usagitoの日記: 続編映画ベストテン
日記 by
usagito
続編映画ベストテンへの応募。
- エスケープ・フロム・L.A.(1996)……くだらない進歩はくだらない。本質はいつも本質。リメイクでも続編でもどうでもいい。見ると毎回、人間としての反省を迫られる気がする。人類が後世に残すべき最高の映画の一本。
- ゴジラ対へドラ(1971)……第一作(1954)の、唯一の正統な続編。クライマックス、ヘドラ宇宙生物説が否定される展開には背筋が寒くなった。浅草東宝のオールナイトで見た映画のなかでも最も思い出深い一本。
- ガメラ3 邪神覚醒(1999)……決して全肯定できないが、あえて全肯定したい一本。劇場で10回見た。怪獣の出てくる映画に止めを差した。いま奈良に住んでいる原因にはなっていない。
- 機動警察パトレイバー2 the movie(1993)……マイ定義では「“都市”についての潜在的な疑問や不安をビジュアル化したもの」が怪獣映画なので、これは完全に怪獣映画である。未だに実写にしてもらいたいと思っている。
- ダークナイト(2008)……アメリカ人がこの映画のどこをそんなに気に入ったのかまったく理解できないが、大ヒットはめでたい。子細に見ると編集は荒いが、これらの場面がフィルムに定着されたこと自体が大きな価値を持つ映画。『ブルーサンダー』『プロジェクトA』のたぐい。
- スター・ウォーズ 帝国の逆襲(1980)……フィル・ティペットの神業、スノーウォーカーの歩きが心の奥底に刻まれている。ストーリーはハン・ソロ奪回まで入れるべきだったと橋本治が言っていたが、そう思う。いま見ると小惑星帯の場面は全然いらない。
- うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984)……映画って、人間が作っていて、こんなこともしていいんだ!とショックを受けた。モブシーンの遊びは、いま見ると涙が出るだろう。
- ルパン三世 カリオストロの城(1979)……007に匹敵する日本映画の宝にして宮崎駿の最高傑作。『パンダコパンダ 雨ふりサーカス』と迷った。
- ファイナル・デッドコースター(2006)……親切きわまりない演出。“死亡”の演出も絶対確実で曖昧さゼロ。くだらなさ最高、なのに最後まで目が離せない。
- 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(1988)……これぞ劇場アニメという、作画と音楽の満足感はすばらしい。クライマックス、隕石を落とさせないためには押し戻すのでなく速度を上げるべきだった。考証ミスがあまりにも惜しい。
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