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uruyaの日記: 千歳ツーリング&東千歳駐屯地一般公開見学

日記 by uruya

[要旨]
サイクリングついでに見に行けるイベントを探していたら、東千歳駐屯地58周年記念の一般公開を発見。これだ!
陸上自衛隊第七師団、機甲部隊の駐屯地だ。戦車とたわむれてこよう。

[計画]
往復で100キロ近くなるため、シーズン始まって浅い現時点の体力では厳しい距離。
最短ルートをとり、体力を温存しながらゆっくり走る。荷物も必要最低限、ウエストバッグにカメラとキーとキャッシュだけ突っ込んでGO。

[行程]
0645 自宅発
起きてみると微妙に路面がウエット。空はどんより雲り、風が雨滴を含んでいる。天気予報は快晴のはずなのだが。どうなってるんだ。責任者でてこーい!(人生幸朗)
この前日も、まる一日雨の予報だったが、すっきりと晴れていた。正確に予測するのは不可能とわかってはいるが、このレベルではずれるのはさすがにひどくないか。なにか根本的な問題があるのではないか。

0704 水穂大橋定点観測・雪解け水も落ち着いてきた5月下旬
予報は快晴だし、回復傾向だろうと判断し出発。水穂大橋で定点観測。
今回走るのは往・復ともに最短距離ルート。といっても、白石CRで北広島経由恵庭に出るか、36号をひたすら突き進むかの2択。36号の方が距離も短いし、アンダーパスや跨道橋が多くて地味に疲れる白石CRより体力を温存できる。信号があるのと、歩道走行せざるを得ない箇所が多いのが難点。

0859 休憩@道の駅 花ロードえにわ
距離3分の2地点、道の駅で休憩。ここまで32キロを約2時間。途中マックで15分ほど休憩したのと、信号待ち時間込みでこのタイムは、自分的にはいいペース。アベレージで20km/hを超えている。
意識的にゆっくり走っているのに、それなりのペースになっているのは、猛烈な追い風が吹いているからだ。いやあ楽だねえ、ほとんど足を使ってない。…考えるな、帰りはこれが正面から吹いてくるという事実は考えるんじゃないぞ…追い風ほんと楽。追い風サイコー。

0947 駐車場大盛況
ちょうど3時間で東千歳駐屯地に到着。車がひっきりなしに入ってきては駐車場に吸い込まれていく。案内役の隊員からパンフ(というか紙ペラ1枚)を渡され、シャトルバスを案内されたので、入口付近に自転車を停めて向かうことにした。そのまま自転車に乗って行ってもよいことが後になってわかり、一瞬後悔したが、メイン会場付近の道路は人ごみが凄くて、自転車では無理だったろう。ある程度奥まで進み、そこから徒歩で行くのが最も効率がよさそうだ。
結局シャトルバスには乗らず、徒歩でメイン会場へ向かった。やっと晴れてきたが、強風が吹いているので肌寒い。

観閲パレード
観閲行進開始。写真大杉なのでタグでお送りしております。
目の前を自走砲や戦車が整列して走りぬける。大型車両が通るときは地響きがして迫力だ。ときおり航空機も飛んでゆく。人垣の後ろから観覧していたが、こういうときばかりは無駄に背が高いのが有利に働く。

訓練展示
訓練展示。シナリオに沿った戦闘訓練。戦車砲や機銃などの空砲射撃が行われる。ショーアップされたシナリオで、ヘリのアクロバット飛行や2輪車のジャンプ、模擬ミサイル発射など盛りだくさん。ラストに派手な噴煙花火があがる。映画を観ているようで面白い。
パレードで写真を撮りすぎて電池の容量が厳しくなってしまい、撮影量控えめ。撮るならこちらの方だった。しっぱい。

1151 東千歳駐屯地 東厚生センター ザンギカレー
訓練見学後、とっとと撤収。なにせ人出がすごいので、早め早めに動かないとどんどん混んでくると予想される。
東厚生センターの食堂が開いていたので、ここで昼食。PXの食堂は隊員が利用するのでデフォルト大盛りという噂があり、楽しみにしていたのだが、一般客が殺到するこの日は特別メニューでの営業だった。残念。提供しているのはラーメン3味とトッピング2種のカレーライス。ザンギカレーを注文。味はまあ普通。ルーは業務用だろう。
このあと、会場から少しはずれた北厚生センターの食堂も営業しているのを確認。通常メニューっぽいじゃないですか。こっちで食えばよかった。またしっぱい。

車両展示
車両展示会場。戦車等のデモンストレーションが行われていたり、乗ってみたりすることができる。基本ちびっこ向けだろうが、大きなお友達も乗れるかも?w

レーションコレクション
隊員食堂を利用した会場では、隊員が撮った写真や創作物などが発表されていたが、脇で戦闘糧食が陳列されていたので、すべて蒐集してみた。妙にうまそうなメニューもある。このイベントには隊員やその家族なども多く参加しており「これ食べたことないなあ」「うまいっスよ、これ」なんていう会話も聞こえてきた。

資料館展示品
資料館では、館外に訓練機や戦車など、館内では資料類が展示されている。常設展示のようだ。資料は明治期から現在に至るまでのものが保存。太平洋戦争時の資料が特に目をひく。開戦1周年と終戦日の新聞が並んで陳列されていたのが興味深い。

1402 かぼちゃプリンパン@道の駅 花ロードえにわ
イベントを存分に満喫し、13時ちょうどに出発。
…しかし、こ、これは…とんでもない向かい風だ…。天気予報では北北西の風10メートルと出ていたが、それ以上ありそう。普通に立っていて、風に呷られてよろけるレベル。当たらなくていいところだけ当たりやがる。どうなってるんだ。責任者でてこーい!(人生幸朗)
恵庭を過ぎてから大曲の最高点まで登りが続くので、道の駅で糖分を補給しておく。恵庭の道の駅といえばパン屋だ。本日のおすすめ、かぼちゃプリンパンを購入。かぼちゃプリンが中に入っている。当たり前だ。ちと甘すぎるかな。あと粉砂糖はむせがち。むせた。

