コメント: Re:HDD分解で健康被害は?(オフトピ) (スコア 1) 46
石鹸は界面活性剤の一種ではありますが、脂肪酸ナトリウム及び脂肪酸カリウムの性質は、マグネシウムやカルシウムなどと鋭敏に反応して非常に界面活性作用を失活しやすく、脂肪酸と水不溶性脂肪酸金属塩になりやすいことがあげられます。
排水された後は容易に界面活性作用を失いやすいので、環境中から脂肪酸ナトリウムや脂肪酸カリウムが検出されるということは言うことはありません。
脂肪酸は生物の成分として基本的な物で、微生物や人間も皆体内や表面に持っています。
生物由来の脂肪酸が環境中から見つかることは普通にみられると思います。
そして脂肪酸は微生物などの栄養源として代謝分解されて、最終的には水と二酸化炭素までになるでしょう。
対して工業の世界などでもよく使用されている酸化エチレン系合成界面活性剤(代表的な物としてポリオキシエチレンアルキルエーテル類など)は、魚毒性などが大変問題で、また有毒な分解代謝物としてジオキサン、アルキル鎖が短くなった物、酸化エチレン部分の付加モル数がやや少なくなったもの、などが良く知られています。