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yasuokaの日記: Frank Edgar McGurrinではなくFrank Edward McGurrin

日記 by yasuoka
アメリカの特許をつらつらと眺めていたところ、Salt Lake CityのFrank Edward McGurrinなる人物が1906年11月6日に取得したUnited States Patent No.835311を見つけた。…しまった、これまでの日記(これとかこれ)でさんざん「Frank Edgar McGurrin」と書いてきたのだが、どうやら「Frank Edward McGurrin」が正しいようだ。
実は「Frank E. McGurrin」のミドルネームをEdgarとした記事は、Oakland Tribuneの1927年5月8日号(p.S-3, l.4)に載った『Miss Walters' Betrothal Is Told at Tea』だけしか見つかっておらず、他の新聞記事では私の知る限り「Frank E. McGurrin」か「F. E. McGurrin」となっている。これに対し、U. S. Patent No.835311では、「F. E. McGurrin」のサインと共に、発明者として「FRANK EDWARD McGURRIN」の名が記されている。さらに、他の特許を探してみたところ、U. S. Patent No.779960U. S. Patent No.704359に同様の特許が見つかった。実際「Frank E. McGurrin」は、1901年3月26日にSalt Lake CityでDomestic Garbage Burner Companyを設立しており(The Salt Lake Heraldの1901年3月27日号(p.5, l.4)の記事『To Carbonize Garbage』を参照)、それとこれらの特許内容は矛盾しない。
したがって、「Frank E. McGurrin」のミドルネームをEdgarとした新聞記事(および私の日記)は誤報であり、彼のミドルネームはEdwardだとするのが正しいようだ。ただ、現時点ではEdgarもEdwardも単一の出典しか発見されてないので、もう少しウラを取りたい。うーん、どうすればいいだろう…。
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