詳細に比較してみたわけではなく、第一印象。対象は幼稚園児を想定。まず、起動する動作について、Scratchは普通にアプリケーションを起動する操作で、プログラミンは、Webブラウザを起動してからブックマークをクリック、もしくは、リンクのアイコンからの起動。プログラミンの起動は遅いが、Webアプリでは一般的な遅さなので問題にはならない。
次に作成画面だが、Scratchの方が複雑。緑の旗が開始ボタンのようになっているようだが分かりにくいし、タグやアイコン選択での切り替えが多く、探すのが面倒臭い。慣れてしまえば良いのだろうが、文字の読めない幼稚園児にはちょっと厳しそうだ。プログラミンの方が、それとは違って、単純なことしかできない代わりに、分かりやすい。アイコンに名前が付いているが、読むよりもアイコンの形を見た方が良い。このあたりは幼稚園児にはフレンドリーだ。
スクリプトを組む際は、Scratchはスプライトを選択することで、編集したいスプライトに対するスクリプトのフレームを表示させないといけないので、直感的ではない。プログラミンの方は、画像に直接貼り付けていく感じなので、直感的。その代わり、独立したフレームがない分、オブジェクトが多くなると辛そう。
そして、第一印象で最も強く違いを感じた点が保存に関する部分。Scratchはローカルデバイスに保存される形式でファイル名が必要、プログラミンは詳細を調べていないが、ファイル名を必要としない。開くときは一覧表示されるサムネールから選択すれば良いだけ。このあたりの使い勝手はTuxPaintに近い。やはり、幼稚園児向きだ。
と言うことで、幼稚園児を対象とするなら、プログラミンだろう。この手のソフトで必要なことは、自分でもできるというふうに思わせること。出来合いのゲームを動かすこともできるのだが、低年齢では、そちらに走ってしまいがちで、作るということが学びにくいと言う話もある。幼稚園児なら、自分で書いた絵が動かす、親に手伝ってもらいながら高度なものに挑戦するということになるから、Scratchだと機能の豊富さが災いするように感じられた。