taggaの日記: [読書] 日本語と時間
藤井 貞和. 2010. 『日本語と時間:〈時の文法〉をたどる』 岩波新書. 岩波書店. http://www.amazon.co.jp/dp/4004312841
比較的定着している語源説による、古語の「時制」の助動詞まわりの分析。 単純に四面体作るよりは、接続の制限を加えた方がいい気がするのと、 「らし」の r 音を「あり」由来と考えるのは、 接続ぐあいが奈良期までの日本語の音韻からすると疑問。 助動詞がもともと自立した動詞だったと考えるのは、当然の話。 けど、そうすると途中で補助動詞的な段階がある訳で、 現代の補助動詞でアスペクト補っているのと実は大差がないと 僕は考えた方がいいと思う。