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maiaの日記: 瞬低は年間に10回程度起こる 2

日記 by maia

これがシャープ亀山第2工場だ!〜 なぜ、工場の差がテレビの差になるのか? 〜

同工場内に設置された世界最大の超電導電力貯蔵装置は、電気抵抗がOとなる超電導を利用することで、電気エネルギーを磁気エネルギーとして 10,000kWを貯蔵することができるとともに、大電流を瞬時に出力でき、わずか0.05秒で起こる瞬低と呼ばれる瞬時電圧低下を防ぐことができる。「瞬低は、年間に約10回程度起こる。最近では、不規則性が増している。液晶パネルの生産では、コンピュータの安定稼働で求められている瞬低対策とは比べものにならないレベルが必要」という。

「瞬低」がそういう状況になっているとは知らなんだ。PCも、対策は必須というべきなのか。

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  • 工場での瞬間電圧低下と、一般の家庭やオフィスなどでの瞬間電圧低下の割合はちょっと比較が難しいです。
    大きな意味で言えば工場の方が電源環境は(ノイズや電圧変動などを含め、あらゆる意味で)厳しいものがあります。

    逆に、もっと小さな部分で言えば、もともと供給されるアンペア数が小さいこともあり、「電圧変動」という意味では
    むしろ家庭用電源の方が厳しい事もあるでしょう。例えば、レーザープリンタを起動すると部屋の蛍光灯が暗くなる、とかね。

    年間10回の電圧低下、と言いますが、実際に工場環境の中で電源を計測すると、よほど上手く設計された電源系でないかぎりは、
    末端の電源にはかなり大きな電圧変動が常に起きている事が分かります。UPSの電圧ログなどを見ると結構分かります。
    また、最悪に近い末端の電源には、95Vくらいしか常時来てなかったりして恐ろしいです。

    まぁそれでもPCは普通に動作しますし、またサーバはUPS通すしで、とりあえずは「10回程度の瞬低」ならば(PCの場合は)
    あんまり気にする必要はないのでは無いでしょうか。もちろんUPSがあればそれに越したことはないですし、多分、ノートPCならほとんどの場合は
    何も気にする必要がないと考えてよさそうです。

    この場合、ぶっとい線が発電所から来てるから、その「10回程度の瞬低」が余計に気になるし、それが生産の歩留まりに直結する、って
    事なんじゃないかと思います。末端の電源の状況は、多分もっとひどいっす。でも、おそらくほとんどの国よりは異様に安定した
    電力が供給されているはずです。
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クラックを法規制強化で止められると思ってる奴は頭がおかしい -- あるアレゲ人

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