yasuokaの日記: 任天堂社長の考えるQWERTY配列 4
日記 by
yasuoka
『キーボード配列QWERTYの謎』(NTT出版、2008年3月)の読者から、岩田聡のこのインタビューを読んでほしい、と連絡があった。
そもそも、キーボードのアルファベットの配列は、左上からQ、W、E、R、T、Yと並んでいるので「QWERTY(クワーティ)配列」と呼ばれてますけど、これは昔の手動式タイプライターが、レバー状の活字をポーンと押し出してタイプする構造でしたので、たくさんのレバーが絡まないようにするためにあえて速く打てないようにつくられた配列だと言われているんです。
そう「言われている」のを本気で信じているのなら、そんな製品を売るなよ。と、以前、ブラザー工業の時もコメントしたのだが…。今回、任天堂は、社長みずからがこのガセネタを広めたい、ということなのだろう。まあ、社長が『キーボード配列QWERTYの謎』のまえがきすら読んでないのはともかくとして、任天堂という会社は、インタビュイーの3人も含め、このガセネタを誰一人として指摘できない体質の会社なのだろうか。
たぶん世間的には (スコア:1)
QWERTY配列なんて知らないか気にして無くて。
あのネタの真贋なんてもっと気にして無くて。
任天堂関係者とかインタビュアーさんは「任天堂社長」のうんちくに感心するポーズを示しているだけじゃないすか。
あの話はなんとなくトリビアっぽくて「へーっ」と言ってしまいたくなりますし。
「任天堂社長」自身がインタビュアー (スコア:1)
でも、私(安岡孝一)から見ると、「任天堂社長」のこの文章は、他社(この場合はE. Remington & Sons社)の技術者や製品に対する「不当な揶揄」にしか見えないんですよね。まあ、このインタビュー自体、自社(この場合は任天堂)の技術者や製品を宣伝するためのものですから、それでいいのかもしれませんけど。
Re:「任天堂社長」自身がインタビュアー (スコア:1)
「自分とこが一番」と宣伝しまくるくらいじゃないと社長じゃないのかもしれませんね。
ちゃんと事情が分かってコントロールできる側近さんがいれば大丈夫だと思いますけど。
#居るのかな、居ないのかな・・・