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日記

gen_no_sukeの日記: Windows 10 へアップグレード

日記 by gen_no_suke

手持ちのノートPC VAIOを更新した。
7/30に「Windows 10を入手する」か何かのメニューからクレクレしておいたのが、いつの間にやらダウンロード完了していることに気がついた(Windows Updateのアイコンが一瞬見えた)のが昨晩。
00:40分頃、Windows Updateから更新をかけ、CPUとファンをぎゅんぎゅん言わせながら円形の進行度を眺めること40分程度。
あっさりとWindows 10に更新完了。

アカウントはローカルアカウントがそのまま使えた。Microsoftアカウント強制が云々は嘘か?
プライバシー系の選択肢は「設定のカスタマイズ」をクリックして全部オフにした。
どれかひとつぐらいはオンになるかと思っていたが、説明を読む限り、大きなお世話だと感じた。

LimeChat, TeraPad, Firefox(バージョンは知らん), PictBearはすんなり動くことを確認した。
その間、ずっと冷却ファンが高速回転しており、タスクマネージャで確認すると、
 IAStorDataSvc(32bit) というものがCPU使用率を25-30%程度でずっとフル稼働しているのが原因のようだ。
ただ、時間も時間なので(01:30頃だ)、シャットダウンして寝た。

朝になって調べて見ると、Intel Rapid Storage Technologyか何かの最新版を入れろや、みたいな記事があったので、帰宅したらそれを試す予定。

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追記:
 最新版を https://downloadcenter.intel.com/download/23496 からダウンロードしてインストールした。SetupRST.exeを使用すると、古いバージョンのがあるから上書きするよ的なメッセージが出る。
 上書きインストール完了後、再起動を求められ、再起動後はCPU占拠も冷却ファン全開も解消。

11043846 journal
日記

gen_no_sukeの日記: 感想文 ドラマ「BORDER」 5

日記 by gen_no_suke

 ここしばらくやってたドラマ「BORDER」が最終回となったが、非常に残念な終わり方だった。BORDERは「ある事件で銃撃され、頭の中に弾丸が残ってしまった若くて優秀な刑事が、その影響で死者と話せるようになり、この能力を駆使して事件を解決する」というのが主な内容。
 毎回毎回、最初に「人は死んだらどこに行くのか」というあおり文句が入る。

 主人公の石川は若くて容姿も良く(小栗旬だからな)、腕っ節も強いし、頭も切れ、職務に精励して被害者の無念を晴らすために動く。必要なら裏社会のコネも使う。はいはい完璧超人完璧超人と言いたくなるほどの主人公っぷりだ。
 (ただし、だんだん安易に裏社会のコネを使うようになって行くので、上司とか検死官からは心配されているのだが、主人公はのらりくらりと追求をかわしている)

 全9回のうち、途中、ダメなおっさんが酔っ払って鉄柵を飛び越えようとして失敗して死んだのが殺人事件ぽいから捜査したけど、殺人事件じゃなかったことがわかる、という毛色の違う話があって、工藤カンクロウっぽい脚本だなぁ、と勝手に思ってた。
 (ほとんど毎日周辺で人が死ぬ某名探偵コナンにも誰も死なない日常系事件が挟まるようなものなのだろう)

 最終回、急に「私は絶対的な悪です」とか言い出すやつが出現する。出現するといっても、ショッピングモールで男の子を誘拐して殺して死体を遺棄した犯人として出てくる、ということなのだが、随分唐突な話だな、と思うと同時に「今日は最終回スペシャルで二時間枠なのか?」とも思い、番組情報を確認すると、通常の一時間枠だった。
 大丈夫かコレ? と思ったときには既に三十分ぐらい経過してるわけである。放送時間的にも解決を急がなければならないが、主人公が急に「被害者の男の子の頭髪を被害者宅から持ち出し、犯人の自宅のソファのスキマに埋め込む」という、意味の分からない行動に出る。
 いやさ、犯人の自宅から髪の毛が出てきたから何よ? 刑事モノだから最終的に犯人が受ける判決は管轄外だとしても、ちゃんと有罪まで持っていける状態にしないと。
 それとも、最近流行の「逮捕しちゃえば社会が勝手に抹殺してくれる」に対する風刺のつもりなのだろうか。

