表板をけがすのもなんなのでここで。

あたたかいコメント、ありがとうございます。

正直、インターウェアの時は、自分が生きてきた中で、一番怒りという感情が高まったという自覚があります。なんというか、命を懸けて育ててきた愛する息子・娘がレイプにあった、という状況に似ているかもしれません。攻撃的な衝動に駆られてしまったり、他人にやさしく接することが出来なくなったりしました。もっとも現在にいたるまで、私は生物学的には「親」になったことはないのでずれているかもしれませんが。

しかし、抗議に対する相手の対応を見ているうちに、段々と怒りが呆れと無力感に変わっていきました。その後別のMac向けmp3エンコーダなど、2001年ごろまでに既に4件ぐらい、パクリの話は出ましたが、そのたびに同じことの繰り返しでした。

怒りを感じて行動すれば、相手の行動によって更に怒りが高まり、日常の平穏な生活が乱れてしまいます。そんなことだったら、怒るよりも哀れむことが私のポリシーです。「著作権で飯を食っているのに、その著作権がどういうものが分かってないなんて、かわいそう」と。

まあ、一番分かってないのは私なのかもしれないのですが。

下の日記の訂正。今年は何も無いと思った、とか言ってましたが、某VX30とかいうプログラムにもLAMEが使われているとかなんとかいう話がありました。2004年から2005年にかけての話題なので、微妙に今年ですね。完全に忘れていました。人間、いやな記憶は忘れようとするものなんですね。