hide.jikyllの日記: 大腸菌で高効率なアルコール燃料を製造 27
日記 by
hide.jikyll
UCLAのJames Liao教授の研究チームが大腸菌のアミノ酸代謝プロセスを使って炭素数5~8の長鎖アルコールを製造する方法を開発した(Technology Reviewの記事)。炭素数の多い長鎖アルコールは、エタノール(炭素数2)に比べて単位容積当たりのエネルギー量が大きいため、より効率の良いアルコール燃料を実現する方法として有望であるという。また、エタノールと異なり長鎖アルコールは吸水性が低いため、既存の石油用パイプラインを使って輸送することができるそうだ。
今回の研究はLiao教授の研究チームが今年1月に発表したブタノール(炭素数4)を製造する方法を発展させたもの。遺伝子操作した大腸菌を使って炭素数6以上のアミノ酸の前駆体分子を生成し、そこからさらに酵母の一種から取り出した遺伝子とチーズで使われるバクテリアから取り出した遺伝子を組み込んだ大腸菌を使って長鎖アルコールを作るそうだ。
今回の研究はLiao教授の研究チームが今年1月に発表したブタノール(炭素数4)を製造する方法を発展させたもの。遺伝子操作した大腸菌を使って炭素数6以上のアミノ酸の前駆体分子を生成し、そこからさらに酵母の一種から取り出した遺伝子とチーズで使われるバクテリアから取り出した遺伝子を組み込んだ大腸菌を使って長鎖アルコールを作るそうだ。
代替燃料はやめようぜ (スコア:1, 興味深い)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
もやしもん (スコア:1)
最初の頃の密造酒造り風なネタになるのかな?
#単行本来週ダナwktk
病院で (スコア:1)
高級アルコールの方がさらに殺菌力が強いんだな。
the.ACount
あの娘の大腸菌から作ったアルコール燃料で運転する (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re:あの娘の大腸菌から作ったアルコール燃料で運転する (スコア:1)
まあ、渡り鳥の栄養源、オクタコサノール(C28H57OH。ヘキサノールから高級アルコールだそうだから、
超高級アルコール?)を配合した熱血飲料なんかもありましたが。
Re: (スコア:0)
と書いてあるので、エタノールの方が作りやすいのでは?
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re:あの娘の大腸菌から作ったアルコール燃料で運転する (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:あの娘の大腸菌から作ったアルコール燃料で運転する (スコア:2, おもしろおかしい)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
その間、実に3分!!
なんという行動力。
Re: (スコア:0)
耐毒性を高めるのは大丈夫なのだろうか (スコア:0)
もし病原性大腸菌に変化したら、危険な大腸菌になりそうな予感がするのですが
Re:耐毒性を高めるのは大丈夫なのだろうか (スコア:1, おもしろおかしい)
「人類のエネルギー問題を解決する画期的な発明のはずだったーーーたった一つのミスを除いては」
「やつらは、既に人類の中にいる」
・・・
「E.Coli」(バーンというSE)
Re:耐毒性を高めるのは大丈夫なのだろうか (スコア:4, おもしろおかしい)
「パリダちゃんとラッシー」(ほわわ~んというSE)
.
.
# 「パリダちゃん?」
# 「梅毒スピロヘータよ」
# (…ざわっ)
Re: やつらは、既に人類の中にいる (スコア:0)
1. 悪い人がだれかの食べ物に混ぜる
2. 大腸に住み着いてアルコール生産
3. 常に酔っぱらって依存症or血中濃度で飲酒運転逮捕
--
管理は厳重に
あるいは酒でいっぱいの海 (スコア:1)
酒を買ってこなくても酔っぱらうことが出来るだなんて、欲しがる人がすごく多そうです。
たちまち俺は酒になった [amazon.co.jp]りするのはいやですけど…
Re: やつらは、既に人類の中にいる (スコア:1, 参考になる)
Re:耐毒性を高めるのは大丈夫なのだろうか (スコア:1)
最近では遺伝子組み換えが容易にできるようになって
小さな研究室でもひとつの実験ツールとして行われてます.
使い終わったら滅菌処理する,外部に拡散させないなど
厳重に管理する必要があるんです.
大丈夫かどうかは,大腸菌の問題ではなく使用する側の問題だと思います.
Re: (スコア:0)
人間というのはミスをするものなので、ミスをしても大丈夫な技術にするという観点も大切ですよ。
原料は何? (スコア:0)
Re:原料は何? (スコア:1)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2008121500027 [jiji.com]
生のほ乳類は水分多過ぎ?
Re: (スコア:0)
この研究で利用するアミノ酸前駆体が具体的に何かはわかりませんが、アミノ酸前駆体というのは何らかのカルボン酸やケトンなのでグルコースの代謝中に得られます。
グルコース -> なんらかのカルボン酸かケトン -> アミノ酸
になるはずの経路を、
グルコース -> なんらかのカルボン酸かケトン -> 高分子アルコール
という経路にすげ替えたんだと思われます。