 案の定、思惑は外れ(実際には、家宅捜索してもその髪の毛を警察に発見させることに失敗し)て、自称絶対的な悪に勝ち誇られちゃう… のだが、この自称絶対的な悪も言ってることが(脚本に書いてあることが)なんかおかしい。
「私は絶対的な悪なので、これからもガンガン悪を成します。とはいえ、今回子供を殺したことで、しばらくは母親が我が子から目を離すようなことは減るでしょう」
 殺人=悪 と仮定して、母親が我が子から目を離さなくなる=善 とすると『絶対的な悪』って何よ? 絶対的な悪など存在しない、という主張ならそうだけど、今回の犯人は自称絶対的な悪である。
 主人公のほうは、犯人に「あなたは絶対的な正義」とか言われても否定しないし、疑問も抱かない。お前、今までの切れ者キャラはどこに忘れてきたんだよ。俺はただの警察官で、世の中の母親のことなど関係なく、殺人犯は捕まえる。それだけのことが何故言えないのか。その気になってるんじゃねーよ。

 挙句の果てに、自称絶対的な悪に襲い掛かり、マンションの屋上から突き落とす寸前まで持って行き「死にたくなければ証拠を差し出せ」とか言い出す。残り放送時間も数分になる。大丈夫なのかコレ、と俺はもう一度思う。続きは劇場版か!
 自称絶対的な悪がまた問題発言をする。
「絶対的な悪と絶対的な正義は同じです。違いは、それを実行する者だけ。
 私は悪を成すために人を殺せるが、あなたは無能なのでそれができない」
 逆転裁判なら格好のゆさぶりポイントである。俺は心のLボタンを連打していたのだが、残念ながら待ったがかからない。仕様である。
 絶対的な正義と絶対的な悪は表裏一体なのか、同一なものなのか、どっちの主張なのか、もうわけがわからないのである。これが違う人物の台詞であれば話は違うが、自称(人が殺せるほど有能な)絶対的な悪という同一人物の発言である。
 これは突き落として殺すだろうな、と思ったら、突き落として殺したので、そうなるよな、と思ったのだが、主人公が茫然自失といった感じで泣き出したので「なんでそうなる」と声に出してツッコんでしまった。
 それで、自称絶対的な悪が(死んでいるので、主人公にしか知覚できない死者の状態で)、主人公の肩に手をやり(ポン、と音がする)、無表情に「こちらの世界にようこそ」と言って、暗転し、終了。

 ハァ?

 絶対的な正義と絶対的な悪は同じなら「こっちの世界にようこそ」はおかしい。殺せるか殺せないかは能力の差なんでしょ? 表裏一体(悪があるからこそ正義が輝く)なら、さっきの同一発言がおかしいことになる。
 これまでの話で、死者は現世に一切干渉できない(テレビのスイッチを入れることもできない)とされているから、最後に肩を叩けるのもおかしいのだが、自称絶対的な悪を突き落として自分も死んだので「こっちの世界にようこそ」と考えることもできなくはない。できなくはないのだが、何も描写がないのにそう解釈することに賛成はできない。

 それに、シリーズの副題が7.敗北 8.決断 9.越境 である。7.敗北では「ひき逃げ犯が目撃者を脅迫したり同乗者を自殺に見せかけて殺したり海外に高飛びしたりしたので、逮捕できずに逃がしました」を踏まえ、8.決断で「弾丸と共に生き、正義を貫くことを決断した」けど、今回の9.越境で「正義と悪の境界を踏み越えた(表裏一体説)」のだとすると、主人公悪堕ちエンドと解釈すれば話は簡単だが、その場合は、お前は8.決断で何を決断したんだ、と言いたくなる。
 心が折れるの早すぎ。