1620 豊平川&藻岩山@水穂大橋
水穂大橋を渡って東区へイン。天気も回復し、新緑の季節に入った景色はとてもよろしかった。

1645 自宅着
10時間ジャストで帰宅。
「…」(説教する気の目)
うっ…石抱きの刑が執行されそうな予感…

[まとめ]
走行ルート
走行距離 93.22km
累積標高 753m
所要時間 09:55:00
走行時間 05:08:52

食費 500
その他 100+150+150

合計費用 \900-

[反省点]
・カメラの電池問題、パレードだけで100枚近く撮ってた。撮りすぎ。そりゃ電池も切れる。
・体力的には十分。ペース配分大成功。

[感想等]
・思いのほか楽しかった。他駐屯地のイベントも気になる。
・電池不足と食堂の件が、かえすがえす残念だ。来年リベンジしようかなあ。

3535917 journal
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uruyaの日記: チヨ子 / 宮部みゆき 2

日記 by uruya

チヨ子 / 宮部みゆき

雪娘
久しぶりに集まろうということになった、小学校時代の仲良し四人組。だが本当は、そのグループは五人いるはずだった。もうひとりのユキコは、二十年前の雪の降る日に絞殺され、犯人はいまだに不明である。

オモチャ
玩具店の窓に首吊りの輪が見えるという噂があった。その店のおじいさんはクミコの大叔父にあたるが、若いころ家を飛び出してから義絶状態ということで、先方から遠慮して、今でもつきあいはない。おじいさんは玩具店の家付き娘の婿になっていたのだが、最近おばあさんが亡くなってから、その噂がたつようになった。

チヨ子
スーパーの倉庫に保管されっぱなしだったウサギの着ぐるみ。これをかぶると、人の姿がぬいぐるみだったりロボットだったりスーパーヒーローに見える。その人が子供のころ大切にしていたものに見えるようだ。

いしまくら
殺された女子高生の幽霊が公園に出るという噂がたっていた。ノーパン幽霊というから穏やかではない。見物しようとする中高生が押し寄せてカツ上げ事件などが発生し、ちょっとした騒ぎになっている。その騒ぎに石崎が首を突っ込むことになったのは、娘にできたボーイフレンドのおかげだ。その幽霊女子高生は、娘の彼氏が子供のころ慕っていた、近所のお姉さんだった。手のつけられない不良だったとか、援交していたとか、シャブ中だったとかいう評判になっているのが許せず、娘とふたりで噂を調査しているという。

聖痕
子供に関する調査を専門に扱う女調査員に、料理屋を営む男から依頼が入った。彼と、別れた妻とのあいだにできた子供は、数年前に凶悪事件を引き起こした犯人「少年A」であった。
元妻には離婚の原因となった情夫がいて、離婚後は二人で慢性的な虐待を行っており、少年が成長すると保険金をかけて殺害しようと計画した。追い詰められた少年は、寝ている母親と情夫の首をナイフで切り落とすと、翌朝なにくわぬ顔で登校し、担任教師を人質として学校に立て篭もった。事件は世間で大きく騒がれたが、結局虐待の事実等が認められ、少年は適切な医療を受けて、すでに保護司のもとで社会復帰している。
ところが最近、少年を偶像視するカルト集団がネット上にあらわれたという。「黒き子羊」を名のる彼らは、虐待から子供たちを救う「黒き救世主」として少年を位置づけていた。

─────

異形コレクションなどに発表されたホラー系短編の自選集。

長編作家のイメージが強い宮部だが、短編も悪くはない。テーマをコンパクトにまとめて、すとんとオチをつけるのが短編の作法だろうが、それなりにまとまっている。世間に潜むなにげない悪意を描く作品群は、現代物推理長編や時代物と読み味はそう変わらない。そういえば時代物では連作短編が多かった。お手の物だ。

とはいえ寄せ集め感は否めず、その点については「光文社(笑)」という感想だ。まあ単行本未収録短編が世に出るのは悪いことではない。いきなり文庫なのは良心的だ。これが○○社ならハードカバーだ。

著者インタビューを交えた大森望の解説は必見。宮部の着ぐるみ姿が拝めます。ある種のマニアの方にお勧め 笑
いや別にくさしてないっス。かわいらしいおばちゃんだと思っております。

3457005 journal
日記

uruyaの日記: アポイ岳登山 その2

日記 by uruya

1339 山頂
休憩込み1時間50分、休憩なし1時間25分。
馬の背あたりでは完全にハイマツ帯に入っていたのだが、山頂はダケカンバに覆われており、眺めはよくない。いったん森林限界を超えてから、山頂部が樹林帯になっているのも、アポイ岳の謎のひとつらしい。山頂までの登りでかなりの人数とすれ違ったが、彼らで最後だったらしく山頂は無人。おそらく大きなグループの団体登山客だと思われる。5合目も団体でえらく混雑していた。
コーヒーブレイクなどしつつ、広い山頂で休憩。ザックを降ろしてうろうろしていると、体がやけに軽いのに気づく。そうか…登りがつらかったのは荷物が重かったからか…ストーブと水で2~3Kgほど増えただけのはずだが、このたった数Kgが、大きく影響するようだ。軽量化に命をかける人がいる理由がわかる。まあグラム単位で軽量化するより体重を絞るのが一番簡単だっつー話ですよ。

1419 えりも岬遠望
帰りは幌満コースに入り、幌満お花畑に寄ってから南西斜面をトラバースして山頂直下分岐点へ合流する。このコースは笹薮になっており、もう少し季節が進むと笹が茂って歩きにくくなるだろう。あとダニが心配だ。
こちらの方が展望はあり、えりも岬や日高山脈を遠望することができた。日高山脈がそのまま海に落ち込んでいるえりも岬は、近くで見るのもいいが、こうして遠望してみるのも面白い。

1425 幌満お花畑
1425 日高山脈
1426 太平洋沿岸
お花畑。寄ってはみたものの、特に興味があるわけでもなく。
かつて大規模盗掘があったため、監視カメラが設置されているらしい。世知辛いねえ。高山植物なんか盗んで帰ってどうするんだろ。

1551 下山
休憩込み4時間、休憩なし3時間。幌満お花畑に寄ったぶん、登りと下りがほぼ同タイム。
予想どおり、馬の背から5合目まではかなりの苦行。翌日は軽い筋肉痛に襲われることになる。

