本当にセキュアなシステム（機密性だけでなく、完全性と可用性もきちんと担保されているシステム）をグリーン化するということなら、それは大変に結構なこと。だがその一方で、インセキュアな状態のシステムを「グリーン化しますた」といってみたところで、そんなシステムで一旦事故でも起ころうものなら、その対応のために膨大な資源がワシワシと食いつぶされることになってしまうわけで、きわめてナンセンスなことでしかないわけだ。

lame な DNS, bounce spam する MTA, WEP しか使えない AP, bot の温床となる野良システム, セキュリティがちゃんと理解できてない（経営者｜管理者｜ユーザ）, etc... 本当の「グリーンIT」とは、まずはまともなセキュリティ対策の実施から始めなければならないのではないのか？