hylomの日記: 1曲10セントで音楽をストリーミング再生する権利を購入できるサービス「Lala」 17
日記 by
hylom
新しいタイプの音楽配信サービスLalaが、米国でサービスを開始した。
Lalaは有料の音楽配信サービスで、音楽をダウンロードして試聴するのではなく、データはすべてLalaのサーバー側に保存され、ストリーミングで再生するのが特徴。手元に音楽データは残らないが、その分価格は1曲10セントと安い。購入前に無料での視聴も可能で、視聴の際は曲の最初から最後まで聞けるそうだ。
購入した楽曲をローカルにダウンロードすることも可能だが、その際は1曲あたり89セントもしくは99セントがかかるそうだ(先に10セントを支払っていた場合、追加の79セントもしくは89セントのみを払えばOKらしい)。
また、自分でCDからリッピングするなどして、すでにローカルに保存されている楽曲については自動的にオンラインライブラリに追加され、ストリーミング再生が可能になるそうだ。
すでにEMIやSony BMG、Universal Music、Warnerといったメジャーレーベルが楽曲提供を行っているそうで、曲の品揃えも良さそう。ストリーミングということで、ネット環境がないと使えないのが欠点ではあるが、ある程度高速(かつ低価格)な無線通信環境がそこら中に張り巡らされ、かつポータブルで小型の対応再生機器が出てくる、といった環境になればこの方式が音楽配信の決定版になりそうな予感。
ちなみに、現時点では米国でのみのサービスになるそうです。
著作権がらみだから (スコア:3, おもしろおかしい)
Re: (スコア:0)
有料で最後まで聴ける試聴、と考えればかなりコストパフォーマンス良さそうですが (スコア:2, すばらしい洞察)
こんな話 [srad.jp]もあったわけですし。
神社でC#.NET
Last.FM (スコア:1)
こっちは10セントでこの曲を!!という指名買いが出来る。
でもねぇ・・・ストリーミングなんだよね。
・・・だったらLastRiう、げふんげふん
#風邪かなあ。
日本では有り得ないでしょうね (スコア:1, 興味深い)
差額を払って高ビットレートの製品版データも買える、
なんてサービスをかつて夢想していたが...。
「着うたフル」がCD市場を置き換えつつあると聞くので、
言わば「低ビットレートでも普通のお値段で売れてしまう」状態。
権利者(レコード会社)側は現状で満足している事でしょう。
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最初に書いた妄想には続きがあって、
自分がお勧めしたい楽曲の「視聴用データDL権」を10人分とか100人分とか買って、
自分のサイトやブログ上で「視聴用データ」を読者へ配る。
「視聴用データ」を受け取った読者は、その曲が気に入ったら、
自分が聞いた分の「視聴用データDL権」や、
それも含めた金額設定の「製品版データDL権」を買って、
お勧めしてくれたヒトの「視聴用データDL権」をチャージしたり(以下略
動画共有サイトとかと組み合わせると市場が活性化しそうなんだけどなぁ...
Re:日本では有り得ないでしょうね (スコア:1)
あくまでお勧めの曲に出会うチャンスが広がるけど、結局HMVとかで(オンラインで)買えと
いうところが今の現実。
iTunesのGeniusも機能の一部でお勧めな曲を買えと言ってきますがね・・・
やたらお勧めな曲を買わせようというのは、プロモーションに力を入れなくても売れるような
仕組みを作り上げようとしているのかもと。確かに幅は広がりまくりますけどね。
#ひとにみせられないGeniusリスト
Re: (スコア:0)
アルバムの中には配信されない曲もあるから
#めざましテレビを観てて、「アルバム」は知ってても「シングル」を知らない世代がいるのに驚いた
Re: (スコア:0)
とりあえず、著作権の保護期間の延長と、レンタルCDを潰したら、似たような商売も出てくるかもよ。
どの方式が生き残るのか (スコア:1, 参考になる)
1.CD販売(アナログ)
2.DRMありなしでの1曲ごとの販売(itunes storeなど)
3.月額定額性・DRM付(Napsterなど)
4.ストリーミングオンリー・レンタルみたいなもの(lala)
イイトコ悪いトコ
1は、とりあえず物として所有感があり自由度は最も高い。そしてコストも高い。
2は、ファイルは手元にあるからオフラインで聞ける。でもDRMサーバー停止でDRM付は聞けなくなる。コストは標準。
3は、音楽コストを一定にして膨大のライブラリを手に入れられる。DRM付でDLもできオフラインでも聞ける。サービス停止ですべて聞けなくなる。使いまくればコストは一番安いが、少ししか使わなければ逆に高いか。
4は、完全ストリーミングのためローカルディスク不要。ネットにつながればどこでも聞ける。サービス停止で視聴購入した曲もすべて聞けなくなる。好きな曲だけを選べば激安で聴けるか。
個人的には、今後は「音楽データ自体は無料でどこでも配布され入手できる」「それを聴けるようにするために使用料に対してお金を払う」というイメージになると思う。その使用料をどう購入するか。
自由(オフライン、ポータブル)な権利か、ストリーミングのみか。
1曲ごとか、多くの曲(ライブラリ)をまとめて一括で安くするか。
曲ごとなのか、期間なのか。
#とはいえ、アナログ形式(CD)でレンタル->取り込み、というのが王道には違いないか・・・少なくとも日本では・・・
#CD買ってもPCに取り込んだらもう用無しになるから、CDを買うという行為がバカらしい。過去2年で買ったCDは1枚のみ。
Re:どの方式が生き残るのか (スコア:1, 興味深い)
インスト系、サントラの類は全然レンタルに出ないので別の方法が必要ですね。
特に作曲者買いとか、私みたいに編曲者買いをやってたりするともう(^_^;
わざわざマイナーを追いかける層は、きちんと音楽にお金を払うでしょうし、
音にうるさい人も多いので、そういう層向けにしばらくCDは無くならないでしょうね。
寡聞少見にて申し訳ないのですが、可逆圧縮で買い切り(DRMなし)なサービスってありますか?
個人的には所有欲が薄いので、もし良いサービスがあればそちらに移行したいのですが…。
ほほぅ (スコア:0)
> ストリーミング再生が可能になるそうだ。
この辺解析したら面白いことができそうですね。
購入も試聴もフルでストリーミング? (スコア:0)
>Lalaは有料の音楽配信サービスで、音楽をダウンロードして試聴するのではなく、
>データはすべてLalaのサーバー側に保存され、ストリーミングで再生するのが特徴。
>手元に音楽データは残らないが、その分価格は1曲10セントと安い。
>購入前に無料での視聴も可能で、視聴の際は曲の最初から最後まで聞けるそうだ。
視聴(というか再生)と試聴の感じが逆になっていてややこしい漢字ですが
試聴は本当にフルなんでしょうか?
もしフルで試聴できるのなら購入する意義は一体??
Re:購入も試聴もフルでストリーミング? (スコア:1, 参考になる)
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/10/22/21270.html [impress.co.jp]
Re: (スコア:0)
ということは、1回聞くたびにOSの再インストールをすれば、
タダで曲が聞き放題!
Re: (スコア:0)
誤読 (スコア:0)
そういうサービス欲しいなぁ。レコード会社側もある程度は宣伝にも使えると思うんだけど。
どうでもいい誤読ですが (スコア:0)
ではなく
「1曲10セントで音楽を再生する」権利
を売るのかと読んじゃいました…