1609 アポイ山荘
帰りのバスまで2時間、アポイ山荘で風呂&休憩&食事。いかにも日帰り温泉っぽい雰囲気で、景色のよい露天風呂まで備えているが、ここは温泉ではない。沸かし湯だ。だがまあ、登山でかいた汗を流すぶんには不都合はない。広々とした浴場で、ジャグジーやサウナもある。ジャグジーの泡で足を入念にマッサージ。スーパー銭湯的に利用されているようで、地元民と思われる家族連れなどが多かった。
風呂上りには休憩所兼食堂で当然ビール。うまい…うますぎる…これほどうまいものは世の中に存在しない。こればっかりは公共交通機関を利用しなければ味わえない、至高のひととき。帰りも乗り継ぎがよすぎて食事時間がとれないので、みそラーメンも注文。ゆで過ぎ麺に業務用スープという、あまりにも想定内すぎる一品が出てきて逆に笑った。

2300 札幌着
JRバス 日勝線 岬小学校発様似営業所行 1802アポイ山荘→様似駅前1810
2242D 様似発苫小牧行 普通 1827様似→苫小牧2127
2849M 東室蘭発札幌行 普通 2143苫小牧→南千歳2206
3983M 新千歳空港発手稲行 快速エアポート223号 2217南千歳→札幌2252
帰路は時間も時間だし、南千歳までは混んでいなかった。が、快速エアポートはやはり、ものすごい混雑。一般車両が満席だったらUシーに座って車内で清算するのがいつもの手なのだが、Uシートさえも満席。どうも、到着便が重なる時間帯にちょうどいい電車らしい。しかたない、立っていくか…と思いきや、千歳で席が空いて座っていけましたとさ。こんなこともある。さすがに疲れているのでラッキーだった。

2330 自宅着
ママチャリで激走し帰宅。日付が変わる前に帰れたよママン。次の日は平日だし、これ以上はつらい。
またいきなり写真にゃ
今回も日記時間軸とのパラドックスが発生しました。要するに何もしないで寝たという話です。体力的にギリです。筋肉痛だし。
「貧弱にゃ」

[まとめ]
GPSトラック
沿面距離 10.791Km
累積標高 1006m
所要時間 04:05:45
行動時間 03:01:28

移動ルート
交通費 100+2200+300+290+290
入浴費 500
食費 600+550
酒代 400+400+278+120
その他 98+98+78+147+100

合計費用 \6,549-

[反省点]
・低山なめてたら意外に斜度があってやられたでござるの巻。
・本当は土曜日に行こうと思ってて、起きたらどんより曇ってたからやめたんだよなあ。

[感想等]
・「交通費」 … ガソリン代より少し安いか、行って来い。
・「飲める」 … プライスレス。
・運動してかいた汗を風呂で流したあとに飲むビール。これ以上の至福が存在するだろうか。いや、ない。(反語法)
・帰って野球の結果チェックしたら目を疑ったw 鯉4-0公の9回2死から一挙5点w

3428798 journal
日記

uruyaの日記: アポイ岳登山 その1 2

日記 by uruya

[要旨]
先週チャリだったから今週は山行くよ!

[計画]
当初道北方面へ行く予定だったが、ここ1週間ほど気温がさがって一部地域では降雪などあったため、雪解けの進みに不安があり先送り。
アポイ岳はもう完全に夏山らしいし、1日散歩きっぷが使えて乗り継ぎもよい。

[行程]
0600 自宅発
ギリの時間に飛び起きてママチャリ出動。
それにしても、春先と晩秋はどうしても道南方面になる。こればかりは仕方ない。

1121 様似駅
3852M 小樽発新千歳空港行 快速エアポート62号 0648札幌→千歳0719
2726M 手稲発東室蘭行 普通 0726千歳→苫小牧0752
2252D 苫小牧発様似行 普通 0803苫小牧→様似1119
なぜか不明だが、異様な混み方であった。エアポートは若者主体で、たぶん乗車率80%くらい。東室蘭行はハイキング装備のジジババがわんさかで、やはりデッキからあふれるほど。日高本線は2両編成が静内までほぼ満席。この日、いったいどこで何が行われていたのだろう。謎だ。単に行楽シーズンに入ったから?
平日の方がすいてるんだから、動ける人は平日に動けばいいと思うのだが、なかなかそうもいかないのだろう。週末は1日散歩きっぷが使えるというのもある。JRは高齢者をターゲットに平日フリーきっぷを売り出してはどうか。

終点様似駅は無人駅。ローカル線の終端らしい、うらさびれた味わいのある駅。だだっぴろい駅前スペースにぽつんとバス待合所があり、そこからアポイ岳がよく見える。曇っているが、山頂は露出。天気予報は午後から晴れ。めずらしく的中し。このあとよい天気になった。
今回乗り継ぎがよすぎて昼食をとるポイントがない。適当に行動食を摂取するつもりだったが、様似駅併設の観光案内所でつぶめし弁当が売られているのを見つけて、待合所内で食すことにした。海草混ぜ込みご飯の上につぶが乗ったもの。可もなく不可もなく、かなあ。器がもう少し上等だったら印象も変わるとは思う。つぶはやわらかかったが、特有のクセが薄かったのは残念。これは好みのわかれるところだろう。

1146 アポイ岳ビジターセンター
JRバス 日勝線 様似営業所発岬小学校行 1135様似駅前→アポイ山荘1143
週末ダイヤで様似着の列車と接続するバスに乗車し、アポイ山麓のアポイ山荘で下車。だまって乗っていると、えりも岬に着く。週末観光客を運ぶバスだ。

1148 登山口
一帯はよく整備された公園やキャンプ場になっている。ビジターセンター裏の登山口から入山。
16時には下山する予定なので無理はないが、この時間から登りはじめる人はいない様子。下山者とはたくさんすれ違ったが、登る人とは追いつきも追い越されもしなかった。

