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kokito 曰く、
Haikuのコードベースの拡大と将来のプログラマを育てることを目的に、Haiku projectが「Haiku Code Drive 2008」(略して HCD08)というイベントを先月キックオフしました。このイベントはコミュニティから寄付を調達し、その資金で学生さんが夏の間Haikuのハッキングできるようスポンサする仕組みになっていて、Google社が2005年から開催するGoogle Summer of Code(FSIJの紹介ページ)からインスピレーションを受けたプロジェクト促進活動の一つです。HCD08は先月キックオフされ、5月29日に2週間の寄付間が終了したところ、24ヶ国の120人から約7600ドル(およそ80万円)の寄付を受けとりました。この資金とGoogle Summer of Codeの参加で受け取る予定の2500ドルを合わせて、コミュニティ投票によって選ばれた4人の学生さんをスポンサーすることになりました。Google Summer of Codeの参加にてGoogle社にスポンサしてもらうことになっている5人の学大生と合わせれば、2008年の夏は去年より一人多い9人の学生さんがHaikuのハッキングをすることになった。これだけの若者がHaiku Projectに参加することと、HCD08の成果で、今後のHaikuの進化とプロジェクトの成長に期待したい。
19659
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kokito 曰く、
BeOSが開発終了した直後に発足されたHaikuプロジェクトが、BeOSの技術やコンセプトを適用したオープンソースOSを目標としていますが、当プロジェクトが先週末ロスアンジェレスで開催されたSouthern California Linux Expo(SCaLE 6x)に出展し、話題を呼んだ。Haikuのチームが開発途中であるHaikuを展示ブースで露出し、Haikuのコアエンジニアの一人でOpenBFSファイルシステム作者でもあるBruno G. Albuquerque氏がスピーカーとして当カンファレンスで演説した。これをキャッチしたArs Technicaのジャーナリストがレビューを公開し、それがスラド本家やEngadget、Wiredなどで次々と報告された。SCaLEでの写真やAlbuquerque氏へのインタービュー(mp3、ogg)も公開されています。
Haikuはまだ開発途上ですが、後数ヶ月で初アルファ版がリリースされると関係者から報告されている。BeOS後継とされていたZETAが2007年に開発終了し、BeOS系OSとして唯一残っているのは当プロジェクトですが、開発が進んで初リリースが現実に近くなるにつれて、BeOSファンからは期待が高まってきてる。WebKitの移植プロジェクトも順調に進み、さらに最近OpenJDKをHaikuに移植するチームも発足されたことから、Haikuを取り巻く開発には活気がついていることが伺える。この1月には、BeOSコミュニティを集めるBeGeistertというイベントがドイツで行われたが、参加者のほとんどがHaikuの開発者で、当イベントからの情報によると、Haikuのコアエンジニアの3人がドイツのMindwork社という会社に雇われ、Haikuを使った製品の開発に取り組んでいるという。
リリースまで待てない方はhaiku-files.orgからnightly buildのVMWareイメージがダウンロードできます、気軽に試せます。ダウンロードサイズはわずか30MB程度です。
754653
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kokito 曰く、
BeOSに大きく影響されて開発が進められているHaikuプロジェクトがGoogle Summer of Codeへの参加にはじめて選ばれたのはつい最近のこと。それがきっかけでプロジェクトに参加するようになったHugo Santosさんは、今に一番多くコードを貢献している存在になってきた。主にネットワーク関係のコーディングしているHugoさんですが、彼一人の頑張りで、最近のHaikuネットワークスタックがかなり機能が増え安定もして来た。おかげで、Vision IRCクライアントやBeSHare、日本発のFTP Positiveなどが使えるようになっている。
そのHugoさんが最近手がけているのはHaiku用FreeBSDネットドライバ互換レイヤーです(ソースコードはここ)。狙いはFreeBSDのネットワークドライバをそのまま、またはちょっとした修正だけで、Haiku用にコンパイルができて使えるようにする、と本人が述べている。この互換レイヤーを実際に適用したFreeBSDネットワークドライバが既にHaikuのレポジトリにコミットされ、一部が動作も確認されている、とHugoさんが言う。
現時点でレポジトリにコミットされたFreeBSDドライバはif_em(Intel Pro 1000)if_le(PCNet)とif_rl(rtl 8139)ですが、そのうちif_emはソースコードの変更無しでコンパイルできたという。この互換レイヤーの実装を進めることで、将来的には無線LANアダプタなどを含むもっと多くのFreeBSDドライバが使えるようにする狙いもある。ちなみに、パーフォーマンスの方ですが、ネイティブドライバとほとんど変わらないパーフォーマンスが得られる、とHugoさん本人がコメントしています。
