「新常用漢字表(仮称)」に関する試案をチェックしていたところ、「併(倂)」のカッコ書きの「倂」の字体が妙なことに気づいた。常用漢字表の「併(倂)」では、「倂」の真ん中の横画は横一なのだが、新常用漢字表(仮称)試案の「倂」ではハネ上がっているのだ。Adobe-Japan1風に言えば、常用漢字表はCID=20299で、新常用漢字表(仮称)試案はCID=13383だ。

ちなみに、JIS X 0213の1-14-28は、常用漢字表と同じCID=20299を例示していて、しかも包摂規準の適用外なので、微妙に困ったことになる気がする。なぜ、こんな「併(倂)」のカッコ書きの字体を、常用漢字表ともJIS X 0213とも違う字体に変更してるんだろう？