1159 エゾオオサクラソウ
1233 フイリミヤマスミレ
アポイ岳は低山なのに高山植物が咲き乱れることで有名。登山道にはさまざまな花が雑草のように咲いている。気の向いたときに撮影しながら登っていく。
ただし当方、植物には一切興味がない。種類の見分けなどまったくできないので、「青いの」「白いの」「黄色いの」という認識。名前は帰ったあとに写真を見て同定した。あとで調べたら希少なヒダカソウという花も「白いの」の仲間で、季節もドンピシャだったようだ。見たかもしれないし、見てないかもしれない。

1243 5合目から見た山頂
ここまではスイスイ進み、5合目山小屋でいったん休憩。山頂はまだ遠く、標高のわりに高度があるように見える。それもそのはず、ここから先は厳しい登りが待っているのである。7.5合目馬の背まで急登が続き、しばし稜線歩きのあと、山頂まではまた急登。汗ダラダラ流して息を荒げて登っていったら、下ってくるおっさんから半笑いで「もう少しだよw」と声をかけられたw まあ登りはキツければゆっくり休み休み進めばいいしどうにでもなるのだが、問題は下りだ。急な登りがつらいのは確かだが、つらさよりも「帰りはこれ下るのかよ…」という思いが先にたつ。

1257 アポイアズマギク
1258 キジムシロ
様子のよい「白いの」と「黄色いの」を見つけたため、しばし足をとめて撮影。花を撮るのを名目にして一息ついたとも言う。

1308 馬の背
1309 吉田岳・ピンネシリ@馬の背
1314 ユキワリコザクラ
稜線上に出たところで休憩。山頂への道がくっきりと続いている。このあたりもお花畑になるようだが、あまり咲いていない。時期が違うのか、環境破壊のせいか。

つづく。

3313564 journal
書籍

uruyaの日記: 定山渓ツーリング

日記 by uruya

[要旨]
1か月も開いてのサイクリング。GW前半戦の予定が、後半戦暴風雨のためドライブ&低山登山を前倒し、流れてしまった。
満を持してのシーズン2発目だが、まだ体力的には様子見段階。定山渓まで行けば軽い坂越えもあり、トレーニングになるだろう。

[計画]
尿漏れパンツにゃ
ななな、何をおっしゃいますやら。人聞きの悪い。
これは新兵器です。パッド入りインナーショーツというやつです。100キロくらい普通に走るので尻は痛い、しかしクロス風情がレーパンはいてたらはずかしい、この葛藤がポチらせたアイテムです。最近徒歩5分の距離にサイクルベースあさひができたのに、送料を払ってポチってしまいました。今回はこれの使用試験も兼ねています。
「カリカリポチれにゃ」
「カシャカシャブンブンでもいいにゃ」
白装束から運動止められてるじゃないですか。いけません。

[行程]
1000 自宅発
今年も天候に悩まされそうな予感。前日は嵐と言っていいレベルの強風と、少量の雨。この日は晴れたが、強風は変わらず。北西の風最大9メートル。ルート的に風向きは追い風、向かい風、追い風、向かい風と変わるはず。最終盤の向かい風は厳しいぞー。

1023 水穂大橋定点観測・雪解け水で増水の5月
今シーズン2回目の定点観測。雪解け水で川が増水し、轟々と流れている。豊平川CRは全面開通済み。気持ちのよい天気ですなあ。…風さえなければ。
追い風に乗って速度を稼ぎたいところだが、すでに太ももにだるさを感じている。なぜだ…最近毎日3キロほどジョギングしているので疲労が蓄積しているのだろうか。太ももの筋肉はあまり使わないはずだし、前日は休んでいるので違うような気がする。単に筋力が不足しているだけだろう。
それでも追い風区間は30km/hほどでぐいぐい進む。しかし向かい風区間に入るとガクンとスピードが落ちる。だらっと続く登り基調に、ときおり急な坂がある路線なので、コンディションがよくても体力を削られる道なのだ。この足と強風向かい風では10km/hそこそこで走るのが限界。びゅんびゅんロードに抜かれていく。

1223 北海道警察職員互助会保養所 渓山荘
すでにかなりヘロヘロな状態で目的地着。
北海道警の互助会保養所。一般利用客はほとんどいない穴場中の穴場。だって尿漏れパンツパッド入りインナー脱ぐの恥ずかしいじゃないスか。なるべく人のいないところを選んだ。まあこの日に限っては、どこも空いていそうだったが。先週の暴風雨で道路が崩落して中山峠から先が通行止めになっており、その影響で定山渓周辺も交通量が少なかったのだ。週末はほとんど車の切れ目がない道なので、路側帯がなく幅員も狭い拡幅工事区間を通行するのにいつも苦労するのだが、この日は安全に走行できた。
一般の日帰りは500円。つい最近まで300円で利用できたのだが、値上げされている。利用者は氏名・勤め先・電話番号の記入が必須。職員互助会とはいえ、国家権力関係者に氏名や勤め先を知らせるのは抵抗ありますな。というか勤め先を記入する意図が不明。
無人だったので内湯を撮影。露天なし。ナトリウム-塩化物泉。加水・掛け流しかな?温度は熱めだが、やわらかくていい湯だ。少しでも疲れを抜くべく、ゆっくりとリラックス。休憩所があれば一眠りしたいところだったが、営利施設ではないので、さすがにそこまでのサービスはない。

1340 カラバト・カリー
温泉で思いのほか回復したので、今度はガソリン補給。人出が少ないことが予想されるので、定山渓のホテルで食べようかとも思ったが、上下ジャージ+背中にザックという服装なのでさすがに自重w
230号沿いは蕎麦屋も多いのだが、なぜかカレー屋も多い。それも個性的な店がそろっている。豊平峡温泉の本格ナンのインドカレーからはじまって、パキスタンカレーやスリランカカレー、スープカレーの店が点在。
この日は藤野のパキスタンカレー店、カラバトカリーで昼食。定山渓札幌間の、一番きつい坂の頂上あたりにある。といっても自転車乗りにしか伝わらないわな。
メニューは1種類のみ、カレーとサラダ、チャイのセット。普通盛り780円、中盛り+100円、大盛り+200円。普通盛りを注文した。
なんといってもカレーが異彩を放つ。主成分はホロホロになるまで煮込まれた鶏肉。骨まで煮込まれているらしく、小骨が混じっていたりする。ほかに野菜や、看板にうたっている薬膳スパイスなどをふんだんに使っていることが予想されるが、ここまで煮込んであるとすべて溶けきってしまい、判別できない。
辛さはほとんど感じないが、スパイスの風味はある。ご飯量は普通盛りで1合弱くらいか。ルーカレーよりもペース配分しにくいので注意。
サラダも特徴的で、酸味があるので漬物に近い味。キャベツ主体にキクラゲや春雨などが入り、箸休めというより単体料理としての量がある。
チャイは食後を見はからって提供。要するにスパイス入りミルクティーですな。
個性的といって、これほど個性的なカレーはそうそうない。好みはあるだろうが、札幌近郊に住んでいる人なら一度は食べてみる価値はある。
店の雰囲気はアジアンテイストで、これも好みしだいか。接客は非常に感じがよかった。

