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jmz-yamの日記: [自]ツール・ド・おきなわ2008(後編) 7

日記 by jmz-yam

(レース編から続く)

全てを出し切った充実感と全然足りていない実力を感じながらチップを外して、チーム員を探す。水道で自転車を洗っていた。
自分も真水を浴びて、自転車をすすいで駐車場まで戻り、着替える。シャワーを浴びたいけど、宿にチェックインするには早いしな…。このへん、何とかならないかな。

梱包は後回しでご飯。中身汁おいしかった。そしてチーム員の梱包を手伝う。
yama-keiさんは落車してしまい、リアエンドがもげてた。痛々しい。

宅急便は専用の段ボール箱に入れて送られているようだったが、終盤は輪行袋でも受け付けていたみたい。でも、来たときと同じ様に手荷物でも別段苦にならずに運べたので、特に宅急便じゃなくてもいいかな。ウチは宅急便を受け取るのが大変なので、それもあるし。

ぐだぐだな閉会式を待っていたら、いつの間にか食べ物とビールの配布が開始されていて、さらに場所も悪く移動を余儀なくされた。
会場の隅っこを何とか陣取り、強風に晒されながら乾杯。
順位に絡むにはどうするかとか真面目な話をしながら、流れ解散。豚の丸焼きはセイゴさんがゲットした一皿と、骨格だけを何とか確認できた。

翌日はちゅら海水族館(ジンベイザメでかい!)などを見学して帰宅。
筋肉痛も特になく、故障はなかったです。

以下、雑感。

・自転車
雨天中の走行で、チェーンのオイルはほとんど抜けた。
でも、日産スタジアムでの3時間よりはまだほんのり残っている感じ。
それは出走前に、雨だと分かったときにオイルを足しておいたから。化粧品の詰め替え容器にチェーンオイル、ディグリーザー、グリスを詰め替えておいたのでした。飛行機に液体物を大量に持ち込むのが怖かったので。輪行袋に紛れ込ませれば、詰め替える必要はなかったかもしれませんが、面倒はイヤだったし。

で、そのたっぷりのオイルが功を奏したのか、最後まで変速性能も落ちずに走りきることが出来ました。

Pro3Raceの安定感。雨の下りでも、直線でしっかりブレーキングできました。ロックすることなく減速、ターンに入っても不安感ゼロ。

帰りの輪行で右のペダルが外れず、レンチがクランク内側に入ったまま回ってしまい、フレームに干渉して直径5mmほどの塗装の剥がれが(涙)。カーボンの地肌が直接見えてしまっています(大泣)。ペイントが厚く、タッチペイント程度では窪みというかヘコみが見えてしまいそうです。どうするかなー。パテでも盛るか。
あああ、それにしても、ペダルが外れないトラブルが一番困る。

・補給食
強度が上がると固形食料が食べにくいので、今回は全部ジェルにしてみた。
ジェルボトルに3本分(450kcal)、CCD倍濃500ml(280kcal)、予備にジェルを2パック(150kcal * 2)を準備しました。
レース中にほぼ飲みきり、終わったときはジェル1パックだけ余ってました。危ないところだった…。
途中の補給は水とスポーツドリンクを一本ずつ受け取った。補給でもらったドリンクのカロリーは分からないけど、走行中に摂取したカロリー全部合わせても1000kcal弱ぐらいじゃないかな…。ギリギリのカロリー量だったと思う。
ちなみに心拍計の消費カロリーは4000kcalぐらいだったような。カーボローディングがうまくいったから、走れたのか?

・レンタカー
沖縄は、走っている車の1/3は「わ」ナンバーではないかと思うほど、レンタカー文化が栄えている場所でした。
あと、レンタカー台が安いので、複数人数で動く場合はレンタカーが安上がりで良いかも。

・宿泊場所
1日目のリゾートオクマはバンガロー形式で広くてよかったけど、複数の謎のモーター音でうるさかったな…。食事のバイキングは炭水化物メインでそれなり。味は普通。
2日目の名護近辺のホテルも普通。バイキング形式。あ、泡盛で出来上がっちゃってくだ巻いてるどこかの高校の自転車部関係者がうざかったのと、ライブの民謡がスピーカー音量がでかくてまいった。やっぱり部屋でコンビニ飯が似合っているのかな。

ちなみに家族連れで来ている自転車乗りが多かった。家族サービスをかねて沖縄に来ているみたい。ご苦労様です。

・沖縄料理
家の近所に沖縄料理店があり、よく飲みに行っているのでメニューに感動がない。
唯一美味かったのは、帰りの高速のSAで食べたポーク玉子おにぎりとサーターアンダギー。揚げたては美味しいね!

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 客室持込の場合でも荷物室預かりの場合でも、ボンベ類はほとんどご禁制なので、チェーンオイルは目薬の容器に入れて預けてます。これでトラブルになったことは無いです。
    TDおきなわは参加したいんですが、毎年時機が悪くて一度も参加できてません。
    こういうロングライド志向のものだと、5月にあるツールド国東も運営がしっかりしててお勧めです。
  • 各所ブログなどを見ていると大規模な落車があったり、雨で自爆したり、相当なサバイバルレースだったようですね。
    最後まで諦めないことが大切だな、と感じました。
    無事完走でき、おめでとうございます。詳細なレポートは大変参考になります。
    今年は参加できませんでしたが、来年はぜひ行きたいです。ヘタレなので85km だと思いますが。
    • by jmz-yam (5393) on 2008年11月13日 10時51分 (#1454698) 日記
      ありがとうございます。
      ホント、サバイバルでしたねー。
      自分も何度か諦めかけました。でも「ここで完走だけでもしておけば上出来」とか「足切りにあったらまた何か言われる…」とか脳裏をよぎり、必死でした。

      ぜひぜひお勧めします。自分もまた来年参加しようと思います。
      --
      jmz
      親コメント
  • by __hage (7886) on 2008年11月14日 21時10分 (#1455835)
    豚の丸焼きに群がっている人たちのところにいましたw

    私が出たのは本当一周サイクリングでしたので、それなりにぬるかったのですが、それでも結構な距離を雨の中走ったのできつかったです。一日目二日目共にハンガーノックになるというひどい体たらくでした。

    ゴールからホテルまで自走するというチームの予定でしたのでビールがのめませんでした。せっかくのただ酒が…。ですが、チームカー (東京から持って行きましたw) に全員乗れるということで結局自走はしませんでした。黄色いダッジのキャリアに13台も自転車を積んでいった派手なチームが我々ですw

    私は自転車を段ボールに詰めて送っちゃいました。なのでで結構楽でした。
    • ニアミスでしたね!
      最後、豚の丸焼きの脊髄が転がっているところを写真に撮ってました。

      二日目の雨はきつかったでしょう。
      本島一周300km越えは十分凄いと思います。

      チームで行けて良かったですねー。
      ウチのチームはバラバラで移動したので、なかなか移動が大変でした。

      また来年行きたいですねー。次は帰りは送ろうかなぁ。
      --
      jmz
      親コメント
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