Emacs のウィンドウを半透明にしたかったので、xcompmgr -o.7 を使ってみました。半透明を有効にした瞬間に、背景真っ黒、立ち上げていたアプリは片っ端から落ちます。メニューを出したり、ウィンドウを移動すると残像が残ります。ここ[gentoo-wiki.com]に書いてある様に、現時点ではまだ xloadimage -onroot な感じの壁紙は使えない様です。で、Nautilus が生成する壁紙は表示されるか試したくなりました。Nautilus を起動して、端末から有効になるはずのコマンドを打ち込みます。

有効になるはずのコマンド
gconftool-2 --type string --set /apps/nautilus/preferences/show_desktop "true"
gconftool-2 --type string --set /desktop/gnome/background/draw_background "true"

実行しましたが、デスクトップは表示されません。gconftool-2 --type string --get(以下略)で値を見ると "true" になっていました。~/.gconfd に変更した値が入っていたので、削除して再起動しましたが駄目です。次は、~/.gnome2 を削除しますが結果は同じ。ここで暫く詰まりました。書込み権がホームディレクトリ以外にあるディレクトリは /tmp だと思い付きました。/tmp 内の削除可能なファイル、.gconfd, .gnome2 を削除し Nautilus を起動すると、ようやくデフォルトのデスクトップが表示されました。xcompmgr 有効にすると、アプリは落ちますが Nautilus のプロセスが生きていて、壁紙は表示され続けました。Firefox や Emacs を立ち上げ、transset でアプリを半透明にて暫く遊びましたが、余りにも遅いので今では使っていません。xfdesktop みたいに常駐してルートウィンドウを見張り続けるプログラムなら、壁紙は表示できる様です。

参考資料

• TIP Xorg X11 and Transparency[gentoo-wiki.com]