血糖値も上げたので、これ以上打つ手はない。意を決してラストの向かい風に挑む。…しかし…こ、これはキツい…www 思わず草が生えるほどキツい。人間ってあまりにも無茶な状況に合うと笑らけてくるのはなぜですかね。吹き曝しの豊平川CRでは時に突風が正面から吹きつけてきて、もう涙目。

1610 自宅着
ライトがガタついていたので、ちょっと整備してから帰宅。ビールを飲んでひと眠りしたあと、久々に石抱きの刑が執行される。
うっ…ここ数日寒気が来て寒かったとはいえ、春になってからは乗ってこなかったじゃないですか…なぜ足がつらいときに限って…
苦しむがいいにゃ

[まとめ]
走行ルート
走行距離 67.34km
走行時間 03h32m19s
累積標高 785m

食費 780
入浴費 500
その他 140

合計費用 \1,420-

[反省点]
・今回は行って帰ってきただけだなあ。もう少しイベントを盛り込みたい。
・筋力アップ急務。帰りにプロテイン買ってきた。
・最近のプロテインってうまいのなw 技術の進歩ってすばらしいw

[感想等]
尿漏れパンツパッド入りインナーはいても痛いものは痛いことがわかった。はかないよりマシ?かなぁ?気のせいかも。
・レーパンのローディは温泉とか入らないの?
・温泉で見かけたことないけど。

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uruyaの日記: ねじまき少女(上)(下) / パオロ・バチガルピ

日記 by uruya

ねじまき少女(上)(下) / パオロ・バチガルピ

石油が枯渇した世界。遺伝子操作がごく一般化され、その副作用として独自適応した生物や、恐ろしい疫病が蔓延。一次産業に大ダメージを受けた結果、未汚染の食料を握るカロリー企業が世界を牛耳っている。エネルギー源は主にゼンマイ。工場で生産されるゼンマイに、象を遺伝子操作した巨獣メゴドントを使役し、ジュールを溜めて使用する。また、日本では「ねじまき」と呼ばれる新人類が生産されている。これには何本もの腕を持つ労働用、屈強な肉体の軍事用、セックス用途など、さまざまなタイプが存在する。

海面上昇から首都を守る壁に囲まれたタイ王国。この国では種子バンクを保有して独自の食料自給を行い、カロリー企業からの輸入を絶っている。取り締まりを行うのは環境省の組織、白シャツ隊。隊長は、あらゆる脅迫や贈賄にも応じないことで国民的人気があり、「虎」の異名を持つ元ムエタイボクサー、ジェィディー。より柔軟な貿易を望んでいる通産省は、環境省と対立している。

新型ゼンマイ工場に赴任した西洋人アンダースンは、SMクラブで飼われている、日本人オーナーに捨てられた輸入未認可のねじまき、エミコと出会った。

─────

SF各賞を総ナメにして話題をさらった作品。ニューロマンサー以来、のキャッチコピーは伊達じゃない。この世界観はスゲェ。まず石油に代わるエネルギーがゼンマイですよ。それか。それを選ぶか。世界に食糧危機をもたらした「瘤病」「ニッポン・ジーン・ハック・ゾウムシ」とか、量子力学を地で行く進化動物チェシャ猫とか、いちいちセンスオブワンダーをくすぐってくる。いやーこれはおもしろい。世界観を前提にして語る方式で、説明的な記述はほとんどないので読み取る労力は必要になるが、逆に読み解く過程を楽しむ感じ。

物語の軸は、架空タイ王国の環境省と通産省(カロリー企業)の対立。ジェィディーと部下のカニヤがストーリー中で大きな役割を果たす。その二名と本作のトリックスター、ねじまき少女エミコがキーマン。
ねじまきの設定も見所のひとつ。セックスおよび秘書役の目的で製造された遺伝子操作人間で、主人への服従を強く欲求する本能を持つ。身体能力は旧人類をはるかに凌駕し、あらゆる疫病に耐性があるが、すべすべした肌になるよう設計されているため汗腺の数が少なく、はげしい運動をするとオーバーヒートして死んでしまう。外見は旧人類と変わらないものの、特徴的なぎくしゃくとした動作で、ひと目でねじまきと判別できる。さらにその性質上、セックスの相手としては極上の性能である。

舞台のイメージは映画版ブレードランナーに近い。アジア的混沌と、滅亡一歩手前な閉塞感が全体を覆っている。世紀末感ただよう退廃的世界のなか、セックス玩具として飼われているエミコは、新人類だけが暮らすという村へ思いを馳せる。新たな主人を求める本能はアンダースンをその候補とし、アンダースンもエミコの肉体の魅力に溺れていく。一方、アンダースンの工場には中国系難民のマネージャー、ホク・センという老人がおり、マレーシア暴動で失ったかつての地位と名誉を取り戻そうと、野心を膨らませている。そんな中、ジェイディーの身に、ある事件がふりかかる…

ストーリーは、下巻から大きな展開を見せて暴風のようにラストへ一気に流れ込む。それはそれでおもしろい。だが、あえて言うけど、本作の魅力はストーリーよりも世界の方である。
こういう楽しみ方は、文学の形式は様々ながら、SFに特徴的なものではないかしらん。そういう意味で、とてもSFらしいSFだと思った。

