区間優勝はリッコ
いや〜面白かった。

　ものすごく単純に言ってしまうと、リッコ、ピエポリ、パッラ、ペレスクアピオの4人が登りで逃げて、それが決まっただけなんだけど。（笑）でも、チーム戦略という自転車ロードレースの深みを存分に堪能させてくれた。リッコとピエポリを先行させているサウニエルは、その時点でディルーカ（リクイガス）より優位に立っている。したがってシモーニは先頭交代に加わらず、ディルーカについていくだけ。それどころかクネゴもシュレクも先頭交代しない。したがってサポートを失ったディルーカは、いやでも集団を引かざるを得ない。それどころかこないだまでアスタナのエースだったサボルデッリが、マッツォレーリのアシストになって、マッツォレーリを逃がす。

　孤立無援のディルーカ、四面楚歌のディルーカ、徹底したディルーカいじめ。なんとなくかわいそうな気がする一方で、「ざまあみろ」とか思ってしまう身勝手な視聴者！

　とかなんとかいってるうちにディルーカ自らでアタック。あれだけ集団でなぶり殺しにしたにも関わらず、いったいどこにそんな力が残っていたんだ言いたくなるような猛攻！いや、おそれいりました、ディルーカ様。

　最後はリッコとピエポリで、サウニエルのワンツー、マッツォレーリは健闘したものの、マリアローザは移動しないでディルーカのまま。結局、ディルーカの強さを確認したステージになりました。しかし、もしバッソが出てたら、バッソ対ディルーカでもっと盛り上がったんだろうな〜。

　あ、そういえば、マヨも最近がんばってますね。(^_^;