 逆に7.敗北で出てきた探偵だか報道屋だかが「端から見れば絶対的な正義も絶対的な悪も同じ怪物」と言った(善悪同一説)のも含めて、善悪同一説で行くなら、それでも良かった。ただし、最初に犯人が「悪があるから正義が輝く」とかいうのはなしな。犯人の主張がブレているのが話をおかしくしている。
 善悪同一説に同意するなら、自称絶対的な悪を殺して、主人公はラストまで堂々としていればよかった。
「俺はお前を殺した。だが、理不尽に子供を殺されて悲しむ母親は少なくなるだろう。絶対的な正義と絶対的な悪が同じなら、文句はあるまい。生き残った俺の(絶対的な正義の)勝ちだ。死者のお前には、もう何もできない」
 これぐらいの台詞が出て初めて、7.敗北が伏線になり得ると思うのだが、その場合、9.越境が副題としておかしくなる。

 あと、犯罪(=法律違反)=悪という前提で善悪を語りはじめるとダメだ。法律は社会制度であって、正義ではないし、善でもない。もちろん、正義を志向しているが、それは社会正義というもので、必ずしも善ではない。悪法もまた法なり、と言って毒殺されることに抵抗しなかったおっさんもいるのだ。殺すことが悪なら、法は悪であると言えるし、善悪表裏説をとるドラマの根幹としてはおかしい。善悪同一説ならいいが、その場合はラストがおかしい。

 残念な結果であった。

11015197 journal
日記

gen_no_sukeの日記: ほのぼのぶなしめじライフ

日記 by gen_no_suke

 先日の日記で愚痴っていた件、どういうわけだか、トップバリュぶなしめじの横にホクトのぶなしめじが復活していたので3袋購入した。

 材料:
  素麺100g(揖保の糸2束)
  ぶなしめじ1袋
  冷凍ほうれん草1個
   ※茹でほうれん草を3つに切って、サランラップで包んで冷凍したもの
  めんつゆ(適量)

  ①めんつゆをそばのかけつゆぐらいに水で割る
  ②火にかける
  ③ぶなしめじ、冷凍ほうれん草を入れる
  ④ひと煮立ちさせたら、火を止める ← かけつゆ完成

  ⑤素麺を茹でる
  ⑥茹で上がった素麺を水でしめる(省略可)

  ⑦どんぶりに素麺を入れる
  ⑧かけつゆを入れる
  ⑨完成

 うまかった。

 そういえば、食パンコーナーの狂気の宣伝もやってなかったし、いい傾向である。俺と同じような気分の人が他にもいて、意見でも送ったのだろうか。ありがたいことである。

10897969 journal
日記

gen_no_sukeの日記: 疑心暗鬼 7

日記 by gen_no_suke

 疑心暗鬼になっている。

 ある顧客へ電話番号もメールアドレスも書いてある名刺を渡してある(初対面時、及び機械整備対応時に、2回渡した)のだが、私への問い合わせが何故か「お客様相談窓口」に来るのである。
 こちらから電話をすると、取り次いでもらえるし、メールを送ると読んでもらえている(ただし、返事は来ないので「メールの件、よろしいでしょうか」と電話をする必要がある)ようなので、電話がない、とかPCがない、ということはなさそうなのだが。
 仮に、私が電話連絡もメールも散々スルーした結果、お客様相談窓口に連絡を入れて「お前のところのgen_no_sukeに連絡を寄越すように言え」と怒鳴る、みたいな状況なら、こちらが全面的に悪い、で構わないのだが、そういうことをした覚えはない。

 何故?

