kazekiriの日記: 本日、11月11日のバイナリデー 3
本日11月11日は、バイナリデー (Binary Day)です。
このように断定すると、10月10日推し勢、1月1日推し勢などいろいろと湧いてくるので、今年最後のバイナリデーということにしておきましょう。
このSlashdot Japanでは、2008年にバイナリデーの特設ページを用意したことがあります。何となく思いつきで直前に動いた企画というかちょっとした洒落のようなものでしたが、和田先生、竹内先生の両巨匠をはじめとして、実にアレな人選からアレな祝賀コメントが届きまして、実に良いネタ企画として仕上がったと思います。先ほど読み直してみましたが、今でも充分に面白いですね。むしろ、今だから面白いのかもしれませんが。
私自身はニワカバイナリアンですらないのでバイナリらしい話は置いとくとして... バイナリデーの起源的なお話でも。
1と0で構成される日をバイナリデーと呼ぶようなアイディアはおそらく過去にもそれなりにあったのではないかと思ってはいますが、私が知っている限りではこのSlashにおける「Binary Hacksが11月11日のバイナリデーに発売」という2006年の記事が初出のような気がします。
Binary Hacksは、大昔にはNamazuの開発者として、現在は(おそらくまだ)バッドノウハウ評論家、自転車小屋議論評論家であり、当時はバイナリアンとして有名だった高林哲さんが取りまとめを行なって出版されましたが、そのBinary Hacks の発売日の高林さんによる告知記事に「出版社に確認したところ、正式な発売日は 2006年 11月11日でした。めでたく1111というバイナリな発売日となりました」という一文があり、それをネタ元とした上記のSlashのストーリーでは何故か「1111というバイナリデーを選んだようである」と微妙に改変され、バイナリデーという言葉が生み出されています。しかも、私の編集記事ですね、これ。
それ以降、11月11日はバイナリデーとして定着.... とは全く異なる状況でしたが、2008年の11月11日にはまあそれを既成事実のようにしてバイナリデーを祝う特設ページを作ってしまったということです。
その後、11月という他に何もなさすぎて覚えていられない月ということでずっとスルーしてきており、バイナリデー企画はもう行われないような気がしますが、ソーシャルとクラウド全盛な昨今であるからこそ、その底辺を支える技術を振り返る日があってもよいのではないかと思っています。
それでは、Happy Binary Day!
# そういえば、青森県七戸町のハックリタイにはその後誰か到達したのでしょうか。気になるところです。
至高のスルー力テストか? (スコア:1)
オライリーからBinary Hack発刊に合わせてバイナリ・イベント開催(されたらいいなあ)
のカッコ内が抜け落ちてちょっと盛り上がったのがほろ苦かったです。
40.676863,141.11475 という地球表面座標(八栗平)か。もう山菜採取の季節でもないし今行っても収穫期待できなさそう。
Re:至高のスルー力テストか? (スコア:2)
ハックリタイにストビューが通っていることに気が付いて驚愕しました。我が富山の実家近辺はまだなのに。
Re:至高のスルー力テストか? (スコア:1)
東北新幹線駅(JR東 七戸十和田)の市町村でかつ近辺に有料道路(原付・自転車・歩行者不可の県道の上位グレードに準じた維持管理)が近いからというアドバンテージがあったればこそのグスビューだったんであろうと想像しますが、酔狂だなあ。