margaletの日記: 水商売
図らずも先日のWikileaksからみの報道で、自民党時代の対応は米国側では酷評されていたとあったが、 以前 にもいたこういう視野の狭い短絡的な議員ばかりでは、領土交渉のように歴史背景を熟知した上でロシアやアジア各国との高度で巧妙な政治力学をもとに戦略を練りあげての交渉が出来るはずもない。
いや、それぐらい人を無計画に放射線に晒して危険なことやってるという意味なんですが。
現状が危険であることは仰る通りですが、少なくとも事故の起こる前は厳格な規制を設けて細心の注意を持って管理してきたわけで、「無計画に」というのはすこし違うのでは、と思います。
もちろん、いわゆる「想定外」を「無計画」と言われるのであれば、確かにその要素はあるかもしれませんが。
ストロンチウム90の腸からの吸収に緑茶と関連成分がおよぼす影響をWistar系ラットで検証した。 その結果、緑茶は腸からのストロンチウム90の吸収に阻害的に作用し、その効果の一部は緑茶がもたらす渋みの作用と腸管の蠕動運動の抑制によることが示された。
ただCO2に関しては、京都議定書などからの離脱が許されなければ減らさざるを得ないわけでして、もし脱原発を目指すなら国の仕組み(政治や行政、経済とか)を分散型低エネルギー消費社会に転換した上、国民の意識(スローライフ型ライフスタイルや労働スタイルへの転換)や、日本文化も変革を迫られることになります。これを実現するだけの国民の覚悟とコンセンサスを取りつけることはかなり困難でしょう。
「困難」かどうかは、どのくらいの時間と投資を前提としてその方向に持って行くのかに依存する部分が大きいと思います。
半年や1年というスパンで考えると不可能と言うしかありませんが、京都議定書に始まるCO2削減にせよ、当初はニュースにすらならなかったものでも、時間をかけることで多くの成果が出てきています。エコバックにしても出始めは「あんなものカッコワルイ」でしたが、今ではおしゃれなものが多数出てきて何の違和感も無くなっていますし、夏の節電対策で断熱フィルムがオフィスビルの窓に貼られているとも報道されています。
無意識にせよ原発のしがらみがあるせいか、短期間で一気に進めなければと言う雰囲気がありますが、5年、10年かけるのであれば実は驚くほど沢山のことが出来る可能性があるのではないでしょうか。
とはいえ、原発依存を続けるならば、CO2削減分+退役原発のリプレース分に関しては、原子力発電所を作りつつけなければならないわけで、リスク評価や安全対策、万が一の事故対策等から逃げることは許されなくなるのは、その通りです。
長期的には原発依存から脱却できればそれに越したことは無いでしょうが、短期的には非現実的な提案で、その間のつきあい方を考える以外の選択肢はないと考えています。
私は「ピンチはチャンス」という言葉が好きですが、あえてこの状況に当てはめて次の3つのような可能性を考えてみました。
1)当初想定していた以上のCO2削減を可能にするだけの代替エネルギー技術の開発
2)想定可能なあらゆる事象に対して安全と言えるだけの原発技術の開発
3)節電に限らず、一定時間の停電があっても問題なく稼働する機器、工業技術の開発
到底数年で結果が出るようなものではないですが、逆に5年から10年かけてこれらを解決できれば、21世紀の日本の未来は明るいと無邪気に言えるでしょう。
誤解を恐れず書くならば、原発事故と放射性物質の拡散、除染、管理について日本の関係機関は世界に類を見ない技術的、社会的なノウハウを蓄積しつつあるわけで、北朝鮮の原発が暴発した際の具体的な対策という意味では現実的な対応策が整いつつあると言えるかもしれません。
地震と原発で非常に多くの問題が表面化していますが、問題の大きさばかりがクローズアップされ、それぞれの問題の大小からその解決に必要な時間と経費の概念までが一緒くたにされてしまったまま混乱しているようにも見えます。
政治と決断の問題については 決断する政治家 に書いてみましたので、良かったらご覧下さい。
にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー