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15603021 journal
映画

hixの日記: 映画「自由を我等に」

日記 by hix
原題は「A Nous la Liberte」

ルネ・クレール レトロスペクティブより。
1931年製作。
この時代にこの内容って感動的だ。
ディストピア。
新工場は材料突っ込んだら勝手に製品が出来上がるらしいが、未だそんな仕組み実現出来ていない。

サイレント映画からトーキーに移ったぐらいの時代で、音の構成にそれが表れているような気がする。全部が全部セリフ入りじゃなく、半分ミュージカルみたいな。
映像は、その時代の制約はもちろん有るんだけど、故にその良質さがある。モノクロはモノクロでも、ダイナミックレンジが大きくなくてコントラストがはっきりしているというか。
終盤の、演説中に暴風が吹き荒れて札が舞い、それを紳士がシルクハットに突っ込むところに、人がわんさか右から左から入り乱れる映像が凄い。これ多分、現代じゃいろいろと付け足さなくちゃいけなくて、この質感では撮れない。
そういえば、この場面は大型扇風機かな?何が使えたんだろう?

札がでかい。B5ぐらいはある。

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犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー

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