cyber205の日記: スペックシートからは何が良いのか分からないMUSES01(NJM5720) 2
秋月の販売品目にしてはやけに高価で怪しいオーディオ専用オペアンプ
2回路入り J−FET入力 高音質オペアンプ MUSES01(NJM5720)
なのですが、噂をしてる人がいないかと検索してみたところ、やはり
「何がしたいのか分からない」という感想を持っている人に当たりました。
>クロストークの少なさ以外は,正直言って,何がNJM5720ウリなのかわかりません.
>GB積やTHD+Nの値などは何か間違えたのではないかと思い何度も確認しました.
>JFET入力らしいですがIbがやたらと大きいです.
他のOP-Ampと比較したリストが付いているのでよく分かります。妙な感じですよね。
>データシートも中途半端な印象です.たとえば過渡応答性のよさをアピールしたいのか,
>条件を変えてのグラフが三つも示されていますが,Settling Timeの数字は示されてはいません.
>さらにオフィシャルWebサイトにもデータシートにも,NJM5720の特性を活かすための使用例の回路が
>まったくありません.
そう、オフィシャルサイトはやけに気合いが入ってて、壁紙までダウンロードできちゃったりする。
ただ、チップそのもののイメージ写真ってどうもPOVRAYで作ってあるっぽいんだよね。
以前に2SC1815をレンダリングして遊んでたことがあるから分かる。
とにかく、オーディオマニアを相手に商売するつもりなんだろうなと思っていました。ところが…
>サンプル配布対象は法人のみでサンプル価格は1個3000円だと判明します.ここまでくると,
>新日本無線そのもののスタンスが,ずいぶんちぐはぐに思えてきます.
>法人を相手にしてビジネスをするなら,雰囲気だけを売り物にする「専用オフィシャルWebサイト」は無用です.
うぉぉ?これはなんというか、アホじゃなかろうか。今は秋月で買えますけどね。
だけど、よく見たらJRCのサンプル価格より高いではないか、3.5K円で売られているし。
>オーディオ用としてはNJM・MUSESに現時点ではブランドイメージがあるわけではないので,
>あえて使うことはないということでした.つまり,MUSES搭載と宣伝するよりは,
>NSやBBの高精度オペアンプ搭載とするほうが,はるかにウリになるということのようです.
ですよねー
ということで、確かによくわからないチップなんだよな。
このチップのウリは、
>・音質に大きな影響を与えるリードフレームに、高純度の無酸素銅を採用
>・左右(L/R)のチャンネル間クロストークの徹底低減
>・数値には表れない心に響く良質な音を追求
>などの特徴によりハイエンドオーディオ機器に最適な製品です。
ということなのだけど(秋月サイトより)
社内に巣食うマニアックな社員の暴走によって作られたでかい花火?
正体不明のトンデモチップ?かと思いきや、JRCは何だか知らないけどやる気マソマソで、
現時点でMUSES01(NJM5720)/MUSES02/MUSES8820と懲りずに3製品もラインアップ。
MUSES8820に至っては面実装部品まで用意して「高級オーディオ機器の量産モデルに最適」だとか。
「高級っぽさ」がまるでスペックシートに現れないこの製品にうかがえる
「端からは理解不可能な自信」はいったいどこから来るのだろう…。
ま、MUSES8820はローコスト化もきちんと考えて作ってあるらしいから、
商売としてはこれが本命なのかもしれないけど。
ハタから見てるとあまりに怪しくて相手する気にもならないのだけど、
しかしJRCってのはちゃんと名の通った国産メーカーなんだよな。それに、実際に試してみないで
結論を下すというのは、シミュレーションだけで製品を作りもせずに評価するようなもの。
もしかして彼らは本気の本気なんだろうか。これはひょっとして、試して…みるべき?
(同じことをオートバックス等で売られている燃費グッヅで実行したらほぼ完全に裏切られるけど…)
JRCのサイトを見ると、MUSES01/MUSES02は両方とも秋月で販売中らしい。
このチップを絶賛してるレビューを書いている人もいるけど、
そのリスニングシステムにMUSESが組み込まれているのはDACまわりらしい。
DACに使うオペアンプねぇ…。
パワーアンプのドライバに使うってわけでもないのだな。
OPA2134の代わりに使うようなオペアンプってことか。
オーディオ評論家の皆さんも、実は「先入観」というBiasがかかってるとしか思えない記事を書く人多いし、
肝心の「耳」という奴が、自分の耳ではイマイチ信頼できないので、(年齢と共に劣化するもんだし)
試してみたいけどやはり自分には使いこなせないチップのような気がしないでもない。
最近はPCのサウンド出力をDACに通してオーディオに流す人も結構いるようだから、
そういう用途で活躍するのだろうね。
オカルト極まれり (スコア:1)
特性を見ても、特にどこか特徴というか尖った部分があるわけでもなく、あの分野での定番アイテムである無酸素銅以外は、ほとんどオカルト的というか。
そうはいっても、モノリシックICをアマチュアをメインターゲットにチョボチョボ売るというのは、ありえないでしょう。私も何をターゲットにして作ったオペアンプなのか分かりかねますが、恐らくオーディオセットメーカーに採用してもらって、「MUSES搭載!」とか何とか言って売ってもらうのが公式サイトの目的でしょうね。
たぶん、怪しいオーディオマニアな団塊管理職の暴走のような気がします。別にブランドでもない新日本無線ではビジネス的にどう考えてもありえないです。というか、新日本無線もよくこんなの許可したなぁ
もはや、これ周回遅れの化石のようなことやっているとしか...私は正直、新日本無線オワタと思いました。
止めた方が良さそうな...
あるいは、出力50mAとれるというからヘッドホン鳴らす用途には使えるかもしれません。ヘッドホンアンプの中にはNJM4580とかこの手のオペアンプで鳴らすものがときたまあります。
もはや、オカルトチックな世界かもねぇ、オーディオって
はじめまして! (スコア:1)