのバイパスくらいはしてるかもしれないが)

どうもソースが見つからないので、
たぶんkernelnewbies.orgのデマじゃないかと思う。