矩形消去 (DECERA) を実装する為にソースを読んでいた時、元から有る矩形消去の制御シーケンスの動作がちょっと怪しい事に気が付いた。
パラメータをすべて指定した時は問題無いのだが、パラメータ数が足りない時に以前の別の制御シーケンスで指定されたパラメータを使ってしまっていた。
本来はどういう動作をするべきなのかは判らないが、流石に別の制御シーケンスで指定されたパラメータを使うのはバグだと思い、修正する事にした。
該当の制御シーケンスはコメントによると IO-8256 terminal の物らしいのだが、この IO-8256 terminal というのが何者なのかよく判らない。
ぐぐってみるとこれに Sharp IO-8256 emulator というのが見つかる位で後はまったく情報が無い。(Tera Term のソース関連ばかりが引っかかる)
termcap の内容を眺めた感じでは普通の ECMA-48 端末っぽい。
本来の動作が判らないので、とりあえずは修正後の動作を DECERA と同じという事にした。

あと、この IO-8256 terminal 関連の部分は制御シーケンスのパース処理が他の部分と違っていたので、他の部分と同じような感じに書き換えた。
以前から余計な書き換えをやった結果バグを入れてしまってたりしたが、制御シーケンスのパース処理は書きなれているのでまあ大丈夫だろう。

それにしても、何で書き方が違っていたのだろう。パラメータのチェック等もいい加減だったりするし。(今回のバグの原因)
寺西さんとは別の誰かが書いたとかなのかなあ。