Apache HTTP Serverに対するゼロデイ攻撃ツールが出まわる
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
Apache HTTP Server 1.3系および2.x系の全バージョンに存在する脆弱性(CVE-2011-3192)を突いたDoS攻撃ツール「Apache Killer」が出回っている(SourceForge.JP Magazineの記事)。
現在リリースされている1.3系および2系の全てのバージョンのApache HTTP Server にはRangeヘッダの処理に問題があり、多数パラメータを持つRangeヘッダを受け取るとメモリを大量消費し最悪サーバがハングアップする。
この脆弱性を突いた攻撃ツール「Apache Killer」が出まわっており、先日2ちゃんねるが攻撃を受けて一時アクセス不能に陥った。(Maido3.comのプレスリリース)
ちなみにこのツール、
Range:bytes=0-,5-0,5-1,5-2,5-3,5-4,5-5,5-6,……,5-1298,5-1299
を含むHEADリクエストをターゲットに送信する極めてシンプルなものである(詳細は徳丸浩氏のブログ参照)。
暫定対策法として以下の方法が挙げられている(Advisory: Range header DoS vulnerability Apache HTTPD 1.3/2.x (CVE-2011-3192))。
1. Use SetEnvIfまたはmod_rewriteを導入して、多数のパラメータが記述されたRengeヘッダは無視。その際、レガシーなRequest-Rangeヘッダも無視するように設定。
2. リクエストフィールドのサイズを小さくする。
3. RangeおよびRequest-Rangeヘッダを無視するように設定。
4. Rangeヘッダーカウントモジュールを導入
5. 暫定パッチの適用
なお1.3系のサポートは終了しており、Security ADVISORYにも"Note that, while popular, Apache 1.3 is deprecated."と明記されている。