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uruyaの日記: 怪 vol.0035

日記 by uruya

怪 vol.0035

文明怪化奇談 / 荒俣宏
第三回 カーマンセラ嬢
第五回内国勧業博覧会「不思議館」の演目は、パリー万博「電気光学宮」で好評を博した、舞踏家ロイ・フラー考案のダンス。踊るのはロイ・フラーに私淑したアメリカ人女優、カーマンセラ嬢である。千秋楽の興行では、さらにもうひとつ仕掛けをほどこし、エックス線による人体透視を組み合わせた実験的舞台を披露することになっている。
だが、エックス線が人体に与える影響に関しては、まだ不明な点が多い。つい先日も、透視マジックを行っていたジャスティンが手をケロイド状にやけどしたばかりである。カーマンセラ嬢と恋仲でもあるジャスティンは、今回の興行に強く反対していた。
その日、見物にやってきたのは、島津製作所の二代目経営者島津源蔵。そして、鹿島清兵衛。浪費癖のため酒問屋を放逐された趣味人で、写真家だ。

虚実妖怪百物語 / 京極夏彦
第四回
黒史郎が幽編集部に入って行くと、怪談作家たちが相談している。ここ最近、怪談の採話ができないという。以前に怪異の取材をした人であっても、再取材や掲載確
認を行うと、そんなことはなかった、すべて理屈のつくことだった、と否定するのだ。それが、どんなに無理な解釈であっても。
怪編集部では、ある古書店でみつかった妖怪絵巻の鑑定をするため、民俗学者小松和彦を紹介することになっていた。バタバタして先延ばしになっていたのだが、榎木津平太郎が案内役を仰せつかり、小松とともに古書店を訪ねる。ところが妖怪絵巻からは、文字だけを残し、妖怪の絵だけがきれいに消えていた。

過ぎ去りし王国の城 / 宮部みゆき
第一回
まったくめだたない、どちらかといえばボッチの中学三年生、尾垣真。通常なら高校受験の追い込み時期だが、これまためだたない高校への推薦入学が決まってしまい、家業のカレーショップを手伝ったりしながらボンクラな日常を過ごしている。
ある日、ひょんなことから真が手に入れた、城の絵。緻密なデッサンで描かれたその絵は、夜になると「絵の向こう側」が現実のように動き出す。ふと思いついた真は、絵のなかに人間の姿を書き足して指を重ねてみると、意識が吸い込まれるように絵の中に移ることを知った。だがしかし、完全な人間として絵の中に入るには、完全な人間をそこに描かなければならない。さもなくば関節が十分に動かなかったりなどの支障が出る。彼の絵の才能ではかなりハードルが高い。
そこで考えたのは、城田珠美のことである。学年きっての変わり者で、ハブられている女生徒だが、絵の才能はかなりのもの。考えてみれば、この絵のタッチは、彼女が描いたものかもしれない。なんとか接触をもとうとストーキングをはじめた真は、ある公園でスケッチをはじめた珠美に、ついに話しかけた。

上野ブラディメアリ / 恩田陸
シリーズ「失われた地図」 第三回
鮎観、遼平、浩平と、裂け目を予想する役目の小柄な男で風雅一族の重鎮「煙草屋」の四人は、花見をしていた。

つくもがみ遊んでください / 畠中恵
第一回
損料屋出雲屋には、器物年経りて人語を話すようになったつくもがみがたくさんいる。それを知っているのは主人夫婦と、もう一グループ。子供たちだ。出雲屋の十夜、小物問屋すおう屋の市助、料理屋鶴屋のこゆり、三人のおさななじみ。もとはといえば、子供らが道具を乱暴に扱ったことが原因。道具に興味をもつのは子供らしさ、そして不用意に扱うのも、また子供らしさである。ぞんざいな扱いに耐えかねたつくもがみたちは、ふだん人間がいるところでは話をしたりしないのに、つい言葉を発してしまったのだ。
ところが最近、子供が大嫌いなつくもがみが出雲屋に加わった。双六のそう六だ。双六という道具の性質上、いつ子供らに破られるかとひやひやしていたそう六は、つくもがみとして成立して以来、子供を憎むことはなはだしい。そう六は十夜たちに、二度と器物で遊ばないよう、双六勝負を仕掛けた。

もどき開口 -木島日記 完結編- / 大塚英志
第十回
瀬条機関の大脳クラウドは木島たちにメッセージを伝える。
木島となった春洋は、美蘭と交わりながら生と死を仕分けする。
肉体をほぼ復活させた大杉だが、足萎えはこのままであるようだ。

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今号から新連載が2本。掲載順が作家の格順のような気がするのは気のせいですかそうですか。

『文明怪化奇談』
放射線障害を扱うとは、ホットですな。

『虚実妖怪百物語』
まだ異変を羅列している段階。この展開スピードだと大長編になりそうだが。楽屋落ち小説なのに。

『過ぎ去りし王国の城』
宮部のファンタジーはすべて未読だが、軒並み評判よろしくない。ショタ趣味が強すぎるという意見も。自分の目で確かめる機会が来た。

『上野ブラディメアリ』
導入部のみ。原稿落としてたりしてな。

『つくもがみ遊んでください』
『つくもがみ貸します』の続編。主人夫婦!しかも子供が!…このあたり、どういう展開だったんだろうか。

『もどき開口』
どこからが幻覚かと考える自体無駄だと思いつつも、やはり読みにくい。毎度ながら。

3216500 journal
書籍

uruyaの日記: かわいい女 / レイモンド・チャンドラー

日記 by uruya

かわいい女 / レイモンド・チャンドラー

マーロウの事務所を訪ねてきた若い女は、失踪した兄を探してほしいと依頼する。
山出し然とした女の、眼鏡の奥にある美しさと、何かを隠しているらしき様子に興味をひかれたマーロウは、二十ドルでその仕事を請け負うことにした。
調査をはじめたマーロウだが、その線上に浮かび上がってきた関係者が、つぎつぎと殺されていく。アイスピックで正確に延髄を貫く手口は、カリフォルニアのギャング泣き虫モイヤーが使うものだった。また、殺害現場で何かを探そうとしていた形跡を認めたマーロウは、ネガフィルムを発見する。そこには、事務所に来たときとは別人のような美しさを見せる依頼者の女と、ひとりの男が食事をしている場面が写されていた。女は、ハリウッドで売出し中の新人女優であった。

