cyber205の日記: いまだに洋服着て部族間戦争とは、凄いのか馬鹿なのか… 3
- ヨーロッパから繊維製品、ラム酒、武器を西アフリカへ輸出
- 西アフリカから奴隷を買って西インド諸島へ輸出
- そして西インド諸島で砂糖や綿を買ってヨーロッパへ輸出
これは有名な「三角貿易」というやつで、黒人奴隷の問題はこうやってタネが蒔かれたわけです。
当たり前のことなんですが、そういう商売ができるってことは、彼ら貿易商に黒人を売りつけた
現地人がいるってことでもあります。貿易商人たちの奴隷狩りだけでこんなに集まるわけがない。
奴隷を集めてヨーロッパの業者に売ったのは、現地の権力者(つまりは黒人)やアラブ人商人である。
[wikipediaの「奴隷貿易」より]
そんだけ奴隷貿易はおいしい商売だったし、部族間闘争も激しかったってことなんでしょう。
アーリア人の人種的優越を唱えてユダヤ人を虐殺するような民族主義的社会主義とか見ると
民族主義もかなりアレなわけですが、当時の黒人たちは互いの戦士を奴隷に売り飛ばして
自ら国力を落とし、ヨーロッパに搾取される構造をわざわざ作っていたわけですね。
# もっと昔はスラブ系の人が奴隷として有名だったらしく、Slave[奴隷]の語源は「スラブ人」の意味だとか。
以前は植民地となっていた彼らも今ではそれぞれ独立を果たし、
もっとマトモに交渉による解決や助け合いが見られるのかと思えばさにあらず。
現代アフリカの部族間抗争ではみんな洋服を着て弓矢やナイフで戦う
いまだに戦ってるわけなんですね、懲りずに。
その解説が面白すぎます。
- 戦いの指示をするマサイの男性。
伝統により、戦いは夜明けとともに始まり日没と共に終わります。 - オルメリル谷を挟んで矢を放つマサイ族の戦士。
基本的に村中全員参加で男は直接戦闘に参加し、女は見張りを行うのだそうです。 - 地元警察によると、弓矢が狩猟以外で使われるのはとても珍しいことだそう。
マシェット(山刀)よりも威力があり対人兵器として有効だということに最近気付いたのではないかとのこと。 - 意外なことに接近戦はほとんど行われないそうですが、危険かどうかというのは話が別。
矢が顔に刺さってしまった戦士もいます。 - 弓矢やマシェットだけでなく、スリングによる投石も武器になります。
- カレンジン人は「戦場で戦うのは正しいことだと信じている。夜は戦わない。夜の戦いはよくない」と述べています。
- 互いの部族の中に知り合いがいるケースもあるとのことで、相手の中に知り合いを見つけたような場合は、
互いに戦わなくても済むように戦地を移動してしまうとか。また、このような抗争の間も対話・交渉は続いており、
かなりの頻度で携帯電話によるテキストメッセージの交換が行われているとのことです。
また、次の襲撃の時間などの情報も共有しているようです。 - 日が暮れると帰宅。
ううむ、いまだに白兵戦を、マチェーテみたいな長鉈と弓矢で戦ってるとかありえん。
スリングショット(パチンコ)は使っても、銃は使わんのか?
あんな派手な洋服で戦ったらすぐ見つかるじゃん、迷彩服は着ないの?
いまや先進国の戦争は暗視システムを使った兵器使って夜戦奇襲攻撃から始めるというのに、
夜明けから攻撃開始、日没には帰宅とか、襲撃の時間を共有して戦うとか行動が謎すぎ。
といった疑問点が挙がりますね。
彼らは伝統に則った戦争をやってるのだそうだけど、そこまでやるのは誇りある伝統を守っていて凄いのか、
それともいまだにそんな戦いをしているから本当は馬鹿なのか、自分にはよく分かりません。
伝統を大事にしているようでいて、情報伝達には惜しげもなくハイテクを使ってたりするし。
ルールが無かったらどうなるか (スコア:0)
ルール無用だったら、多分こんなに部族が残っていなくて、一部は完全に白人に支配されている。
それどころか白人の国になったはず(ニュージーランドとかオーストラリアみたいな感じ)。
#情報伝達についてはそもそも伝統的なルールには入っていなかっただけでしょうな
Re:ルールが無かったらどうなるか (スコア:2)
ま、確かにルールは先進国の間にもありますけどね…何ちゃら禁止条約とか、国際法とかで。
何してもいいなら軍隊も一般市民もまとめて核弾頭落として敵国を焦土にすれば勝てるわけだし。
そんなことやってたら今のようにこんなに多くの国が残ってない…と。怖すぎる(汗
# 破壊力が大きすぎて、ルール無用のガチバトルでは人類が滅亡してるかもしれん。
所属する集団のために戦う (スコア:1)
むかし [slashdot.jp]読んだ「となり町戦争 [shueisha.co.jp]」を思い出しました。
戦争自体が一大公共事業という見方に感心したものですが、実際に戦闘行為が9時5時になったとするともはやスポーツか何かにしか見えない気がします。
この国だと詐称とか天下りとか談合・密約とかいろいろ出てきたりするので、もう少し生臭いストーリになってしまうのでしょうけど。
#紹介サイト読んで文庫版も欲しくなってきた