金のかからない研究しているし (今年前半の主なネタもとは、年間契約 48ユーロ (Google によると、5 400円ほど) のネット版辞書。 ひたすら読んで変な単語を探す。目がしょぼしょぼ。サプリと目薬は自前)、 どうせ三流研究者だから、 あれこれやって格を上げようという意志はまったくない。 だから一部からは顰蹙をかっているのだが。

外部予算を獲得したり、 外から人を呼んであれこれやったり、 ネタを使いまわそうがそういうのに呼ばれたりするのが、 評価の基準の世界というのは、大変そうだねえ。 書類の山もメールの洪水も管理できてない人もいるし。 ああ、そういうのが期待されない無能な人間でよかった。

;; けど、ときどき CC が飛んできて、意味不明で対応できなくて、また顰蹙。

某所で聞いた愚痴なのだけど。 それなりに面白い論文が載ること知られていた、ある大学の紀要で、 執筆者の名誉教授率が急上昇なのだそうだ。 現役世代は、管理業務で忙しくて研究どころでないという話。 今日日の「改革」なるものは、 どこかの国がモデルになっているという話もあるけど、 そこの一部でしかやられていないことを、 日本では全員に課すという方向になっている。 当然、きつい。はあ。

;; ついでなんだけど、そういう感じものの委員だった先生に、 なんであんな議論なんすかと聞いてみたら 「あら私、異論をとなえていたら、もう呼ばれなくなりましたわ」とのお言葉だった。