oddmakeの日記: 磁気的"超原子"が開発される 2
日記 by
oddmake
ScienceDaily記事より。Superatomって何のことかといいますと、原子のクラスタ構造が、それらの構成要素の原子とは違う一個の原子の性質をもって振る舞ってその代替になるような、そういう塊のことですね。
フラーレンの中にポコっと原子を入れてみたら、フラーレンサイズの一個の原子のような性質を帯びている新物質として新素材に使えるんじゃないかみたいな話を聞いたことがある人もいるでしょう。
Virginia Commonwealth UniversityのShiv N. Khannaらの研究者たちが1個のバナジウムと8個のセシウムからなるクラスタが1個のマグネシウム原子のような磁力を発揮すると発見したとか。
Khanna教授はこうした研究はやがて分子エレクトロニクスへと応用され、非揮発性メモリやさらに高密度に集積された電子回路やら高い情報処理能力といった利益を産み出すだろうといっています。すでにスピントロニクスに有望そうなsuperatomがあるとかないとか。磁気モーメントがあるのに電導性が無い物質を金とマグネシウムから作れるとかなんとか。
今月のニュートンで (スコア:1)
速報ページ(?)でですが、複数原子で磁気単極子風味な物質をつくったという記事がありました。
これもsuperatomといえるかもしれません
# 追試は必要でしょうけども。ちなみにフランス、リヨン大学、ヤウベルト博士らだそうです
M-FalconSky (暑いか寒い)
それはもっと詳報が読みたくなりますね (スコア:1)
磁気単極子風味…元々の原子は"普通"の磁石だというのにどうやって単極子風味を実現したのでしょうね。
たぶんsuperatomのカテゴリーに入る研究なのかな?リヨン大学のページにも飛んでみたが、フランス語ばかりでわからなかった(´・ω・`)
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