正面からの感想はふつうっぽいので、横から。
前に読んだ本には男性の子孫繁栄戦略には３種類あって、という話があった。
これだ。
この人は非常に強い横からの補強型だ。自分の子孫への直接の支援はしなくても社会全体でその発展を助けることができるように技術で開発していくというもの。
「悪魔に仕える牧師」にもちかい記述がある。
今この選挙の時期に合わせて言えば、今の憲法を改正することについて戦中派の人の意見が聴きたいと思っていた。たぶん、戦後すぐのころは戦争のショックが大きく日本が滅ぶことになっても再び戦争になることはイヤだと思ったに違いない。その人たちは今の戦争抑止＆確実な攻撃停止を行うための戦力をもてるようにするための改正をどう思っているのだろうか。

この本のなかでは、あれほど切望したにもかかわらず平和を実現するための努力が充分に行えないことに関するコメントがある。