仮説1:こちらに配慮してくれている
 相手の都合を考えずにかかってくる電話は大変失礼、という夏目漱石ばりの配慮により、まずお客様相談窓口に連絡を入れ、その上で折り返しを待つスタイル。
 ※お客様相談窓口の都合はどうなるのか
 ※こちらから電話をすると大抵「席を外している」ので3回ぐらい電話をかける
 ※待ってない

仮説2:そういう嫌がらせ
 お客様相談窓口に負荷をかけ、また対応履歴に名前を頻出させることで社内に「アイツはダメなやつである」という評判を流すことができる。

仮説3:仮説1、2の複合
  悪い評判を流しつつ、連絡をさせるが、あえて席を外すことで負荷を増やし、イラつかせることができる。

 もっと合理的な仮説はないものか。
 疑心暗鬼である。

10831376 journal
日記

gen_no_sukeの日記: 配偶者控除の件 8

日記 by gen_no_suke

 惰性で流していたニュースからチラッと聞こえただけなので、間違ってるかもしれないけど、配偶者控除の廃止について、
  1.配偶者控除を受けるには、収入が103万円未満である必要がある
  2.このため、この「103万円の壁」を越えないようにする女性が多い
  3.この「働き控え」により、税収的には6500億円が減少している
 という前提条件から、結論が
 「配偶者控除をなくせば、女性は壁を気にせずのびのび働ける社会になる」
 になるらしい。
 一瞬、働き控えによる所得税の税収が減っているのかと思ったら、控除を受けることによって減る税収のことを問題にしているらしい。

 俺のような素人の直感だと、むしろ103万円の壁をなくしたほうがのびのび働けるのではないかと思うのだが、それではダメな事情があるのだろうか。
 結婚したら家庭のこととか出てくるし、配偶者控除のための収入の壁も気にしないといけないし、それならいっそ結婚とかしなくてよくね? という話になるんでないのか。
 結婚することに優遇措置がある(配偶者控除)し、収入の壁もなくしてのびのび働いてもらって、その結果としてGDPが伸びたり(所得税の)税収が上がったりするのではイカンのか?

 収入の壁のほうを取っ払った場合の試算もして比較して欲しいと思わなくもないが、まあ、配偶者控除をなくしたほうがいいという結論が作成されるだけだと思うので、無駄なことを要求するのはやめておく。

10799297 journal
日記

gen_no_sukeの日記: 映画「ウォルト・ディズニーの約束」

日記 by gen_no_suke

友「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス!」
俺「相手は死ぬ」
友「死にません」

 傘を持ったご婦人が空を飛ぶという噂だけしか知らない、メリー・ポピンズの製作過程を映画にしたものだそうだが、予告編の1コマにある、メリー・ポピンズと思しきご婦人が戸口に立っているシーンだけで俄然この映画が気になり始めたらしく、連行された。
 随所に笑えるポイントを盛り込みながらも、クライマックスで一気に俺をボロ泣きさせたこの映画には良作の評価をささげるものである。

 邦題がアレなので、ウォルトが「娘とメリー・ポピンズ映画化するって約束したんだ」という台詞が出た瞬間、これ原作者の父親が自分との約束を守ってくれなかったことを思い出して、私のような不幸な娘はもうこの世界にいらない、とかいう理由で和解に至るとか、ディズニーランドをウォルトが案内してその「魔法の王国」のすばらしさに打たれて和解、とかだったらマジでクソ映画の烙印は免れ得ないところだったが、原題は SAVE Mr.BUNKS っぽいアレがオープニングに出ていたので、大丈夫だった。
 何故、邦題がアレになったのか、見終わった今でも理解できない。

 それから、トム・ハンクス扮するウォルトがすごい真剣に「Trust me.」って言ってるのに、ポッポのせいですごく信用できない感じの台詞になっていたので、あのポッポ野郎は本当に罪深いと思った。トム・ハンクス3回ぐらい言ってて、完全に逆効果っぽくなってたもの。

 製作現場のシーンで冒頭の「スーパーカリフラジリスティック…」というくだりが出てきたときにはエマ・トンプソン扮する原作者が「ハァ!?」ってなるシーンでは、原作者の気持ちと俺の気持ちは完全に一致していたと思う。
 …が、メリー・ポピンズに出てくる有名な呪文(?)らしいので、多くの人と俺の気持ちは一致しないことだろう。これから見に行く人は、メリー・ポピンズを見てから行ったほうがいいと思うぞ!

