区間優勝はペタッキ

　最後に3級の山があるものの、それ以外はまったく平坦のステージ。こういう時はやっぱりゴールスプリントに期待がかかる。しかもゴール地点はフェラーリのサーキットというのは、スプリントをしてくれと言わんばかりのコース設定。

　ベルトリアーティを含む4人が逃げる。しかしT-モバイルは集団を引かずに、クイックステップが集団をコントロール。なんか「平坦ステージはスプリンターを擁するチームが仕切る」という新ルールができてしまったようだ。ツールやブエルタもこの調子なのだろうか。

　サーキット内で「牛乳列車」が出来上がる。いや、スプリンターのレースにサーキットが映える。ペタッキ、ベッティーニ、フースホフト、ナポリターノの4人のスプリントはペタッキが制す。

　ペタッキの復調は、本物だ。しかし、ミルラムトレインが成功したのって、チーム結成以来、今回が初めてじゃないのかな。