mkrの日記: 職業ボケという言葉 2
さっきの自衛隊出身の市長のことで思い出したのだけれど、かつて
兵隊ボケ
先生ボケ、教師ボケ
警官ボケ
などのように、他職との接点が乏しい職場や、特殊な知識、常識発想を必要とする場にいたがために、退職後一般人として社会生活を送るのに齟齬が生じる、そんな状態を◯◯ボケ、職業名+ボケって言ったと思う。
思うんだけど今はもう使わないのか、死語になったのか。
大概は地域社会との接点、隣組とか町内会、の会合で露呈して自覚するんだけどね。今はそういうのも少ないのだろうか。
そういったコミュニティも都会じゃ逆に少数派で一般と言えるのかどうか。
たとえは悪いが、花輪和一『刑務所の中』で、刑務所から出た後もしばらく刑務所内の規定された動作を外でやっちゃう、それに似ている。
動作や発想が染み付いてるわけです。
これは自覚できるんで、出た後は自然と直して行く。
法律よりも上司のいうことを優先するとか、発想が兵隊ボケの範囲なんだなあ。戦場なり自衛隊の活躍するところでは、それはありなんだろう。
法律違反の責は、一般社会と違い基本的に上司が受けることになるし(それだけ軍の命令は重い)、その判断は上司がすることでスムーズに運ぶ。
兵隊ならむしろそうであった方が即応性が必要とされる職業であるしそれでいい、とも言える。兵隊である限りは。
もっと言っちゃえば兵隊であれば考えるよりも上司の言う通りに動いてくれた方がいい。職業としてそういう思考パターンであるべき。
まあこれに上司が言わんでも察してやるんだ、ってのが悪い形で組み合わさるとロクでもないことになる。
ここで兵隊ボケのまま、自分=トップであり他人の上司である市長になっちゃったところが悲喜劇なんだろう。
面白おかしく報道されるようなあれこれになってしまう。
退職するときは、世間にあわせて普通の常識教育をしてやってもいいんじゃないかと思う。
すくなくとも、多少世間とは違う発想で動いてる職業だから気をつけろよぐらい。
かつてはメールも何も無く、電話も世間話をするようなツールではなかったけれど、そういったコミュニケーションが取れる今は、ボケがそれほど進行しないのかも。
だから職業ボケって概念自体、消えていってるのかもしれない。
とは言っても (スコア:1)
そういう意味の○○ボケって言うのは、ある人が自分の属していた以外の場に出た時に、その場のルールに対応できないことを指摘されているだけだと思います。
で、列挙されたような職業ってのは、おっしゃるとおり「特殊」な職業ゆえに、あげつらいやすいんですよね。
# それどころか、公務員をひとからげに批判される方もよく見る気が…
えてして、その(より公的一般的な)コミュニティやなんかでも、仲間うちの論理で法をないがしろにしたりするわけで。
件の自衛隊出身の市長ってを擁護する気は全くありませんので念のため。
Re:とは言っても (スコア:2)
ですね。
職業自体への悪意はあまり無い言葉だったように記憶しています。
時差ぼけがニュアンス近いかな?
ルールが変わっていることに気がつかずつい出てしまう状態を言ってたらしいので。
新しい場がまた閉鎖的なムラコミュニィティーだったりというのもよくある・・