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日記

ken_non_sumの日記: アンミラ 4

日記 by ken_non_sum

帰宅。
仕事で三田の台地に行った帰り,田町に出ようと歩いたものの,どこをどう迷ったか泉岳寺というよりにもよって半端なところに出てしまった.
四十七士の馬鹿墓どころに用はない。仕方ないので品川まで歩く.
気のおけるお客さんと飲んだあとだったので,飲み食いし直したいなと思っていた.
ひとまず厠を借りるべく,品川駅高輪口の向かいの「ウィング高輪」に入ろうと第一京浜を渡りながらビルを眺めていて,2階のガラスの向こうでフロアを行き来するウェイトレスの格好を見て気付く.

『アンミラ』じゃん.

かつては都内各地にあった「アンナミラーズ」も今や品川に1店のみというのは知っていた.
しかし品川駅の真ん前だったとは…….
事業が退潮しても,あの給仕服が2次元コスチュームプレイに与えた影響の絶大さは今も変わらない.
この店の名前は知らなくても、あの服装は多くのアレゲ人が知っていることだろう。
;; ボクが道を踏み外すきっかけになった作品の服装デザイン画にはっきりと、
;; 「アンミラスタイルで」と但し書きがしてあって、それでこの店の名前を覚えていたのだ。
;;; ちなみにパンの「神戸屋」の制服も似た形状をしています。

意を決して(何の迷いもなく,ともいう)入店する.

時刻は早くもなかったが L.O. 2230 / 閉店 2300 と随分宵っ張りである.
食事と,酒と,1品づつ頼んだ.

で,その,間近で見た感想は,あの服(ドイツあたり由来なんだっけ?)の,乳房が持ち上がる感じがセクシーだなんてことよりも,スカート丈の短さ,裾の反りから感じる寒々しさが上回ってしまって残念だった.
むしろ3次的にはソチラが受けているのかもだが、個人的に,食べ物を扱っているところに肌色感があるのはダメなようだ.
;; 中身についてのコメントは控えさせていただきます.

神戸屋ではそういう印象はなかったんだけれども,スカート丈はどんなだったっけ?
毎日買っているけれど,カウンター越しだから視界に入らないんだよなぁ.

窓から階下のオープンカフェを眺める.厨房服のままでてきぱきと,でも少しぶっきらぼうなふうに給仕をこなす女の子が素敵に見えた.我ながらワガママだと思う.
とはいえ,これからまた品川に「一人で」来る用事の度に,その店とこっちと交互に来ることになるだろうななんて思う.

それにしても,ボクが3時のおやつ用に毎日スコーンを買っている神戸屋の店員さんがことごとくぺったん娘なのに,ここの娘は皆,少なくとも引っ掛かりがある程度にはある…….まさか胸囲で採用してはいないだろうし,母集団に偏りがあるとは思えないのだが…….何か詰め物してる?
;; あるいは神戸屋はあんまり腰を締め付けない着こなしだったような気もする。

店をあとにし、品川駅へと向かう。

京急の駅舎というかプラットホーム上屋がなかなか素敵であることに気付く.
;; 上の「あきたこまち30周年」の広告の文句を変なふうに解釈しそうになった.
;; 心が汚れているのか。でも本質は同じじゃないか?

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  • 四半世紀以上前出先へ職場の先輩と同行して行ったソニーのディーラー向け発表会
    で品川駅から帰社する前の打ち合わせ(a.k.a. 休憩)で立ち寄ったのが最初だった。
    給仕の女性の服飾に関しては「意識低い系」にもほどがあるわたしだったなあ。
    神戸屋キッチンは当時のアパート最寄駅から一番近い急行停車駅にあったので立ち寄って
    パンを買ったり喫茶を注文することもあったが意識低い系なので以下同文。
    // もののありがたみを知らないまま享受するのがいちばんしあわせだと負け惜しみ。

    • コメントありがとうございます。

      このエントリを書くに当たって少し調べてみて、バブル期前後からあったというのを知り驚きました。
      流行の種は案外そのへんに転がっているものなんでしょうかね。気付かないだけで。

      >もののありがたみを知らないまま享受するのがいちばんしあわせだ
      そういう考えもないとは思いませんが、ある日不意に気付くことがあって、それがとても嬉しく高揚する感覚が好きです。

      親コメント
      • その系統の服飾の店舗でいうと、10年ちょっと前ウィークデイの昼下がりの混んでいない時間帯にメイリッシュに寄って意味もなくケーキとアイスティーのセットを黙々と平らげるとか、7~8年前に同じくウィークデイにキャンディフルーツに行って陳列しているメイド服を見るだけではいたたまれなくてレトルトのメイドカレーを買って帰るとか。
        無関心なわけじゃないけどいざその目的で現地に行ってもヘタレだということはいかんともしがたいのであった。

        親コメント
        • 10年前といえば、ボクもそのくらいの頃にまさにメイリッシュへ行かないかと知人に誘われたものの、そのときは仕事の予定が入っていて断念しました。それ以来、気にはなっているんですけれど、なんかこう、入ったら負けな気がしてしまって……。

          実は勤務先の近所にもあるのでまた気になりだしています。
          ;; 最寄り駅と逆方向だから同僚バレはないはず。

          親コメント
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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常

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