今度は Mac OS X の方でも、PHP5 を Darwinports で入れてみました。

# BSD ってセクションはあるけどトピックにはないのかーー。

これは非常に簡単で、

sudo port install php5 +apache +mysql5

とするだけです。依存性のある ports が入っていなければ、それらも自動的に入ります。

さて、その次に、Mac OS X に標準で入っている Apache から PHP5 を呼び出す設定をします。/etc/httpd/httpd.conf を編集します (バックアップを取っておくこと)。

241c241,242
< LoadModule php4_module        libexec/httpd/libphp4.so
---
> ####LoadModule php4_module        libexec/httpd/libphp4.so
> LoadModule php5_module        /opt/local/libexec/apache/libphp5.so
285c286,287
< AddModule mod_php4.c
---
> ####AddModule mod_php4.c
> AddModule mod_php5.c
1083c1085,1086
< <IfModule mod_php4.c>
---
> ####<IfModule mod_php4.c>
> <IfModule mod_php5.c>

あとは、php.ini の設定で、/opt/local/etc/php.ini-recommended をコピーして適宜いじってください。

PHP5 を使うだけならこれでいいんですが、PEAR パッケージを入れようとすると問題があります。なんと、/opt/local/bin/pear, /opt/local/lib/php/pearcmd.php に記述されているパスが変てこなのです。

/opt/local/var/db/dports/build/_opt_local_var_db_dports_sources_rsync.
rsync.darwinports.org_dpupdate_dports_www_php5/work/destroot/opt/local/ほげほげ

となっているのです。先頭130文字が不要なので、ひたすら vi で、d130l とやって削除します。pear.conf.sample も変てこですが、これを修正するのは大変なので、pear config-create してから pear config-set コマンドで正しいパスを指定する方がいいでしょう。

これで「pear install ほげほげ」でいろいろパッケージが入れられます。

以上で、OS 標準のパーソナル Web 共有で PHP5 がバリバリ使えるようになりました。phpinfo() を見てみると PDO_MYSQL が有効になってないので、あとで入れてみます。