ロックオペラ。ミュージカルに近いかな?

音楽はスパークス。というか原案が彼らのアルバムとの事。
冒頭に(多分)本人役で登場。
あと変なところに出てきた。まぁ全体的に変なんだけど。この変てこりんさが、ロックオペラという形態の異質さと巧くバランスが取れているように思う。観ていて疲れない。

寓話とか昔話みたいな物語。
ただ、寓話や昔話って大抵は欲に駆られて度を超して酷い目に合うというのが定番だが、この物語は欲というより不安や恐れがその行動理由な気がする。
傲慢に見えるが小心者(ラストシーンにそれを強く感じた)。
欲が行動理由なら酷い目に合えばそれを教訓として行動を改善できるが、不安や恐れなら救いようが無い。

オペラ歌手の祟りっすわ。舞台で死に慣れている(?)ので手練れである。

なんか古舘寛治に似てる人が居るなぁ...なんて思ったら、本人だった。
あと、水原希子などが登場していた(そいや東洋人居たわ)。

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