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映画

hixの日記: 映画「真夜中乙女戦争」

日記 by hix
バカ田大学?(いや普通にそこの隣の大学だと思う)

意外と文学的な映画だった。
文学とは、文章から何等か想像して情報を補完するというのが本質と思われるが、本作はそういう要素がワリと強めだったように思う。映像作品でも成立するんだな。
特に黒服の存在は謎。表に出てしまっているが、本当は「私」の中の人格の一人なんじゃないかと思えた。多分定義されておらず観る側の捉えようで、どちらでも良いのかも知れない。
柄本佑の不敵な笑顔が怪しげで良い。絶妙に残念な妖艶さがある。

予告編から先輩と黒服とは同一の陣営かと思ったら、全く逆の側だった。
ラストが淡々としていて、ちょっと読めない。
かなり一般人役な池田エライザ。珍しい。
この人、良い意味で理屈っぽいのが良い。斎藤工と似ている。

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