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430122 journal

kuoriの日記: 週刊文春「文春きいちご賞」 69

日記 by kuori
記事としてはいつもより早いが週刊文春の第3回「文春きいちご賞」が発表された。
順位は以下の通り。
1位「ゲド戦記」
2位「日本沈没」
3位「ダ・ヴィンチ・コード」
4位「涙そうそう」
5位「PROMISE」
6位「LIMIT OF LOVE 海猿」
7位「連理の枝」
8位「ラフ ROUGH」
9位「アンジェラ」
10位「7月24日通りのクリスマス」

タレコミ子も数本見た。
昨年はやっぱりゲド戦記の年だったようだ。(きいちご賞として)
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 日本じゃ二番 (スコア:5, おもしろおかしい)

    by SteppingWind (2654) on 2007年01月22日 12時49分 (#1096126)

    この賞って, 第一回目ですごい物が出てしまったおかげで存在価値が無くなっちゃたんじゃないかな?

    あのレベルの作品が出るのって10年に1回ぐらいでしょうから, それまで企画が存続するか怪しいものです.

    • by zenkakueisuuji (20374) on 2007年01月22日 13時30分 (#1096160) 日記
      むしろその「すごい物」こそが、こんな賞を新設させてしまうだけのインパクトがあったのだと考えるべきでしょう。
      あれがなければこの賞もなかったんじゃないですかね。
      毎年「あれを上回るものは今年も出なかったね。」と会話するだけでも、
      いやそのためにこそこの賞の存在価値はあるのだと思います。

      親コメント
    • by znc (2768) on 2007年01月22日 13時11分 (#1096147)
      あのヤシガニだってそれを越える作品が登場するまでに長い期間が必要でしたから
      そう簡単に登場するものではないのでは・・・・・

      # って、この書き方はw
      --
      『今日の屈辱に耐え明日の為に生きるのが男だ』
      宇宙戦艦 ヤマト 艦長 沖田十三氏談
      2006/06/23 JPN 1 - 4 BRA
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2007年01月22日 14時23分 (#1096181)

    豪華キャストや多額の制作費、大々的なプロモーションにもかかわらず 誰から見てもダメ・謎な作品・キャスティングミス・興行成績どん底っていう落差をネタとして 明るく笑い飛ばすのがラジー賞の面白いとこでしょ。

    作品の出来はともかく興行成績をそれなりにあげた作品をきいちご賞の1~3位に持ってきた時点で 主催のセンスが疑われる。単に批評家が個人的に作品のダメなところを あげつらってるだけでエンタテインメント性のかけらもなし。

    幸福の科学 [wikipedia.org]の アニメ映画のキャストの豪華さと荒唐無稽なストーリーの落差とかネタになりそうな映画は いくらでもありそうなのに。 (ラジー賞でもサイエントロジー [wikipedia.org]が作った映画「バトルフィールドアース」とそのキャストが選ばれてる)

    こういうのにはと学会の「変なものを生暖かい目で観察する」姿勢が参考になるんじゃないかな。

    • ちょっ、ちょっと待って!
      ゲド戦記は確かに邦画の年間興行収入1位でしたが、目標額には届いてませんよ!
      今までの駿作品に比べれば半分以下なんですから。あんだけ宣伝したら赤字ですよ!
      あとラズベリー賞はダメなところをあげつらって楽しむ賞ですよ!
      親コメント
    • 全く同感。たしかに、たいして深みの無い映画が並んでいますが。 たいして動員できなかった、情けなさ全開の「アンジェラ」が入っていたのは1周回って面白いけど、もっと保守の雑誌としては取り上げるべきものがあったんじゃないの?と思う。戦前のイデオロギーそのまんまで作っちゃったような進歩ない戦争映画とか。
      • その「1周回る」ってことが実は大事だと思うんですよね。突き抜けたダメさ加減とか。
        そこにはダメ映画を楽しむ要素みたいなのがあるべきなんじゃないかと。