Haikuの開発のために8人の学生さんをスポンサーしてくれるGoogle Summer of Codeの効果がこうやって少しずつ目に見える成果に変わっていくのを見るのはこれからも楽しみです。
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kokito 曰く、
BeOS系オープンソースオペレーティングシステムを目指すHaikuプロジェクトが2月10日と11日にロスアンジェレスで開催されたSouthern California Linux Expo(SCaLE 5x)に出展し、その2日後にMountain ViewにあるGoogleの本社でHaikuを紹介するTech Talkを行った。
HaikuがSCaLE 5xのようなオープンソースカンファレンスに出展するのははじめてで、ブースで展示をしただけでなく、プロジェクトリーダMichael PhippsやコアデベロッパであるAxel DörflerとBruno G. Albuquerqueが2回にわたってBoFも行った。展示ではプロジェクタを使ってブースのバックウオールに実機で実行しているHaikuを映して、20インチLCDを使ったキューブ型PCやラップトップでHaikuのデモをした。ブースにはHaikuのカーネルのベースとなったNewOSの作者Travis Geiselbrecht(この写真で左から2人目)の姿も見えて、Haikuプロジェクトへの歩み寄りを見せた。
Google社ののHaiku Tech TalkではHaikuのスピーカーMichael Phipps、Axel DörflerとBruno G. Albuquerqueに加えて、スペシャルゲストとしてBeOSと開発したBe Inc.の元CEO Jean Louis Gasséeが登場し、プロジェクトへの応援の言葉を送った。JLGのスピーチの中で、Haikuはノスタルジーではなくて、テクノロジーを色々な方向にプッシュすることによってイノベーションが促進される、それが大切だ、というような言葉があったのですが、それが特に印象に残った。参加者には現在Googleに所属する元BeOSエンジニアの姿も見え、プレゼン終了後もHaikuデベロッパとBeOSやHaikuのことを語り合った。
参加したタレコミ人には、大きなスクリーンに映されたHaikuを見ながら嬉しそうな表情を見せた元Be社のエンジニアはとても印象的で、6年ぐらいコツコツと開発を進めてきたHaikuにとって、BeOS本家にはじめてプロジェクトの存在意義が認められた気がしました。これがコミュニティとして今後も頑張るバネになることを期待します。
Haiku Tech Talkのビデオと写真またはSCaLE 5xの写真が公開されています。
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kokito 曰く、
Haiku MLのこの投稿によると、Haiku用VMWare graphics driver/accelerantが開発されている。このドライバの開発が始まったばっかりだが、もう既に動いていると、開発しているEric Petitさん本人が述べている。これでVMWareでHaikuを体験した場合、ある程度の画面速度の向上が期待できるだけでなく、ホストOSがサポートする解像度の変更をHaiku内でも行うことができるようになる(下記の画面のように)。
VMWare video driverを使って、Intel MACで動いているHaikuの画面 (mirror)
作者のEricさんの話では、このドライバはBeのサンプルコードをベースにし、X.orgのドライバを参考にして作っていると言う。現在はRECT_BLITとカーソル機能のみ実装されているが、後者はまだまだバグがあるため、無効にしてある。
このドライバがそのうちHaikuのソースツリーとテストイメージと思いますが、それまではここからソースのダウンロードができます(開発中なので、自己責任でどうぞ)。
756682
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kokito 曰く、
NewsForgeやIsComputerOn.comで伝えられていますが、BeOSのオープンソース版を目指すHaikuプロジェクトは新しいアイコンセットを公開し、独自に開発した新アイコンストレージフォーマットHVIF(Haiku Vector Icon Format)の適用に踏み切った。HVIFはアイコンデータのストレージ専用に設計されたフォーマットで、アイコン1個ごとに平均して500〜700バイトの領域しか使用しない効率の大変良い仕様になっています(これと比較して、ZETAのSVGアイコンは圧縮しても2-10KBぐらい使用します)。HVIFを適用することによって、Haikuはスケーラブルアイコンの導入をしても、UIの高速パーフォマンスの維持に成功しているという。この新しいアイコンフォーマットを開発したHaikuの開発者Stephan Assmusは新アイコンフォーマットの紹介(Icon Facts)となぜHaikuのベクタアイコンがこんなに小さいのか(Why Haiku Vector Icons are So Small)のふたつの記事を公開しています。このようにして、Haikuもイノベーション的な面を見せていることは今後のこのプロジェクトの期待につながります。