 いい映画でした。いつもはネタバレ全開で書いちゃうんだけど、もったいない気持ちでもあるのか、これ以上筆が進まないので、このへんで。

10751803 journal
日記

gen_no_sukeの日記: 昨日の報道ステーション 13

日記 by gen_no_suke

 福島の子供たちに甲状腺がんがたくさん見つかっている! という特集があった。
 大まかには、
  ①甲状腺がんは100万人に1~2人の病気と言われている。
  ②今、福島で検査を受けた人、27万人中33人が甲状腺がんと診断された。
  ③子供が甲状腺がんと診断された母親のインタビュー。
   切り貼りされているのか、正直、聞くに堪えない内容。
   俺はあの内容だと母親に嫌悪感を覚える。
  ④チェルノブイリのこととか。
  ⑤古舘「福島と他の地域で甲状腺がんの出現頻度は変わっていないと
      有識者は言いいます。
      しかし、それはサンプル数1500ぐらいのことなんです。
      もっとサンプル数を増やす必要があると思いますね!
      次のニュース」

 疑問1:甲状腺がんは100万人に1~2人というのは本当か?
     特集の中にこの数字の根拠を示す内容、何もなかったけど。
 疑問2:⑤が事実なら、①②の事実と食い違うが、そこへのツッコミはなしか?
     何故その「有識者」に「実際違うけど」と取材をしない。
     (断られたら、それこそ『やましいことがあるから断る』ぐらいの
      ゲスの勘繰り入れて報道するのがアンタラだろ?)

 もやっとした気分で放っておいたのだが、朝になってもアタマに残っていたので調べることにして、やはり専門機関の資料が良いだろうということで国立がんセンターの資料[PDF]を読んだ。
 4ページ目に「甲状腺がんは1年間に人口10万人あたり7人前後」の記載あり。

 一瞬でも「頻度10倍とかマジか」とか思った俺が馬鹿でした。

 ④のチェルノブイリ事故にからめた話で
「チェルノブイリの時は広島長崎のデータを根拠にして『影響が出るには早すぎる。原発事故とは無関係だ』と言われていた。今、チェルノブイリのデータを根拠に『影響が出るには早すぎる。原発事故とは無関係だ』と言われている。
 皆さん過去の失敗を忘れてしまったのですか、と言いたい」
 というコメントとか、納得できる内容もあったのに。

 馬鹿にしやがって。

10727826 journal
日記

gen_no_sukeの日記: 要求の本質を見抜く

日記 by gen_no_suke
 いろいろ議論が白熱する中、このコメントが印象に残った。

お客は移動手段が欲しいのではなくて移動したいのだという本質を見失って 電動アシスト自転車で十分なお客に、馬と同じ手綱で操作できる自動車を開発してしまったケースにも見える

 そのお客は何故タクシーを呼ばなかったのか。

 話は変わって、私はぶなしめじを頻繁に購入する。ホクトのぶなしめじだ。ぶなしめじから高値で売れる白い粉が抽出できるからではなく、炒めモノ、スープの具、パスタの具、鮭のホイル焼きに乗っけるとなんか豪華な雰囲気をかもし出せる等、大変に用途が広いからだ。
 保存のほうも、石突を切り落としてバラバラにした状態でジップロックに封じて冷凍庫に入れてしまえば(経験上)一ヶ月ぐらいは大丈夫だ。
 従って、ホクトのぶなしめじが安い(通常パック78円ぐらいを安値レートとして設定している)場合は迷わず1つ確保するし、ビッグパックでも通常パック換算で安ければすぐに購入する習慣になっていたと言っても過言ではない。
 たまにはブナピー(白いぶなしめじ)や仲良しパック(ぶなしめじとブナピーの通常パックが合体した商品)も織り交ぜ、楽しいぶなしめじライフ[何?]を満喫していたのだ。