        うまく言えるかどうか分からないけど、めちゃイケのテスト企画でよゐこの浜口が「三角すい」をまるで涙のように描いた、あの「愛すべきバカ」への視点のような。

        ただ普通につまらないだけでは、それは「ダメ映画」ではないんです。そんな作品は「ダメ映画」としても点数が低い、ダメな作品なんです。

        仮にも賞を選ぼうという以上は、主催者はエド・ウッドや彼の映画、シベ鉄シリーズがなぜこれほどまでに愛されているかの理由をもっと真剣に考えるべきです。
        それをふまえたうえで、真の「ダメな映画」を見いだして欲しいものです。
  • >部門名 (スコア:3, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2007年01月22日 11時40分 (#1096078)
    ああ、ラズベリーを直訳してなんかかわいい感じの名前になっているので、
    元々の「raspberry」がもつダブルミーニング [alc.co.jp]が失われているという意味か。

    ところで、2006年日本アニメのラジー賞大賞はどれだ? [fc2.com]
    • by Anonymous Coward
      1. 疲労をためる。方法は問わない。
      2. その状態で、ニュー速あたりのどっか殺伐としたスレを小一時間ほど読みふける。
      3. さらに、ひらがなだけで書かれた文章を15分ほど読みふける。
      これだけの下準備をしてから読むと、20人に1人くらいの確率で「きち○い賞」と空目できます。
    • by Anonymous Coward
      ツツイストは、直本賞に茶川賞でしょう。

      文藝春秋だからまわりまわっているのか。
  • by chu-chu (7456) on 2007年01月22日 11時23分 (#1096062)
    一ファンタジーファンとしては、指輪物語、ナルニア国物語と
    素晴らしい映像化を見られて幸せ感にひたった後だけに、
    ゲド戦記のがっかり感はかなり大きかったです。

    原作はどれも世代を超えて語り継がれるほど素晴らしいのに、
    一人だけハズレを引いたゲド戦記の原作者が哀れです。

    1位受賞は文句無いところでしょうね。
    • by Anonymous Coward on 2007年01月22日 11時42分 (#1096079)
      ジブリ映画としても、ここらへん [business-i.jp]を見ると興行収入には差があるようで、、
      1. 千と千尋の神隠し(興収約300億円)
      2. ハウルの動く城(興収約200億円)
      3. ゲド戦記(興収76億5000万円)
      まぁ、たぶんパヤオは巨額の脚本料と演出料をぶんどって行ってるはずなんで、
      ジブリ(鈴木P)としては上出来なのかもね。

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2007年01月22日 13時00分 (#1096139)
        長者番付の納税額などから推測すると、ハヤオの年収はおよそ5000~8000万くらいらしいです。
        だいたい3年で1作と仮定するなら、1本あたり1億から2億の収入。
        ただ、これが純粋に「監督としてのギャラ」かというとそうでもなくて、過去作品の原作者としての版権料収入(これは過去の作品のDVDや出版物等の売り上げからの配当)
        とかもあったりするし、もちろん他の仕事やジブリ取締役としての報酬もあるでしょう。

        とすると、非常にざっくりとした推測なんですが、監督のギャラは1本数千万から億の台に乗るか乗らないかというレベルなのではないでしょうか。
        息子はさすがに父並みとはいかなくても、せいぜい数分の1程度。それでも数千万。
        興行収入の規模に比べたら、監督のギャラなどは実はそれほど大きいパーセンテージを占めてないのかもしれません。

        76億というのはたしかに素人監督のデビュー作にしてはまさに奇跡とも呼べる興行収入でしょうが(2006邦画1位ですもんね)、
        それでもジブリとしては、ギャラ1億プラスしてでもハヤオにやらせておけば、
        さすがにハウル並みの200億は狙えただろうという後悔はあるかもしれません。
        親コメント
    • 「ゲド ~戦いのはじまり~」には心底腹が立ちましたが、
      「ゲド戦記」は言われるほど酷くなかったなあというのが個人的心象。

      米国では「ゲド ~戦いのはじまり~」は (原作を読んでいない人からの) 絶賛を得たそうで。なによりです。
      ファイヤーボールを投石したり、床上手なコシルなど見所満載ですので、「ゲド戦記」に憤懣やる方なしの人には是非その怒りの矛先をさらに高く上げるべく「戦いのはじまり」をご覧になる事をおすすめします。
      • 原作読んでない人です。

