原題は「A feleségem története」邦題は何かのモジりかと思ったらそのままの英題が付いている模様。

レア・セドゥ。顔が似ている訳では無いが印象として戸田恵梨香。温度感というか。

マドロスもの...ってそれじゃ歌のジャンルになっちまうか?しかし船乗りとか波止場とかそういう題材の映画って、昔なら荒くれ者が定番だったが、現代になるとだいぶ男が弱っちい。
だいたい、そもそもの発端は、腹痛を船の厨房長に相談したら、妻を娶りなさい。健康になれるから。と言われて、それを理由に焦った様子は無いんだけど、カフェに最初に入ってきた女性と結婚すると決めて、そこに現れたのがレア・セドゥだ(中の人って事ね)。撤回できる訳があるまい。
だけど、そんな考え無しな衝動にノリノリで付いてくる女の恐ろしさが...

6章ぐらいある。ちょっと長い(本編169分)。
奥さん、適時に効果的な攻撃を旦那に与える。旦那、終始針の筵。女性の扱いに不慣れなせいもある。
奥さんの行動理由が謎でそこに引き込まれる。なんで?とか次は何してくる?とか。
そういえば、結局奥さんの生い立ちやなんかの過去は一切明かされない。それも物語に引き込まれる要因だったかも。

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