─────

ハリウッドが舞台のドロドロ劇。セックス、ドラッグ、ロックンロールですよ。いやロックンロール関係ない。あと家族の断絶もテーマ。

田舎から出てきてハリウッド女優をめざす女が、華やかな世界の裏にあるごたごたに巻き込まれていく姿が背景にある。直接的には描かれないが、調査から徐々に浮き上がっていく。マーロウのヘタレっぷりがちょっとおもしろい。脅されるとちびっちゃう(比喩)し、簡単にわなにかかる。タフネスヒーローではなく、非常に人間くさい。

幕引きにも人間味がある。非情にみえて実は情のある男だ。さもなくばデッド、ジェイル、オアロックンロールですよ。いやロックンロール関係ない。「強くなければ生きていけない、優しくなければ生きていく資格がない」のコピーはマーロウだっけな。

このモチーフの選び方は、ハリウッドの映画業界でも活躍したチャンドラーらしい。ミステリ的に言えば、利害関係が錯綜していて多少わかりにくい部分があるが、真相とそれに至るプロセスは読み応えがあった。

3021166 journal
日記

uruyaの日記: 恵山登山&五稜郭桜見物 その4 3

日記 by uruya

1045 谷地頭温泉
高温湯で有名な市営温泉施設。基本銭湯なので石鹸シャンプー類はなし。用意していくか、現地で買う必要あり。ナトリウム-塩化物泉。源泉高温のため加水。鉄分を多く含むので赤くにごった湯。
じじばばの楽園である。市営施設なので市民には何かしらの恩恵があるのかも。あとアーティスティックな背中をお持ちの方もちらほら。駐車場が満杯なのでどれだけ混んでるだろうと思ったが、浴場がだだっぴろかったのでまったく問題なかった。へたなスーパー銭湯より広い。露天もある。
高温湯45度、中温湯43度。露天44度、低温ジャグジー41度の表示。ひととおり入浴したあと、噂の高温湯にチャレンジ。…ハンパなく熱いってw 絶対45度なんて温度じゃないぞ、50度くらいある。足を入れただけで5秒と我慢できずに敗退。煮えるw 煮えあがるw あやうく変な声あげるところだった。熱湯コマーシャルじゃないんだからw 平気な顔で胸まで漬かってる人いたけど、よく入れるなあ。ものの数秒で足が赤くなって痛みを感じたからね。通常人に入れる温度ではない。

1139 立待岬
谷地頭温泉から近いので立待岬に寄って見る。絶景の断崖絶壁。近くで見るとフナムシがいるに違いない。そして、岩場といえばどこにでも湧いてくるのが釣り人という人種。岬反対側の岩礁には釣り客がいて、磯釣りに興じていた。船で送り迎えしてもらうのだろう。

1218 五稜郭タワー
市街を避けつつ五稜郭まで移動。函館は久しぶりなので微妙に道を間違い、いちばん入ってはいけない混雑道路に入りこんでしまった。
1600本の桜が植わっていて、毎年見事な景観となる五稜郭だが、見てのとおりめっちゃつぼみw 1輪も咲いてねえよw 来る途中のラジオで東北まで咲いたという話をしていたので、わかってはいたけど。
五稜郭のソメイヨシノは、毎年ちょうどGWに咲く。バーベキューやジンギスカンに興じる地元花見客と観光客が入り混じってカオスな状況になり、たいへん愉快なのだが、今冬の寒波と雪解けのおくれで影響が出てしまった。
それでも観光客はかなり多い。人ごみにまぎれつつ五稜郭内を突っ切り、数年前に復元された箱館奉行所の前を通って裏門からOUT。昼食ポイントの店に向かう。
ちなみに、お高い観光駐車場はほぼ満車状態だったが、五稜郭の駐車場事情にはちょっとした裏技がある。有料駐車場なのだが実は…ゴニョゴニョ。もちろん書かない。

1229 なかみち食堂
函館には大盛りメニューを提供する店がいくつかある。その中でも御三家といえるのが、たつみ食堂、みなと食堂、なかみち食堂の三店だ。たつみ食堂は地元の評判が芳しくなく未訪。みなと食堂は既訪、店主の高齢を考慮すると今のうちに行っておきたい店。しかし若干不便な位置にある。そしてなかみち食堂。ここはかつての自分のホームグラウンドだった。
麺類以外の主なメニューはひととおり制覇している。数年に1回来れるかどうかとなった今では、だいたいオムライスとカツ丼の2択になっている。今回はオムライスを注文してみた。驚くべきは値段。最後に食べたのが3年前だが、お値段変わらず650円。あいかわらず安い金額で腹がはちきれるほどの量を食べさせてくれる。このコストパフォーマンスのよさは、いくつか大盛り店を食べ歩いてみた中でも屈指のものだ。
量は米2合弱ほどか。大盛りメニューの常として、写真ではなかなか伝わらないが、この皿微妙に深さ方向のカーブがあって、見た目標高よりも若干高い。特筆すべきは福神漬けの量だろう。無駄に多いのだ。真の大盛り店のサービス精神は、こういうサイドの部分にあらわれる。ちなみにこの店、水ですら大きなグラスになみなみついで持ってくる。
味は特別うまいというわけではないが、このコストパフォーマンスの前には、そんなことは問題ではなくなってしまう。店のある限り、通いたい店だ。

以下余談。
小さい子供含む5名家族が、定食2つ丼3つをオーダー。量を知らないんだろうなとは思っていたが、あとから丼ひとつを小盛りでと注文しなおし。たぶん居合わせた全員「全部小盛りにしたほうが…」と突っ込みたかったに違いない。配膳されたあと、予想通り目が点になっていた。「うち量が多いけど大丈夫?」などと言わないところがまた、この店らしい。これがうちの普通、ということだ。
見た目は場末っぽい雰囲気の定食屋なので、こういう事故はまま起こる。過去にも見たことがある。

