guchisの日記: 昔の生データの処分 3
引越しの準備してたら10年くらい前のOHPやらMOやらデジタルビデオテープやらが出てきた。学生時代の研究の生データが入ってるんだけど、もう捨ててもいいよね。もはや再生環境も無いし、当時のラボも残ってないし。
こういうのって保存義務期間とか無いよね?あっても負いかねるけど。
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引越しの準備してたら10年くらい前のOHPやらMOやらデジタルビデオテープやらが出てきた。学生時代の研究の生データが入ってるんだけど、もう捨ててもいいよね。もはや再生環境も無いし、当時のラボも残ってないし。
こういうのって保存義務期間とか無いよね?あっても負いかねるけど。
ここしばらくの間、車で事故ったり茶碗が割れたりと厭な事が立て続けに起こって、また鬱々とした気分になっていたんだけど、なんとか最後の論文を書き上げて、ひさびさにすっごくすっきりした気分。あとは投稿してリジェクトくらわないように祈るのみ。ま、返事が返ってくるのは1-2か月後なんで多分新しい職場で忙しい&論文通すモチベーションがダダ下がり、となっていること確実ですが、まあ最後までやらないとね。お世話になった恩返しに少しでもなればと。
あ、もう一つ共同研究があったんだった…
というわけで、自分がなぜアカデミアに残れなかったのか考察してみる。
まず思うのはアカデミアの就活は団体戦だということ。
ボスの押し込みなどなどは結構聞く。そこまでいかなくてもボス同士のつながりは大事。ボスが学会のドンで定年までまだしばらくあるというのが重要。そういう人は各地に弟子さんや共同研究者がいたり、科研費の審査員をしていたり、領域のボスだったりするし、まあそれなりに知られた研究をしているのでマッチングという意味でも有利かも。弱小私大だと人事はコネづくりの大事なカードのようで、かなり詳しく経歴や系統を聞かれました。
なんとか研究室内の争いに勝って助教にしてもらうこと。そして学生の協力のもと論文大量生産体制を敷きつつ自分オリジナルと周囲に認めてもらえるような研究もすること(実際のオリジナリティはあまり関係なさげ、というか判断できないんでしょうな。いくら実際の論文ネタを出していてもボスのテーマと思われたら評価は低い)。この二つが大事なようです。ポスドクのみで35まできてしまうと論文量でなかなか勝てません。正確に書くと評価は論文数/年齢でなされるようです。同様に海外組も論文数はそんなに稼げないので質で勝負するしかない。2、3年で帰ってきて助教というのが理想ですね。どちらにせよ学生のうちに論文もコネも作っておかないといけません。
ということで研究室選びは重要。ロンダは厳しいようです。私は宮廷のさえない研究室でした。ここでの時間は私にとって必要なものだったとは思いますが、研究者としてスタートダッシュに失敗したというのは認めざるをえません。その後研究室を移りコツコツやって論文数も増えてきましたが歳も取ってしまいました。こういうのはあまり評価されません。若くてすごいというのが重要なようです。
そこで私のとった戦略(というか半分以上成り行きですが)は新しく赴任した若い先生にポスドクとして雇ってもらい、先生が昇進したらあわよくば助教にしてもらう、というものです。新任の先生の赴任先は多くの場合地方ですし、あまり人が集まらないのです。しかしこの作戦は先生ごとリストラされてしまい失敗しました。その際に派閥争いなど理不尽な事をいろいろ見てしまったというのもこの業界に厭気がさした一因かもしれません。
あと女性は完全に別枠です。私は女性ではありませんのでこれは努力してもどうしようもないのです。その枠はなかったと思うしかない。
もともと、そこそこ優秀な集団のなかでタイミングよくわたってこれた人だけが次に進めるというシステムなわけです。狙ってどうこうできるのは本当に恵まれた一握りの天才だけです(そういう人も結構いますが)。その裏には多くの屍が累々とあるわけです。その上で需給のバランスがあり(いまのところ)成り立っているのです。これは民間でも多かれ少なかれそうなのかもしれません。まあ言いたいのは能力ある人がいっぱい埋まっているということです。もっと企業も官公庁も中途採用に取り組むべき。
というわけで愚痴である。
さて4月から民間に出ることが決まり、いろいろお断りの連絡をしたりしていたんだけど、いまいち気が晴れない。会社にあいさつにいったし、社員さんの話を聞いたりして仕事内容には不満はないんだけど(収入には多少不満がある。ここはもっと値を出して交渉しておくべきだった)。先行き不透明感はぬぐいきれない。これは仕事うんぬんの話ではなかったのかも。単に老後の心配とか何をいきがいにするかとかそういう次元の話かも。独り身なんで。震災以降不安感(観)が強くなったというのはある。
別にアカデミアに未練があるわけではない。むしろ厭で厭でしょうがない。このままポスドクを続けても好きなことなどできない。チャンスは回ってこないというのがほぼ確定していたし。ま、ある程度満足したというのもあるし。どのみちいまのまま継続という道が絶えた時点で、理想の場所もモチベーションも無くなってしまったわけだ。強いて言えば、いままでのことが無に帰すとまではいかないが、評価基準が違うところにいくのであまりアピールにならない残念、というのはある。
あと引っ越しの準備がめんどい。ここの場所とはおさらばしたいという気持ちが強いんだけど。めんどくさい。