        両方みましたが、複線の張り方、演出などは「戦いの始まり」の方が上だと思いました。

        ジブリのは今一、説明不足、消化すべき複線を解決しきってない。
        本来複線と消化で説明すべき部分をナレーションに頼っているという気が。。

        「戦いの始まり」は素直に楽しめました。

        なので、原作を知っている人の不満は「あくまで原作を知っている上での"原作原理主義"」的なものかと思います。

        それがいいか悪いかは別として(好みの問題だとおもうので)
        いうほど「戦いの始まり」は"映画として(映画化としてではなく)"出来の悪いものじゃないと思います。

        ジブリ「ゲド戦記」は・・・・ノーコメント
      • そもそもB級作品に映画化の権利売ってる時点で終わってる。
        ハヤオに作らせなかった時点で駄目だったんだし。

        どうも権利商売はゲドは駄目みたいね。
  • by Anonymous Coward on 2007年01月22日 12時11分 (#1096096)
    原作と脚本が良いのに演出と映像がダメダメだからです。
    海外公開なんて意気込まずに素直に委ねましょう。

    例)デスノート
  • 話題になったのを並べただけのかんじ。
    本家ほどおもしろくない。
    • by miishika (12648) on 2007年01月22日 20時10分 (#1096314) 日記
      あれだけフジテレビで騒いだ「ブレイブストーリー」が出てきていない
      ところが不思議でなりません(テレビ局を敵にまわしたくないだけかも
      しれませんが)。
      親コメント
      • by Anonymous Coward
        子供向けの作品だし批評とかなんとかってのじゃないんじゃないかなあ。
    • by Anonymous Coward
      逆に「去年話題になった映画で、きいちご賞に選ばれていないもの」って何があるんですかね?

      とりあえず全部駄作って言っても、該当しちゃうような作品ばかりなのかなぁ。
      • Re:とりあえず (スコア:1, 参考になる)

        by Anonymous Coward on 2007年01月22日 13時32分 (#1096161)
        好評価ゆえに選ばれていないもの
        ・硫黄島
        ・パイレーツオブカリビアン
        ・時かけ
        etc
        ずっこけたがずっこけ過ぎて選ばれていないもの
        ・グエムル
        ・NANA2
        ・トンマッコル
        etcetcetc..
        親コメント
        • by Anonymous Coward
          トンマッコル、普通に良作という気がするけどなあ…

          まあ、作品の出来がそれほど悪くないのに客が入らなかった、
          という意味では「ずっこけた」と言えるかもしれないけども。
      • by Anonymous Coward
        こんな事が言えちゃうのは映画に興味が無いからなんだろうなぁ。

        # 邦画に興味が無いだけかも知れんが、
      • by Anonymous Coward
        おいらの周囲では「かもめ食堂」がブーム。
      • by Anonymous Coward
        キネ旬ベストテンぐらい見てみたら?
        全部が話題作とは言わないが、ひとつも重なってないよ。

      • by Anonymous Coward
        2006年興行収入ランキングでぐぐって引っかかったこれ [tsutaya.co.jp]を見ると、邦画の中では
        • 有頂天ホテル
        • デスノート
        • 男たちの大和
        辺りがかぶってないですね。
    • by Anonymous Coward
      つまり一番のきいちご賞はきいちご賞そのものだと。

      >公開されたがさまざまな点で改善の余地があったと思われる
  • の名前が、全く出てこないのに正直驚いています。
    できが良かったのかな?

    #見てみようかな・・・
    --
    if the kid?
  • でも日本沈没は普通に面白かったけどな。
    他は見てないや。
    --
    妖精哲学の三信
    「だらしねぇ」という戒めの心、「歪みねぇ」という賛美の心、「仕方ない」という許容の心
  • by nayuta1 (5887) on 2007年01月22日 17時15分 (#1096247)
    入賞作を一つも見てない私ですヨ!

    名前だけで判断すれば、
    「涙そうそう」「連理の枝」「アンジェラ」
    は面白そう。

    --録画した正月番組もまだ見てないし。
  • 普通の映画賞にも、この「文春きいちご賞」にも取り上げられない作品だと思う。

    #とりあえず、某ヨーヨー映画が入ってなくてよかったな、と
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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者

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