1313 四稜郭
五稜郭に立ち寄ったからには四稜郭にも行かねばなるまい。函館市郊外にある史跡。ほぼ無名だが、トリビア的に紹介されることもある。
五稜郭は要塞だが、四稜郭は砲塁だ。箱館戦争の最終局面、わずか数日で作り上げた防衛拠点。土塁の四隅が砲台になっている。維新騒乱に思いを馳せる以外に見るべき施設はない。歴史好きにしかお勧めできない史跡。

これにて今回の旅は完了。
帰りのルートは渋滞覚悟で小細工せず、5号→230号の最短ルート。多少遅れても問題ないし、行きと同じルートを通るのは微妙にいやなので。

1900 自宅着
予想通り混雑。ところどころ制限速度走行車が先頭になった大名行列ができている。ルスツあたりで完全に車が詰まりだし、石山を過ぎたころから渋滞と呼べる速度まで落ちる。それでも都内で毎日発生している渋滞よりぜんぜんマシ。あれの10倍は進む。
あんまり暇なので「藻岩山が見えてきた♪俺の家も近い♪」とか歌っていた。頭の弱い子である。

あ、またふてくされてらっしゃる。
…(白い目)
そ、その目は…われわれの業界ではご褒美です。

[まとめ]
GPSトラック
移動ルート

沿面距離 8.809km
累積標高 485m
所要時間 02:35:30
行動時間 01:56:25

走行距離 722.7km

交通費 ガソリン代(推定45リッター)
宿泊費 1050
入浴費 500+420
食費 950+500+650
酒代 320+320
その他 98*5+138+250+300+280+300

合計費用 \6,468- +ガソリン代(推定6500)

[反省点]
・事前情報は大事。特に泊地はかならず確認すべき。
・車内でいかめしは食べない方がよろしい。車内がイカ臭くてたまらない。

[感想等]
・風邪ひいたw
・5/1,2 遊びで風邪ひいて休むわけにいかず、襲い来る悪寒と戦いながら仕事。
・5/3,4 がっつり寝込むも、天候大荒れのため惜しくはない。
・5/5 体調復活。午後から天候も復活。寝込んでいる間の体力回復のため軽くジョグ。 ←いまここ
・5/6 晴れ予報も強風。峠越えで控えていたタイヤ交換と、とっくに1万キロ越えているのでオイル交換をDIY。
・というわけで今年のGWはグダグダでした(過去形)。

3010859 journal
日記

uruyaの日記: 恵山登山&五稜郭桜見物 その3

日記 by uruya

0630 登山口
恵山側登山口、賽の河原駐車場。すごく…逆光です…
たかだか600メートルちょいの低山だが、ものものしい、火山らしい山容。標高は高くないのに、一帯に樹木はない。火山活動の影響だろう。
普段なら森林限界を抜けると熊鈴をつけないのだが、人の気配がまったくないので、念のためつけていくことにした。

0656 恵山取り付き
実は、満足に準備ができなかったせいで最大のミスを犯している。地図を持ってきていないのだ。ありえねえw 地図も持たずに山に入るなんてありえねえw
まいっか、たぶん案内が手厚いだろ、と甘く見て入山。予想通り案内看板が随所に立っていて迷うことはなかったが、コースどりが非効率になった。恵山に取り付く前に岬展望台に立ち寄るべきだった。

0728 つつじ群落
山頂近くのなだらかな岩場、矮生化したつつじ(たぶん。葉っぱがつつじっぽかった)の群落。恵山はつつじの名所で、5月下旬には山腹一面に咲き乱れるという。

0732 大権現神社
大権現神社に到着。山頂のちょっと先にある神社。山頂標識を見落としたため、この時点ではここが山頂だと思っている。
ここまで休憩込み60分、休憩抜き45分。今回からストップウォッチで行動時間を計測しているが、意外に休憩時間が多い。靴を履き替えてないのに気づいて一度戻ったりしたからだ。あと写真休憩もある。

0734 恵山集落@大権現神社
0745 コーヒーブレイク
周囲の景色をながめつつ、コーヒーで一服。これこれ、これがやりたかったんですよ。昨年からの念願。ストーブを背負って登ってくる価値のある一杯。しかし、ひと月もたてば山頂は虫だらけでコーヒーどころではなくなるかも。
無人なのをいいことに、神前ながら失礼してヒートテックを脱ぐ。テラ開放感。露出属性の人の気持ちもわかる。

0759 山頂標識
下りに入るとすぐに山頂標識を発見。標識横の岩の先端が最高点。ここが本物の山頂だったんだ…どうりで神社付近に標識ないわな。

0833 岬展望台
恵山を下りて海岸側の丘を登り返し、岬展望台へ。恵山岬を一望。

0853 火口1
0858 火口2
火口を臨むコースに入って見学。見事な爆裂火口。山の半分が抉り取られたような形状をしている。

0904 荒野を走る砂防ダムの列
火口から流れる砂礫をせきとめるため、砂防ダムが何重にもめぐらされている。この一帯は、この他にもさまざまな砂防ダムが多数設置されていて、石切場のような景色になっている。
今回まわった地点のほかにもうひとつ、恵山展望台というのがあるはずだが、なにせ地図がないもので道がよくわからなかった。わからない場所には入らないのが鉄則。あきらめて下山する。

0912 下山
休憩込み2時間40分。休憩抜き2時間。登山客はほかに2名だけ。あと観光客が2組。たぶんあの服装で山頂へは行かないだろう。最低限運動靴さえはいてたら問題なく行けるくらい整備されているけど。
下山後は函館へ向かう。途中、道の駅なとわ・えさんを再訪しソフトクリームを消化。何味か聞かれたので反射的にバニラと答えたが、そのあとで昆布味というキワモノがあるのに気づいた。うわーこれ食いたかったw 失敗したw
また、その前に恵山岬恵山側終点にも行ってみたのだが、本当になにもなかったので特に書くこともない。函館バスの車両が1台停まっていたのが謎といえば謎だ。乗用車のすれ違いができるかできないかの狭い道にバスが走っているのは想像できない。このあたりも内地的。日本一運転がうまいのは京都鎌倉みたいな古い都市の路線バス運転手だと思っていたが、函館バスの運転手もひけをとらないかもしれない。

つづく。

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クラックを法規制強化で止められると思ってる奴は頭がおかしい -- あるアレゲ人

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