チップセットに合わせてGeForce 7300LEを挿していたML115だが、せっかくメモリを8GB積んだのに、ビデオカードに備わっているTurboCacheのせいでメモリの一部をビデオメモリとして横取りされてしまい、OSからは7.8GBしか使えない。

これはたいへん気分が悪いので(使いもしない3Dアクセラレーションのためにメモリを勝手に持っていかれて、気分の良かろうはずがない)、先日ファイルサーバをSocket939からSocketAに変更した際に余ったRADEON X300SEを、GeForce 7300LEの換わりにML115に挿してみた。

Xを起動した状態で物理メモリサイズを確認したところきちんと8.0GBになっていた。善哉。これでGeForce 7300LEはドナドナ決定。

この機械に挿したメモリをビデオカードに取られるのがイヤな人は、あきらめて内蔵のServerEnginesに戻すか、前もってTurboCache/HyperMemoryが無いビデオカードを用意しておくと良いみたいだ。

もっとも今のローエンドなビデオカードにはたいていこの手の機能があるから悩ましいんだけどな。