リヴィールラボラトリほか4社、国産チップGRAPE-6を利用した流体シミュレータを開発
タレコミ by konh
konh 曰く、
昨日の日経新聞(15面)によると リヴィールラボラトリ など4社により、従来より低価格で高性能の流体シミュレータが開発された。
GRAPEは、 東京大学天文学専攻の牧野淳一郎助教授らが開発した重力多体問題用の専用プロセッサで 過去に/.でも何回か( 1、 2)とりあげられている。 もともとは、純粋に天文学の計算用のチップであったが、 商用への応用(MD-GRAPE(分子動力学への応用)、 GRAPE-DR (2ペタFLOPS、2008年稼動予定)) も進んでいるチップである。 最近のIT-Mediaの記事 では、プラズマ解析への応用も取り上げられている。
2005年現在のスパコンは、汎用PCクラスタが全盛であるが、GRAPEのような専用プロセッサの システムがどれだけ健闘できるか興味深いところ。
(Linpackは動かないらしいので、スパコンTOP500には載らないが・・・・)また、開発にかかわった会社のうち、リヴィールラボラトリ、カレッジマスターハンズは、 大学研究者の起業したベンチャー起業。 このような大学発ベンチャーが成功することで、 博士の就職率の向上に貢献したりしないか、こちらもこっそり期待していたりする。
タレコミ人としては、国産の次世代ゲーム機のグラフィックチップもすべて外国勢で占められている今日この頃、 GRAPEのような国産のチップの世界で健闘を期待したいところ。 ほかにも有望な国産のチップなどあったら、ぜひ教えていただきたい。