gdgdの日記: ネットでの記事無断転載には法的手段などで厳格対応、AP通信
ネットでの記事無断転載には法的手段などで厳格対応、AP通信なのだそうだ。
難しいだろうなぁ。匿名性だとか、どこまでが転載かとか、引用だと言い張るとか、
いろいろな事例を思いつくが、モグラが多過ぎて叩き切れないって事になりそうに思う。
エスカレートして、ネットアクセスしたことも無い老人を訴える、、なんて事に
ならなければ良いが。
とはいえ、無法地帯を推奨するわけでは、もちろん無い。良質のコンテンツの安定供給の 為には、著作者に配慮する事が必要なのは確か。
問題の本質は何だろう。この場合、取材をし、オリジナルの記事を作成した者が、相応の 収益を得られる事だと思う。
収益があればこそ、会社として存続する事、取材体制を維持する事が可能になる。
方法としてはいくつか考えられるが、落とし所がまた難しいだろうな。
提案としては、まず、著作権者の表示、元記事への URL の明記辺りを(心ある人は、 または強制として)実施する。取材元は、それら集めた人を背景として、 広告その他の収入を得る様にする、辺りか。
通信社としては、記事を買えと言いたいのだろうと思う。が、それは無理だろう。
ブラウザで読めて、コピペできる状態に置いた時点で、その記事はタダと評価される。
タダの物に金を出さない。これもまた健全な経済感覚。
まぁ、だからこそ新しい収益モデルが新聞やテレビに必要になっているんだが。
と、言うか、必要な事までは判明したのだが、現状では、その先を誰も提示できていない。
今はそういう模索の時期なので、色々な動きをして、実効性を試しているという事なのだろう。
でも、この猶予期間がそう長くない事もまた確か。