本当はすこしゆっくりしたいんだけどね。
面白いスレがあったと思ったら一週間前だったとか。
ま、それは別にいいんだけど。
就活の方は会社さんから合格いただいた。助教公募では面接に呼ばれることとなった。他に異分野だけどポスドクを続けられる可能性も出てきた。会社の方に早急に返事をしなければならない。YESというつもり。助教の方はひょんなことから相手の情報が漏れてきて(狭い業界である)、推測の域をでないのだけれど、同門の候補がいるっぽい。業績的には同レベルっぽいが僕の方が年寄り。マッチングという意味でも相手側有利かな。もちろんこの業界、どんでんがえしが稀によくあることも知ってはいるけれど、当て馬である可能性は高いかな。なにより面接の連絡がきても全くワクワクしなくなってしまった自分に気づいて、もう辞め時なのかなと。プレッシャーが強すぎてというか自信喪失気味である。もちろん一時的なものなのかもしれないが。もちろん会社の方がもっとダイレクトにプレッシャーがかかるのだろうけど。とまあ、書いていてもよく理由がわからない。心が拒否ってる感じかな。思えばこの一年なんか心の調子が芳しく無かったけどスランプなのか何なのか。単に逃げてるだけかもしれない。年をとってしまったのだろうか。昔は根拠の無い自信があったんだけどね。別に会社でバリバリやってく自信があるわけじゃないけど。あとからもったいないと思うだろうか。思うかもしれないな。それも含めて僕の人生なんだろうな。まあいいんじゃないかな。
ま、めぐり合わせ。これも何かの縁だよね。
3月末で任期切れるので職をさがしているわけだが、現在の応募状況は2つプラスα。
1つは海外科学機器メーカーの日本子会社つーか販売代理店みたいなところで従業員一桁のワンマン会社、今度面接。2月上旬には僕か他の候補者か決定したいとのこと。正社員。だが会社自体が不安定かもしれん。
もう一つは国立大の助教で、こちらは2月中に選考、3月に決定。まだ面接に呼ばれるかどうかもわからないという段階。わりと分野は近く、お互い顔を知っているというのは初のケース。5年任期で更新可。
もう一つ2年くらいのポスドクの話。今度詳しい話を聞きに行くが、分野は大分変わるかもしれないという話。話が通れば多分採用は確実かも?
で、今むちゃくちゃ悩んでいるわけです。1の先方は、本当に来てくれるのか、アカデミアに戻るつもりはないのか、というところを非常に気にしていた。もし採用決定したら絶対来てほしいと。そりゃそうである。3月になってやっぱり…では困る。それにこっちも3月まで待てん。内定でたら多分そっちに決めるだろうなぁ。蹴ってまで不確かな公募にかける気概は…いまのところ湧いてこない。アカデミックの不安定な雇用体系にはもう付いていけない…。けど民間の場合は会社自体が不安定なんで、実はあまり変わらないのかもしれない。どちらにしろ5年10年先のことはわからない。全くわからない。確かなのは僕は40代になっているということ。
仕事内容は民間のほうはどうなるのかまだわからない部分も多い。まあ小さいところなのでいろいろやらないといけないだろう。それはそれで面白そうではある。売上に貢献できるかはわからないけれど。あと英語。まあこれはどちらにしてもレベルアップが要求されるな。
職場に関しては、企業は東京。これは僕にはデメリット。大学は地方都市で今とそう変わらない。雰囲気はわからんが、どちらもボスはワンマンタイプ。
収入は多分同程度。助教の方が少し高いかも。
あとは何か見逃していることはないかな?
まあ結局、最初に決まったところに決めちゃいそうだ。今までもそうだったような気がする。まあそれも良いかもしれない。選択の余地はあるようにみえて多分ないのかもしれない。そもそも受かってから悩めよ、という話ではあるのだが (^^;
またますます通知を3つほど受け取って、今年の就活は全滅が確定した。ますます通知のなかには全応募者数が書かれているものがいくつかあったのだけど、(失礼だが)これまで名前聞いたこともなかった私大でも50とか80人くらい来るそうだ。任期ありのポジションだとガクッと減るみたいだけど。それでも業績そこそこある若手が押し込まれて採用されてるみたい。
ちょっと前に書いたポス毒の件もなんだか内規の年齢制限にひっかかるってことで消えてしまった。35ってもうそんな歳だったんだな。年齢はもうどうしようもないのだけど。
Dashes(ダッシュ) or hyphens(ハイフン)?
hyphen -
en dash – (winではAlt押しながら0150)
em dash — (winではAlt押しながら0151)
これらを使い分けろっていうんだけど、やつらはホントにちゃんと見分けられるんだろうか。手書きの場合でも。
まーた、ますます通知である。これでたぶん4枚目が5枚目。
応募したところで残ってるのはあと2つ。だけど、面接に呼ばれて無いので期待薄だろうな。
さて、今書いてる総説の草稿が9分くらい完成。これは今年中には投稿しちゃえるだろう。あと書かなきゃいけない筆頭論文が1つ。共著論文が1つ。これらは今年度中が目処。あと共同研究の論文が1つ。全部うまくいくと論文総説トータルで13(うち筆頭9)。やっと2桁。年齢の半分以下。うちの分野は年1報だせればそこそこ優秀という話を聞くけど、まあ、甘えかもね。ビックジャーナルがあるとまた話は違ってくるんだろうけど、そっちのネタはないなぁ…
計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである