masakunの日記: ロシア、北朝鮮の「人工衛星を追跡システムで特定中」と報道 - 追記あり 6
日記 by
masakun
【モスクワ5日時事】ロシア外務省のネステレンコ情報局長は5日、「北朝鮮が人工衛星を軌道に打ち上げた」と述べた。さらにロシアの航空宇宙追跡システムを通じ、「現在、衛星の軌道データを特定中だ」と明らかにした。
朝鮮新報が伝えるところによれば「「銀河−2号」は2009年4月5日、11時20分に咸鏡北道花台郡にある東海衛星発射場から発射され、9分2秒後の11時29分2秒に「光明星2号」を軌道に正確に進入させた。「光明星2号」は40.6°の軌道傾斜角で、地球から最も近い距離で490㎞、最も遠い距離で1426㎞の楕円軌道を回っており、周期は104分12秒である。」と、北朝鮮当局は発表している。もっとも北朝鮮には衛星を制御できる地上局が存在しないので、スペースデブリとなっている可能性もある。
とはいえ国連の宇宙空間研究委員会に「光明星2号」が登録されて国際標識番号が付与されれば、北朝鮮は「自国のロケットで衛星を打ち上げた10カ国目」となる。
【4/6追記】今日の朝鮮日報でミサイル:北朝鮮「衛星打ち上げ9分2秒で軌道進入」という記事で、北朝鮮発表のおかしい部分を解説しています。なおミサイル:北朝鮮のロケット技術とはによると、米国は今回の「ロケットがICBMとして脅威となることはない」と評価している模様。名実ともに失敗だったらしい。
【4/6 21:32追記】ロシアが衛星軌道を確認中というニュースは時事通信の誤報だそうです。ゴホゴホッ
テポドン祭り (スコア:3, 興味深い)
オバマが3時のニュースでテポドン2の発射を強く非難していたけど
7時のニュースではNORADがロケットは失敗だったと伝えたのは何か裏があるな。
失敗したならオバマが激怒する必要ないし、明らかにアメリカ本土の脅威になると
判断するに足る情報をNORADがつかんだからでしょう。
Re:テポドン祭り (スコア:1)
>失敗したならオバマが激怒する必要ないし
なんでですか?
日本以外の国が北朝鮮を非難してるのは、ロケットだろうがミサイルだろうが「打ち上げること」自体が安保理決議違反だからでしょ?
Re:テポドン祭り (スコア:2)
だって、前回のテポドン1の時は比較的冷静な対応だったでしょ。
射程が米国本土に入るとの計算があったから怒ったのでしょ。
Re:テポドン祭り (スコア:1)
テポドン2号:2006年7月5日
これを受けて、弾道ミサイル計画に関わる全ての活動の停止を要求する国際連合安全保障理事会決議1695が2006年7月15日に採択されています
この決議は全会一致で採択されています。
この時点で少なくとも安全保障理事会の理事国全ての怒りは買ってます。
この決議があるにもかかわらずの打ち上げでだから、これは安全保障理事会および国連に対する挑戦となる。
だから怒りを買ってる、とは考えられませんか?
そもそも「オバマ激怒」のソースはどれほど確かなものなんですか?
テポドンは失敗だったのでしょうよ (スコア:3, 興味深い)
ここら辺は政治の駆け引きですから、正確な情報を相手から引き出すには偽ニュースが流されることもある。
ロシアが北朝鮮の公式声明を裏付けるような談話を発表したとしても、それだけの話かと。おそらくNORADが失敗を強調するはめになったのは、ロシアの発表を受けてではないかと思います。
【北ミサイル発射】「打ち上げは失敗」と米宇宙司令部 [msn.com]
【北ミサイル発射】軌道進入に失敗と韓国 [msn.com]
あんまりニュース報道を鵜呑みにされない方がいいと思いますよ。たとえば2段目ロケットがどこに落ちたのかについても、
官房長官記者発表 ○北朝鮮による飛翔体発射について [kantei.go.jp]
この談話をもとに夕方のサンケイの記事【北ミサイル発射】2段目ロケットはどこへ?割り出しには時間(2009.4.5 19:07) [msn.com]では
と書かれているが、お昼前に防衛省は「午前11時48分に日本の東2100キロの太平洋上で追尾を終了した」と発表している。少なくとも官房長談話の推定ではなく、北朝鮮の事前通告通りにロケットは進んでいたもよう。しかし日本のレーダー外に出た後は、アラスカのNORADが最後まで追尾していたでしょうから、今回の飛翔体のデータについてアメリカは北朝鮮製ロケットの航続距離について十分情報収集ができたはず。2段目のロケットの着水地点はロケットの性能を示すデータですから、割り出されたところで機密情報になるのがオチです。時間がかかっても公表されることはないでしょう。
# 今まで門外不出の貴重なロケットですから途中で迎撃されなくてよかったですね。
ところで、もともとアメリカや日本は北朝鮮に(人工衛星打ち上げロケットにも転用可能な)弾道ミサイルの開発の即時中止を求めていたので、今回成功しようが失敗しようが、北朝鮮に対して非難はするし国際的な制裁措置に向けて行動をとるでしょう。
テポドン2はあと一歩のところで大洋に落下したらしい-米分析 (スコア:2)
>北朝鮮の事前通告通りにロケットは進んでいたもよう。
北朝鮮のテポドン2、飛距離は当初発表を上回る見通し - Technobahn [technobahn.com]によれば、
なお北朝鮮側が公開した打上げ時の写真分析からロケット中間部分に「非常に高度な姿勢制御用バーニアを装備」していることが分かったという。これは一般用のロケットにはあまり使われないもので、むしろ地下サイロから発射される弾道ミサイルに用いられるものだそう。ミサイル実験も兼ねた宇宙ロケット打上げという線が濃厚なのかな。
# それにしてもアメリカは情報をオープンにしますね。
# まるで北朝鮮に参考にしてくれと言わんばかりです。