確かにフラッシュメモリの書き込み方法として先頭アドレスを指定して領域を一気に
書き込むというものはあり、性能が出るのは確かなのですが、プチ・フリーズ現象の
原因とは違うように思われます。
原因は私も専門家ではないので推測になるのですが、
フラッシュメモリの構造上、データ書き込みの際、領域の状態によってはブロック
単位でのデータ消去が必要であり、それにかかる時間が大きいという事情があります。
通常、フラッシュメモリでは既にデータが書かれている領域に書き込みをする場合、
1.対象ブロックの内容をRAM上のワーク領域に読み込み
2.書き込みデータをワーク領域に上書き
3.対象ブロックの内容を消去
4.対象ブロックにワーク領域のデータを書き込み
という手順を踏みます。
対象アドレスの書き込み前データが全ビット1であれば、単純に書き込み可能ですが、
そうでなければ、1バイトの書き込みであってもブロックまるごとの書き換え処理が
発生します。これにより、データの書き込み時間は大きく変動します。
また、コントローラーが持つ平準化処理も原因として無視できません。
フラッシュメモリは書き換え回数に限度があり、モノにもよりますが数千回程度です。
そのため、コントローラーは一部の領域に書き込みが集中しないように代替処理を
おこなって、全領域ほぼ均等に書き込みがおこなわれるようにしています。
その一環として、それまで書き換えが発生していなかった領域のデータを別の場所に
移動させるという処理もおこないます。その都度ではなく閾値を超えたら一気にという
条件になっていると思われますが、そこで一気に大量の書き換え処理が発生します。
この処理はSDカードの営業さんから聞いたのでSDカード内のコントローラーの話ですが、
SSDでも類似の処理はあるはずで、それがプチ・フリーズ現象なのではないでしょうか。