756872
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kokito 曰く、
BeOSのオープンソース版を目指すHaikuプロジェクトが年に一回行われるカンファレンスWalterCon 2006をフロリダ州で28日と29日に開催しました。プロジェクトリーダのMichael Phippsのプレゼンによりますと、ネットワークスタックとUSBスタックの完成とメディアキットの充実がリリースへの最後のハードルであると発言し、初公式リリースへの意欲の見せています。Haiku公式サイトの最近の記事によると、ネットワークスタックの開発が順調に進み、年内には完成する見込み。WalterConに参加したThe Jem Reportの記者が参加して、レポートを記載しています。タレコミ人もあちらこちらから入手した情報をとりまとめたWalterCon 2006のレポートをスラドJ日記に記載。
なお、HaikuやBeOSに親しみにない方には、日本語Wiki(非公式)や日本のユーザグループJPBE.netがお薦め。Haikuはどんなものか、一目でもみたい方は、こんな紹介ビデオがあります。
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kokito 曰く、
BeOSの理念やテクノロジに基づいた先進的なデスクトップOSを目指すHaikuプロジェクトが「Haikuアイコンコンテスト」を開催しています。提出された作品のコミュニティによる評価とHaikuメーリングリストでの議論を通して、(Tango Desktop Projectのような)「Haiku Icon Guidelines」を作成し、そのガイドラインに基づいたHaiku標準アイコンセットを作るのはこのコンテストの目標。
「PONKAN」という日本発のアイコンを含む中々クールな作品が勢揃いしましたが、今日から評価期間に入ったことなので、皆さんも評価に参加してみてはどうでしょうか。評価するには、一度に全アイコンセットを表示するページと各アイコンセットを再現する「Virtual Desktop」が設けられています。さらに、前スラドJでタレコミしたのJapanize Firefoxエクステンションを使えば、評価ページが日本語になります。
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kokito 曰く、
ユーザーが作成した翻訳情報を共有し、Mozilla Firefoxの拡張機能をインストールするだけで、外国語のウェブサイトインターフェースを日本語で操作できるようにする「Japanize」とても面白いサービスをあるきっかけで発見。このFirefoxエクステンションをインストールさえすれば、Japanizeに対応したサイトを開くだけで、ユーザが作成したこのような辞書ファイルによってページの文書は動的に日本語に変わります。ウェブ上でのロケールキットみたいなものです。
流動的なコンテンツを持つサイトに使っても実用性を発揮するのは難しい(というか、大変)かもしれませんが、海外からの情報を日本人にもっと短い身近なものにするには、このサービスが実用性を発揮できる多くの場面が考えられると思う。Haikuプロジェクトに参加しているこのタレコミ人は、今開催中のHaikuアイコンコンテストで、できるだけ多くの日本人が作品の評価に参加できるよう、Japanizeを使おうと思っています。対応サイト一覧をみるとGoogleを含むページが翻訳されているようですが、あなたならJapanizeをどんな使いかたをしますか。
758297
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kokito 曰く、
2003年からBeOS後継オペレーティングシステムZETAを開発してきた独yellowTAB社が今年の4月上旬に破産保護下に置かれたことを受けて、magnussoft社と提携してZETAの生き残りをかけたニュースは既に報道されていますが、ドイツのユーザグループのニュースによると、そのyellowTAB社の破産が決まったらしく、とうとう舞台に幕が降りることが間違いないようだ。
一方、ZETAを引き継いだ独magnussoft社は、ZETAのβプログラムを開始し、βテスターの参加申し込みをはじめたと発表しました。magnussoft社が始めたのは誰でも参加可能な「public beta」で、オンラインで参加申し込みができます。発表当時、オンライン申し込みフォームに「NDAに合意する必要がある」という記述がありましたが、今は消えていることから、参加のハードルを低くし、幅広いユーザ層から参加してもらうという狙いが伺える。海外からでも参加申が可能のようなので、ZETAに興味を持って英語でコミュニケーションがとれる者であれば、ZETAを試してみようと思いながらも中々購入に踏み切れなかった日本のギークも、今回のβプログラムに参加してみてはいかがでしょう。