 ここで、私が近所にあるからという理由で利用している市場、具体的にはイオンが顧客の要求の本質を見抜いた対応をしてくる。
イオン「顧客はホクトの商品が欲しいのではなく、ぶなしめじが欲しいのだ」
 かくして、ホクトのぶなしめじは売り場から姿を消し、トップバリュぶなしめじ(静岡県産)が山のように売れ残っているきのこコーナーで、私は途方にくれるのである。

俺「ホクトのぶなしめじはどこですか?」
店「ぶなしめじですね? こちらです(トップバリュ)」
俺「ありがとう。要りません」

 余談だが、ホクトのえのきも同様の経緯でトップバリュえのきしか置いてない。ホクトのえのきはパッケージがシャキーン(`・ω・´)みたいになってて好きだったので鍋の時には必ずホクトのえのきを買っていたのに、市場に無いものは買えないのである。
 今はPascoの食パン「超熟」6枚切りが同じ扱いにならないかどうか、心配する毎日である。なお、そのパン売り場では「パンと言えばトップバリュ」という宣伝をエンドレスで流し続けており、その横で宣伝しているパンが山のように売れ残っているという、実に狂気に満ちたコーナーになっている。
 「マズハソノママタベテミテ。チーン。ニュウサンキン。
  モンダイハヤクトドウナルカデスネ。デスネ」
 焼くとどうなるかが問題なのに何故、一回そのまま食べさせるのか? 狂気である。

 私が購入する商品が全てトップバリュに置き換わって買い物不能になるのと、再び転勤の辞令が出て引っ越すのと、どちらが早いだろうか。
 そんなチラ裏。

10487081 journal
日記

gen_no_sukeの日記: 映画「かぐや姫の物語」

日記 by gen_no_suke

友「1月1日が何の日か知っていますか」
俺「元旦です」
友「映画の日です」
俺「かぐや姫の物語ですね、わかります」
友「話が早くて助かる」

 というわけで話題の「かぐや姫の物語」を見てきました。各地で原作通りという話が流れているので今更ネタバレとかいうのもおかしいけど、気を使わずに思ったことを全部書きますよ。話の流れに沿っては無いけど、話の流れは皆さんご存知でしょう。

 映画の最初に役柄と声の出演が出る。そこでさっそく「捨丸」という初耳の人物名が出てきて、いやな予感がした。原作通りという前評判で新キャラということは、新キャラがらみの話はストーリーに寄与しない可能性が高いからだ。
 捨丸エピソードは大まかに
  1.かぐや姫の幼少期、同じ里に住んでいた年長のお兄ちゃん。
   いろいろ面倒を見てくれたりしてなかなかのイケメン。
   明日は鍋パーティ、と約束するも、折り悪く翁の都行きですっぽかされる。
  2.都に上ったかぐや姫が牛車から目撃する。
   鶏をかっぱらって逃げる最中に名前を呼ばれ、呆然と立ち尽くす。
   もちろん逃げ遅れてボコボコに殴られる。早く逃げろ。
  3.各地を旅して回る一族なので十年ぶり?ぐらいに例の里に帰ってきた捨丸と
   かぐや姫が再会して、とりあえず空を飛ぶ。千と千尋の神隠しを思い出した。
   捨丸、既に子持ちなのに「一緒に逃げよう!」とか言い出す。最低。
 というような内容だった。
 貴人からの求婚は「誰の所有物にもなりたくないから」と断るわりには、捨丸ならおkとか言うかぐや姫に違和感を覚えた。捨丸エピソードは全部ないか、ぎりぎり妥協して1までにしておいて欲しかった。
 側室はいやだけど今の妻を捨てて一緒に逃げる(=本妻になる)ならおkなのか? 捨丸も捨丸で、一緒に逃げよう! じゃねーよ(大事なことなので二回言いました)。

