パスワードを忘れた? アカウント作成
42470 journal

hide.jikyllの日記: 大腸菌で高効率なアルコール燃料を製造 27

日記 by hide.jikyll
UCLAのJames Liao教授の研究チームが大腸菌のアミノ酸代謝プロセスを使って炭素数5~8の長鎖アルコールを製造する方法を開発した(Technology Reviewの記事)。炭素数の多い長鎖アルコールは、エタノール(炭素数2)に比べて単位容積当たりのエネルギー量が大きいため、より効率の良いアルコール燃料を実現する方法として有望であるという。また、エタノールと異なり長鎖アルコールは吸水性が低いため、既存の石油用パイプラインを使って輸送することができるそうだ。

今回の研究はLiao教授の研究チームが今年1月に発表したブタノール(炭素数4)を製造する方法を発展させたもの。遺伝子操作した大腸菌を使って炭素数6以上のアミノ酸の前駆体分子を生成し、そこからさらに酵母の一種から取り出した遺伝子とチーズで使われるバクテリアから取り出した遺伝子を組み込んだ大腸菌を使って長鎖アルコールを作るそうだ。
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
typodupeerror

「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常

読み込み中...