huieroetoの日記: たまに、こういう日もいい 3
日記 by
huieroeto
坂口安吾の残した言葉
彼の心象の中にある桜は、このような姿なのだろう。
昼間の喧噪とは、打って変わって、
誰もが去った桜の木々の下は、いかにも寒々とした風が吹いている感じがする。
今夜は、港の見える神戸のホテルに来ている。
夜景の見えるラウンジで、JAZZ Live を聞きながら、
グラスを傾けている。
今日は、オーストリアのワイン
香り高いワインに仕上がっている。
この大きく開けられた窓からは、
ライトアップされたタワーが見え、おぼろげな月影と、
係留された客船の影が海辺に揺れている。
たまに、こういう日もいい。