 かぐや姫の都生活は、さすがのジブリ。丁寧に、綺麗に描写されている。それこそ人物の一挙手一投足まで緻密に、だ。たずねてきた人物が腰を降ろし、あぐらをかいて(当時の正式な座り方はあぐらで、今の「正座」ではない)着物の裾をちょいと正す、そこもみっちり書き込まれていて、さすがだと感じた。
 教育係の相模は「常識」を、まるっこい侍女は「常識と姫の望みが折り合えるところ」を、媼は「姫の望むまま」を願っていて、それぞれ立場は違えど、かぐや姫の幸せを願っている。そのバランスも美しかったと思う。
 こういうのは「肉付け」といっていいと思う。捨丸エピソードは「蛇足」。

 貴人の求婚を断る部分、原作だとかぐや姫視点の描写が少ないため、淡々と進む印象があったが、本作はかぐや姫視点で語られるため、蓬莱の枝が持参されたときはかぐや姫が本気で青ざめたりする。本作の見どころであろう。請求書来ちゃったときのかぐや姫のホッとした顔、観客も(わかっているはずなのに)一緒に安堵しちゃう。
 火鼠の皮衣を「燃やせ」と言い放つかぐや姫、平静を装いながらも、心の中で「偽者であってくれ、燃えてくれ」と願っていることがありありとわかるほど手が震えている。そういう描写が、観客をぐっとかぐや姫へ共感させる強い力を持っている。
 ただ、御仏の石の鉢クエストのやつが適当な石と蓮華の花に適当な歌でごまかそうとしているのにかぐや姫が結構乗り気だったのが、ちょっといただけなかったが、女心とはああしたものなのだろう。お前、子安貝探して頭からツボにはまった人に顔向けできないだろ(しなくていいという説もあるが)。
 バンドマンやミュージシャンがモテる(参考:小野ほりでい)のは平安時代から変わらぬ事実らしい。
 そんなこといったら平安時代はみんなミュージシャン(和歌)だけど。

 帝ストーカー事件。帝のあごが長い。そして言動がキモい。男の俺がキモいと思うぐらいだから女性からしたら通報ものだろう。帝の扱いがあれでいいのかという話もあるが。
 帝のストーカー行為(共犯:翁)により、かぐや姫の月人能力が覚醒してしまい、物語はクライマックスへ向かう。というか帝だけクエスト受注もなしで何もかも台無しにするとか、マジで子安貝探して頭からツボにはまって腰を折って死んだ人に謝れ、と思う。

 なんかこう、かぐや姫と相模とまるっこい侍女と媼を中心に翁とか大臣とかの男性人が振り回される日常系萌えアニメ「たけとり!」とか、案外需要あるんじゃないの、などとバカなことを考えるほど、いい感じの雰囲気になったところに帝ストーカー事件からの捨丸エピソード3だったので俺のストレスがマッハ。
 特にこのまるっこい侍女は本作における「俺助演女優賞」を贈呈したい。
 序盤ではかぐや姫を一目見ようと大騒ぎのため、外に出られぬでしょうと気遣って桜の枝を持ってきたり、踏ん切りがつかないお歯黒を代わりに塗ってあげたり、かぐや姫をしっかり助けてくれる。いきなり「車を用意して。誰にも知られぬように」と言われてもすぐに手配できる敏腕侍女である。
 対月の使者戦では、なぎなたで武装してかぐや姫を守ろうとする凛とした姿を見せるも、敵の属性が物理無効と悟ってすぐに、童謡唱和作戦に切り替えるなど、帝の軍勢よりもよほどかぐや姫防衛に尽力したと俺の中で大変評価が高い。
 あのような女性こそ、世の男性は評価し、大事にするべきである。

