espyの日記: DesignWave誌(2006-3月) の ARM基板を動かす。
ようやく動かそうと手を動かす。
既に2個、シリアルコネクタをハンダ付けしてあって、話題のLVDDピン(27番ピン)も
足上げした所にチップコンデンサを付け足してあってバッチリだ。
PCにUSBシリアルをつないで、9ピンのストレートケーブルで基板をつなぎ、
サンプルのLED点滅プログラムを転送...あれ? 転送がコケる。
2枚ともダメだった。何故何故??
気を利かせて 32768Hzのクリスタルとか付けてるから駄目なのか? と、
取ってみても変わらず。エー?!?! 壊したのかな...
3冊目(^-^;) から基板を取り出し、D-sub9ピンコネクタをハンダ付けして、
サンプルプログラムを転送すると、なんと! あっさり転送できて動くではないか。
もしやと思って、動作不良な基板の、足上げした27ピンを元に戻すと…動いた!
足上げして付けたパスコン、確か仕事場でそのへんにあった0.1uFをつけたかも。
で、試しに1uFに上げてみても、転送できない不具合は直らないようだ。
上げた足には約2.58Vの電圧が確かに出ている。データシートの、
"2.6 V Output of the On-Chip Voltage Regulator" は本当らしい。
だが、計3枚の基板で試したところ、このピンは何も細工せず、基板のフットパタンに
付けたままにしておく方が安定動作するようだ。少なくとも自分の所では、
足上げ、または足上げしてパスコン付きにして、Flash書き込みに成功した例は一回もなかった。
なひたふさんほどうまくないにせよ、27ピンからは5mmも離れていない所に付けたのだが…うぅむ。
念のためADのサイトからErrataをダウンロードし確認するが、それらしい情報は無し。
手元にあってまだ動かしていないという諸兄は、Webの情報を気にせずに、まずは
D-sub 9ピンコネクタをハンダ付けし、電源を与えて動かしてみて欲しい。
ちなみに、Flashへのhexファイル転送は 9600bpsより上げてもokなようです。
# CQ出版はこれを知っていたのかなぁ、もしかして。
# パスコンがそもそも少ないのがいけない っぽいのか。
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