bugbirdの日記: 時代錯誤だよねぇ。。。 2
最近試験運用を開始して話題になっているradiko.jpなのであるが、私の近辺ではサービスそのものよりも、その restricting で盛り上がっていたりする。東京近郊または大阪近郊の(と思われる) source address でないと、聴取ができない『建前』となっているからなのだが、さっそくその restricting を迂回する方法で盛り上がっているわけ。
そもそも、radiko の目的の一つは、昨今の電波事情で聴取が困難になっているユーザを "The Net" の到達性でカバーしようということであったはず。で、その到達性に対してわざわざ restricting を適用するという統合失調症的感覚がなんとも酷い。
一応、『ラジオの地域密着性を云々』というのが restricting の建前らしいのだが、波長が短くて到達性が限られる FM ならともかく、AM ラジオは本来は全国放送だったはずなんだよね。ちょいとアンテナ端子に電線を繋ぎさえすれば、関西ローカルの番組は、ごく普通のラジオでも聴取できたんだから(もっとも深夜放送の隆盛に伴ってキー局中継がなされるようになったから、そう云う聴取はほぼ絶滅したのだが)。
似たような restricting については、既に YouTube が実施をしているけれども、これは RIR / NIR というレベルで IP アドレスが割り当てられているために、DVD のリージョン管理くらいの粒度での運用が可能なわけ。一方、今回の NIR 以下の LIR に依存しているアドレス割当を前提とした restricting が建前の通り実施できるかどうかは、かなり疑問だと思う。仮にできたとしても、あっという間に迂回するための proxy サーバが林立することになるんじゃなかろか?
追記:
とりあえず、IP アドレスによる地域判定をサービスしている会社はあるらしい。Twitter で情報が流れてきた。Thanks > 情報提供者。ぶっちゃけ、そう云うサービスが成立しているだけ、このレベルの粒度での地域判定はやっかいであるということだろう。
さて。と、なると、一体どう対応したらいいのか? 歴史的な流れを見るに、これはもう「諦める」しかないのだな。現実を素直に受け入れ、これに対応した施策を考える方が、つぎはぎだらけになることが必至の restricting リストを不毛にメンテナンスするよりも、ずっと健全であろうということ。
しかし、今回の件といい、某日本○○○の twitter 禁止令といい、あの方面の中の(えらい)人の感覚って、どこまで現実からズレてるんだろうねぇ。
現場はそんなにずれてないでしょう (スコア:2)
だからタテマエとして今回のユルいrestrictionを用意したのかと。
Re:現場はそんなにずれてないでしょう (スコア:1)
# コメントがインターナルエラーで落ちるので、元記事のコメント
ポン!(ひざを打つ音)
なるほど、そう云うことかぁ。。。
--- Toshiboumi bugbird Ohta