 あと、不老不死の薬を渡したり、それを山の上で燃やしたりするエピソードは最後にちゃんと入れて欲しかった。捨丸エピソードを削ってこっちを入れて。
 満月を背景に赤ん坊のかぐや姫が映るシーンは意図不明。満月だけでよかった。

友「どうでしたか」
俺「良かった。でも捨丸エピソードが全部いらない。まるっこい侍女がMVP」
友「うむ。あと帝がキモい。子安貝の人に謝って欲しい」
俺「帝だけクエスト受注なしですよ」
友「ホントだよ。龍の首の珠の人にも謝って欲しい」

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日記

gen_no_sukeの日記: 健康診断(便乗 6

日記 by gen_no_suke

 最近、日記に健康診断の文字をよく見るので便乗しちゃう。
 今年から、健康診断の内容がグレードアップしました。歳がバレるけど、ドンマイ。

 子供の頃は同じクラスの運動部クラスタにヒンシュクを買うレベルで給食をガッつくほどの早食い大食いでしたが、さすがに高校生ぐらいからは落ち着きました。しかし、便秘気味の体質なので「バリウムを飲まされた挙句に下剤を飲まされる」という大人の通過儀礼(?)に腰が引けまくり。
 自費で3,150円払えばバリウムの代わりに胃カメラで見逃してやる、という文言があったので、こちらを申請することにしました。バリウムを飲んだ結果、怪しい影が見つかったら、結局胃カメラを飲むことになるらしいし、胃カメラは一度経験があるので。
 その時はケツからも同時にカメラを入れたけど、今はその話はよろしい。

 今回の胃カメラは鼻から入れるタイプなのでオエッとなりませんという夢のような解説が書かれており、大変に期待していたのだが、まず、鼻の穴にゲル状麻酔薬を美人看護師に流し込まれた時点でいい歳こいたおっさん(俺)が涙を流して悶絶することになる。
 さらに、麻酔が効いてきた頃合を見計らって、美人看護師が透明なチューブを持ってきて鼻の穴に容赦なく挿入してくる。第二回悶絶選手権大会開催。
 しかし、このチューブの中を胃カメラが通るのだから我慢だ、と言い聞かせて苦しみを乗り越えたところ、美人看護師がやってきてチューブを引っこ抜いた。
 あれ? と思っていると、このチューブは「カメラと同じ太さの練習用」とのこと。
 予行演習であんな苦しいのに本番耐えられるのか? それともだんだん気持ち良くなってくるのだろうか? 不安で土器がムネムネする俺。

医「はい、はじめますよー」
俺「うごごごごご」
医「……」
俺「うごごごごご」
医「苦しいです?」
俺「かなり(泣いてる)」
医「20人に1人ぐらいの割合で鼻の奥が狭い方がいらっしゃるんですよ。
  これ以上やると傷つけてしまう可能性があるので、喉からに変更させて下さい」
俺「はい(泣いてる)」
看「はい麻酔」
俺「うごごごごご」
医「はい、はじめますよー」
俺「うごごげっぷおえげっぷおえ」

 胃袋は大変健康ということが良く分かったのだが、やたら苦しかった。担当の医師は、あまりの俺の苦しみ方に「すみません…」と神妙な面持ちだった。しかしまあ、出現確率5%のレアモンスター(俺)に当たって、運が悪かったとも言えるだろう。
 マヨネーズのふたを飲み込んだ子犬の構え(技名)をその場で編み出してからはおえおえ言わなくて済んだので、この技は次回も活用しようと思う。鼻からカメラ通らないし。

 ただ、喉への麻酔薬を投与してから胃カメラを突っ込むまでの時間がやけに短かったので、そこは(後ろがつかえているにしても)改善を要望したいところである。
 あと、細くなったと言っても「以前と比較して」であることがわかった。見た感じ、一般的なLANケーブル(100BASE-T)ぐらいはあったと思う。もう一声、お願いしたい。まじで。

typodupeerror

人生unstable -- あるハッカー

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