y_tambeの日記: セキュリティホールmemo
日記 by
y_tambe
http://www.st.ryukoku.ac.jp/~kjm/security/memo/2008/10.html#20081001__Brisbane
バックグラウンドの違いで、僕には割と当たり前に感じることしか書いてないので、却って「何が判らないのか」が判らない……
バックグラウンドの違いで、僕には割と当たり前に感じることしか書いてないので、却って「何が判らないのか」が判らない……
- その時期に次シーズンの予測と、それに基づいてワクチン株の選定が行われるのは毎年恒例のことで、昨シーズン(2007/2008:2007冬〜2008春)と次シーズン(2008/2009)の流行予測株が異なれば、ワクチンの種類は当然変わる。
- 基本的に現在のインフルエンザの流行は、A/H1N1とA/H3N2、Bのいずれかなので、日本ではインフルエンザワクチンはこの3つについて、それぞれ1株ずつか、せいぜいでもどれか一つを重複させる程度で行う。たくさん混ぜれば何にでも効きそうに思うかもしれないが、逆にどれにも効かなくなるので最低限にする必要がある。
- 「A/Brisbane/10/2007 と A/Uruguay/716/2007の違い」ってのは、単純に言うと、そもそも分離された場所の異なるウイルス株だという違い。ただこの二つは、検出されたコンピュータウイルスのうち、同じパターンファイルで対処できる(≒同じ抗体で中和できる)、いわゆる「ごく近い亜種同士」というのに例えると判りやすいかな? 完全に一致するとは限らないんだけど、同じグループとして報告されるようなものとか。これが流行していくうちに変異が積み重なっていき、違いが大きくなって、元のパターンファイルで対処できなくなったりすると「小変異による新型発生」ということで蔓延する。これに対して、H5N1なんかがいきなりヒトに現れるのは「大変異による新型発生」で、いきなりゼロデイ利用して爆発的に増えるのが出現するようなもの、とでもいったところか。
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